PS5には「ダストキャッチャー」が設けられています。ダストキャッチャーにはホコリがたまるので、定期的に掃除する必要があります。
この記事では、ダストキャッチャーがPS5のどこに設置されているのか?どうやってホコリを掃除するのか?について、詳しくご紹介していきます。
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「ダストキャッチャー」とは
ダストキャッチャーとは、PS5内部のホコリを意図的にためるパーツのこと。
PS5は、空気を使って内部の熱を冷やそうとします。そのため、空気を吸ったときに、一緒にホコリも吸い込んでしまいます。このホコリをあえて溜めておくのがダストキャッチャーです。
溜まったホコリは掃除機で吸うことで、内部のホコリを取り除くことができます。
PlayStation Japan公式の解説動画でもダストキャッチャーについて触れているので、興味のある方はそちらもご参考にしてください。
※ダストキャッチャーの説明は動画の1分10秒あたり
掃除する必要性と頻度
PS5内部に溜まったホコリを放置すると、異音が鳴ったり、CPUやGPUを冷却する機能が低下したり、最悪の場合、故障の原因になります。
精密機器にとってホコリは大敵です。定期的に掃除機でホコリを吸い取りましょう。
掃除する頻度はユーザーの環境によっても異なります。
筆者のPS5は、ほぼ毎日 掃除機をかけた部屋で、週3日だけPS5を稼働していました。その環境でダストキャッチャーを掃除機で吸ったところ、半年で少しホコリがたまっていたのが分かります(上写真)。
最低でも、年に一度、年末の大掃除のときに、ダストキャッチャーを掃除機で吸うと良いかもしれません。
掃除の準備
掃除する前に、以下の準備を済ませましょう。
- 本体の電源を切る(スリープはNG)
- 電源プラグをすべて抜く
- ベースを取り外す(付けてる場合)
- PS5の熱が冷めるまで待つ
- やわらかい布を用意
本体の電源は切り、コード類はすべて抜いておきましょう。本体を支えるベースを取りつけている方は、取り外しておきます。
やわらかい布は、PS5本体を置くとき、本体を傷つけないために使用します。
念のため、身の回りの金属に触れて体の静電気を取り除いてください。
掃除の仕方
ダストキャッチャーは、PS5のカバーを外したところにあります。
まずは、PS5のカバーを外しましょう。
カバーを外すには、PlayStation Family Markが上に、電源ボタンが奥向きになるように置きます。
上カバーの左下をつかんで、少し引き上げながら右方向に軽くスライドさせて取り外します。
※はじめて本体からカバーを取り外すときは、かなり硬めです。力を入れすぎないように注意。
詳しくは『PS5本体カバーを外して交換する方法と注意点』でも解説しています。うまく外せない方は、こちらの記事もご参考にしてください。
これで、カバーが外れました。
次に、掃除機の先(吸引ノズル)をダストキャッチャーにあて、内部のホコリを吸引します。
ダストキャッチャーは2ヵ所あるので、それぞれ、掃除機で吸います。
ついでに、冷却ファンについたホコリも掃除機で吸ったり、布で拭き取ると良いでしょう。
カバーの内側もホコリが付いているので、これも布で拭き取りましょう。
以上で、PS5内部のホコリを綺麗に掃除できました。
さいごに、カバーを元に戻して掃除完了です。
まとめ
PS5には「ダストキャッチャー」が設けられています。
ダストキャッチャーは、内部のホコリを意図的に溜めています。PS5のカバーを外すとすぐに見えるので、定期的に掃除機で吸って、内部のホコリを取り除きましょう。
ついでに、ウエットタオルなどで冷却ファンやカバーの内側も拭いておくと良いでしょう。
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