2024.11.22 更新:PS5 Pro の加入料金を追加
新品で購入した PS5 / PS5 Pro には、「メーカー保証」が付いてきます。
メーカー保証は購入日から 1 年間となっていますが、「PlayStation 延長保証サービス」に加入することで保証期間がさらに 2 年間 延長され、合計で 3 年間の保証を受けられます。
この記事では、PlayStation 延長保証サービスの概要から必要性、申し込み方法を詳しく解説しています。「延長保証に加入するべきか」「どうやって加入するのか」と疑問に思っている人はぜひご参考にしてください。
※PlayStation5 Pro の延長保証サービスは 2024年11月22日 に開始されました。
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延長保証とは
サービス名 | PlayStation 延長保証サービス |
対象製品 | PS5(CFI-1000シリーズ / CFI-1100シリーズ / CFI-1200シリーズ) PS5(CFI-2000シリーズ) PS4(CUH-2200シリーズ) |
申込期限 | 本体の購入日から1年間 (翌年の前日まで) |
保証期間 | 1 年目のメーカー保証期間終了から 2 年間 |
サービス利用の上限 | 延長中に以下のいずれかを行った場合 ・修理を 2 回おこなった ・機器本体の交換をおこなった |
提供価格 | PS5 Pro:5,000円(税込) PS5:4,400円(税込) PS4:3,300円(税込) |
延長保証は SIE が提供する保証サービスで、1 年間のメーカー保証が 3 年間に延びます。延長保証の料金は新型 PS5 が 4,400 円(税込)、PS5 Pro が 5,000 円で、加入期限は PS5 の購入から 1 年間。延長保証期間内に自然故障した場合、対象製品を無料で修理または交換対応してくれます。
通常保証との違い
新品で購入した PS5 には、購入した日から 1 年間の「メーカー保証(通常保証)」が付いています。
延長保証は、このメーカー保証をさらに 2 年間 延長する有料のサービス。1 年間のメーカー保証が、3 年間まで延長される、ということになります。
通常保証との違いは、延長保証には修理の回数に制限があること。
「通常保証(購入日から 1 年以内)」は、正常な使用状態での故障に限り、何度でも保証期間内の修理として対応してくれます。「延長保証」は、延長中(購入日から 1 年目以降)に、修理を 2 回 行なった場合や PS5 本体の交換を行なった場合は、その時点で保証が切れます。
こういったサービス利用の上限があるものの、3 年間でそう何度も故障することはないので特に気にしなくて大丈夫です。
保証内容と料金
延長保証に加入すると、SIE が定めるアフターサービス規定に基づく正常な使用状態での故障に限り、対象製品を無料で修理または交換対応してくれます。
新型 PS5(CFI-2000シリーズ)で延長保証の対象になる製品は次の 6 点。
- PS5 本体
- DualSense ワイヤレスコントローラー
- 横置き用フット
- 電源コード
- HDMIケーブル
- USBケーブル
- ディスクドライブ(CFI-2000A同梱品のみ)
PS5 本体とその付属品が保証対象となります。
単品購入した DualSense や、「PlayStation Portal」「PULSE Explore」といった周辺機器は保証の対象外となります。
PS5 の延長保証サービスの料金は、新型 PS5 が 4,400 円(税込)、PS5 Pro が 5,000 円です。
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加入できる期限
PS5 の延長保証に加入できる期限は、本体の購入日から 1 年以内です。1 年を過ぎると加入できなくなり、それ以降は全額自己負担で修理をすることになります。
なお、1 年間とは翌年の前日までとしているので、終了 間際の申し込みには注意が必要です。たとえば、2023年11月10日に新型 PS5 を購入した場合、延長期間の申込期限は2024年11月9日になります。
延長保証は必要か?
筆者の経験からすると、1 日に平均で 2 時間以上プレイするようなヘビーゲーマーであれば、延長保証への加入は必須だと思います。頻繁に使用していると、3 年以内にコントローラーもしくは PS5 本体に不具合が発生する可能性が高いからです。
筆者は旧型 PS5(CFI-1000シリーズ)を発売日に購入し、3 年間 使用している中で、3 回不具合に遭遇しました。不具合の内容は「DualSense の × ボタンが埋まる」「DualSense の左スティックがドリフト状態になる」「ディスクドライブからゲームソフトが出てこない」です。
ディスクドライブの不具合については一時的なもので 自分で対処できました が、DualSense に関しては自分で修理ができませんでした。DualSense の修理費用は 7,480 円です(2024年現在)。
この他の修理についても、決して安いものではありません(以下参照)。
- 外装部品の交換 11,000円(税込)
- 電源ブロックの交換 13,200円(税込)
- メイン基板の交換 36,300円(税込)
- ディスク読取 / 駆動ブロックの修理 / 交換 12,100円(税込)
- DualSense ワイヤレスコントローラーの修理 / 交換 7,480円(税込)
※オンライン修理の場合 / 2024年現在 / 詳細はコチラ
税込 4,400 円 / 5,000円 の延長保証に加入すれば、いずれの修理でも 1 回で元を取れるので、ヘビーゲーマーは加入しておくと安心です。
逆に、週末に 3~4 時間くらいしか遊ばないライトゲーマーであれば故障するリスクも低いので、あえて延長保証に加入する必要はないかと思います。
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延長保証の加入方法
PlayStation 延長保証サービスは、専用ページから申し込みます。登録時、メールアドレスやクレジットカードのほか、型名やシリアル番号が必要となるので、PS5 本体も用意しておきましょう。
必要な物
PlayStation 延長保証サービスの加入に必要な物は次の 4 点。
- メールアドレス
- PS5 本体
- 購入日が分かるもの
- クレジットカード
「購入日が分かるもの」についてはレシートなどで構いません。登録時にレシートの提出は求められませんが、実際に修理依頼する場合に提出します。提出したレシートと申告内容に誤りがあると延長保証を受けられなくなるので、間違わないためにも手元に用意しておきましょう。
申し込み手順
まず、PlayStation 延長保証サービスのトップページにアクセスします。
PlayStation 延長保証サービス:https://www.playstation.com/ja-jp/support/hardware/repairs-extended-warranty-service/
このページの[申し込む]ボタンをクリック。
お申込ページが表示されます。申し込む本体は「PlayStation5」を選択し、規約の同意にチェックを入れ、メールアドレスを入力します。
登録したアドレス宛に、手続きを進める専用ページへのリンクが記載されたメールが届きます。クリックしてページを開きます。
ページを開くと、製品情報の登録画面が表示されます。
まずは、型名を選択します。
型名は、PS5 本体を垂直に置いたときの底面に記載されています。「CFI」のあとに書かれている複数の文字列が型名です。
なお、新型 PS5 の型名は「CFI-2000」などと記載されていますが、「A」または「B」が省略されてしまっています。ディスクドライブ搭載モデルは「CFI-2000A」、デジタル・エディションは「CFI-2000B」です。これを参考に型名を選択しましょう。
シリアル番号も、PS5 本体を垂直に置いたときの底面に記載されています。
17 桁の英数字で、バーコード下に記載があります。
参考:PS5のシリアル番号と型名の場所|Playstationサポート
PS5 を購入した日付を入力します。
延長保証の申し込み時点で購入日を確認する書類の提出はありませんが、実際に保証を受ける際に提出を求められます。保証期間を伸ばそうとウソの日付を申告すると、延長保証が受けられません。必ず、正確な購入日を申告しましょう。
購入日は、レシートで確認するのが確実です。Amazon や楽天などの通販サイトであれば購入履歴から購入日を確認できるので、その日付を記入すると良いでしょう。
自分の氏名と電話番号を記入し、「購入する」ボタンを押します。
次の画面で、クレジットカードの支払いページが表示されます。クレジットカード情報を入力しましょう。
支払いが完了すると、加入受付完了画面が表示されます。
この画面で、加入番号が表示されます。延長保証サービス加入者が延長期間中に修理依頼する場合、この加入番号の提示が求められます。忘れずにメモするか、印刷して PS5 と一緒に保管しておくと良いでしょう(あとから問い合わせて確認することもできますが、かなり面倒なので今すぐ印刷するのがおすすめ)。
PlayStation 延長保証サービス加入までの一連の流れは以上となります。
まとめ
PS5 購入者は、任意で延長保証サービスに申し込めます。
延長保証に加入すれば、1 年間のメーカー保証が 3 年間に延び、加入期間中の自然故障なら、対象製品を無料で修理または交換対応してくれます。
加入期限は購入日から 1 年間となっているので、あとからでも加入ができます。有料のサービスではありますが、PS5 本体や DualSense の修理費用はいずれも高額なので、1 回の修理費で元は取れます。
ヘビーゲーマーであれば DualSense が壊れる可能性が高いので、入っておくと安心かと思います。この記事を参考に、ぜひ加入してくださいね。