PS5のワイヤレスコントローラー「DualSense」を充電するには、PS5本体とコントローラーを付属のUSBケーブルでつなげるのが一般的。ですが、PS5本体以外からも充電することができます。
ただ、使用するUSBケーブルやPS5本体の設定が正しくないと、うまくコントローラーに充電できないことがあります。
本記事では、PS5のコントローラーの正しい充電方法と、充電できているかの確認方法、充電できない原因とその解決策について詳しく解説します。充電方法がわからない方や、うまく充電できずに困っている方はぜひご参考に。
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コントローラーの充電方法
PS5のコントローラーの充電方法は1つではありません。本体からUSBケーブルでつないで充電する以外にも、コンセントから充電したり、充電スタンドで充電する方法もあります。
ここでは、次の3つの充電方法について詳しくご紹介していきます。
特にコンセントから充電する方法は便利なので覚えておくと良いでしょう。
PS5本体からUSBケーブルで充電する
PS5本体の電源が入っているとき、またはレストモード中に、PS5本体とコントローラーをUSBケーブルで接続すると、コントローラーを充電できます。
充電に使用するUSBケーブルは、PS5本体に同梱されていたもの(USB Type-C to Type A)を使用しましょう。純正以外のケーブルでも充電できますが、充電専用のケーブルだと充電はできません。
コンセントから充電する
PS5本体からUSBケーブルをつかってコントローラーを充電するには、本体の電源が入っているか、レストモードになっていることが条件となります。
つまり、PS5本体の電源を完全に切ってしまったら、コントローラーへの充電ができなくなってしまいます。本体の電源が入っているときでも、コントローラーを2台同時に充電したいときは「USBポートが足りなくて充電できない」なんて事態もでてきます。
こういったときに便利なのが、コンセントから直にコントローラーを充電する方法。「USB充電器」をコンセントに挿し、コントローラーとUSB充電器を「USBケーブル」でつなぎます。
USB充電器とは、家庭用のコンセントに差込めるプラグとUSBポートが搭載されており、スマホやタブレットなどの充電が行える電子機器のこと。自宅にあるものを代用すればOK。
それをコンセントに挿し、コントローラーとUSB充電器を「ワイヤレスコントローラー用の充電ケーブル(USB Type-C to Type A)」でつなげば、コントローラーを常に充電できます。
コンセントから直に充電することで、PS5本体の電源を切った状態でも充電ができますし、「本体のUSBポートが空いていない」なんて状況も回避できます。
※製品によっては正しく充電できないことがあるので注意。
ちなみに、コンセントでなくても、パソコンなどのUSB機器にコントローラーを接続して充電することも可能です。
充電スタンドで充電する
DualSense用の充電スタンドを使うのも便利です。
純正やライセンス品の充電スタンドであれば、PS5本体にケーブル接続する必要がなく、カチッと差し込むだけでコントローラーを2台同時に充電できます。オフライン2人協力プレイする方には特に重宝するアイテムです。
充電スタンドを買うと、遊び終わったあとに充電スタンドに置く習慣がつくので、次に遊ぶときは常にフル充電で遊べますよ。
レストモード中に充電する設定手順
PS5のコントローラーは、初期設定でレストモード中にも充電できるようになっています。PS5をレストモードにし、本体とコントローラーをUSBケーブルでつなげば、コントローラーへの充電が自動ではじまります。
レストモード中に充電すると、コントローラーのライトバーがゆっくりとオレンジ色に点滅します。充電が完了すれば、ライトバーが消灯します。
レストモード中のコントローラーへの充電方法は、設定で変更できます。設定変更は「設定」>「システム」>「省電力」>「レストモード中に使う機能」の順に移動し、「USB端子に給電する」の項目を変更しましょう。
充電できているかの確認手順
充電状況の確認方法の解説動画
DualSenseが充電できているかを確認する方法は3つあります。
- PS5本体で確認する
- iPhoneで確認する
- パソコンで確認する
1つずつご紹介します。
PS5本体で確認する
コントローラの充電状況は、PS5本体のコントロールセンターで確認できます。
充電ができていると、バッテリーアイコンに緑色の雷マークが表示されます。
なお、PS5本体の電源が入っていないとき(レストモード中)や、コンセントから直に充電する場合は、コントローラーのライトバーで確認ができます。
正常に充電ができていれば、コントローラーのライトバーがオレンジ色にゆっくり点滅します。
※本体の電源を入れたままコントローラーを充電すると、コントローラーのライトバーはオレンジ色に光りません。コントロールセンターで充電状況をチェックしましょう。
iPhoneで確認する
DualSenseのバッテリー残量や、充電できているかの確認は、iPhoneからでも簡単に確認ができます。
やり方は、iPhoneとDualSenseをペアリングし、iPhoneのウィジェット「バッテリーの状況」から確認するだけ。このとき、DualSenseが正常に充電できていれば、「⚡(雷マーク)」が表示されます。
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パソコンで確認する
PS5本体もiPhoneもない人は、パソコンから充電状況を確認してみてください。
パソコンに、専用アプリ「DualSenseワイヤレスコントローラー用ファームウェアアップデーター」をインストールすることで、充電状況を把握できます。
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充電完了までの時間
DualSenseは、バッテリー残量がなくなった状態から、コントローラーの充電が完了するまで約3時間かかります。
充電時間は、PS5の本体からUSB接続で充電した場合でも、純正の充電スタンドを使った場合でも同じです(他社製の充電機を使用した場合は充電時間が異なるかと思います)。
フル充電したら何時間 持つ?
PS Blogでは、PS5のコントローラーの持続時間を次のように説明しています。
一般的な環境において、バッテリーの駆動時間はDUALSHOCK 4と同等レベルと想定しています。
私の遊んだ感覚では、ゲームにもよりますが、DualSenseのバッテリーは約7時間ほどしか持ちませんでした。PS5にはじめから内臓されている「Astro's Playroom」では、DualSenseの機能を最大限に引き出すため、バッテリーの消費も激しく4時間ほどしか持ちませんでした。
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充電できない原因と解決策
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PS5のコントローラーが正しく充電できない原因として、次の5つが考えられます。
充電できないときは、1つずつ原因を確かめていきましょう。
上記に心当たりがないなら、コントローラー自体の故障の可能性もあるので修理依頼をしてください。
原因1:本体の電源が入っていない
PS5本体からUSBケーブル接続で充電する場合は、PS5本体の電源を入れるか、レストモード中の給電をONにしなければなりません。つまり、PS5本体の電源が切れているときは、コントローラーへの充電ができません。
本体を起動しているとき以外も充電したいのなら、電源を切るのではなく、レストモードにしましょう。なお、本体の電源を切ったときに充電をしたいのなら、『コンセントから充電する』といった手段もあります。
原因2:レストモード中の充電がOFFになっている
PS5のコントローラーは、レストモード中に充電できるようにはじめから設定されています。この設定を途中で変えてしまうと、レストモード中の充電ができなくなります。
電源が入っているときはコントローラーへの充電ができるのに、レストモード中にだけ充電ができないようであれば設定を確認してください。
確認方法は「設定」>「システム」>「省電力」>「レストモード中に使う機能」の順に移動し、「USB端子に給電する」をチェック。「USB端子に給電する」の設定が「オフ」になっていると、レストモード中にコントローラーの充電ができません。「常に」または「3時間」に変更しましょう。これで、レストモード中も充電ができるようになります。
なお、レストモード中に充電すると、コントローラーのライトバーがオレンジ色にゆっくり点滅します。
原因3:USBケーブルの接続不良
新品で買った場合や通常の使用であれば考えにくいですが、USBケーブルの接続不良もありえます。何らかの原因でUSBケーブルが断線していると、コントローラーへの充電ができません。
PS5にはType-C to Type-AのUSBケーブルが付属されています。それが使えないなら、家にある他の「Type-C to Type-A」 または「Type-C to Type-C」のUSBケーブルで充電できるか確認するか、買い替えを検討しましょう。
原因4:充電専用のケーブルを使用している
PS5のコントローラーの充電に使用できるUSBケーブルは、「Type-C to Type-A」 または「Type-C to Type-C」ですが、充電専用のケーブルは使用できません。
ですので、PS5に同梱されていた純正のUSBケーブル以外を使用している場合で、充電ができないのなら、USBケーブルが原因として考えられます。USBケーブルを変えて充電できるか確認してみましょう。
原因5:USB充電器が合っていない
コンセントから直接 コントローラーを充電する場合、コンセントにUSB充電器を挿し、そこからUSBケーブルで充電を行います。
このような方法でも、正常に充電できていれば、満充電状態であっても、DualSenseのライトバーがオレンジ色に点滅しているはずです。
もし充電が確認出来ないのであれば、USB充電器に問題があると考えられます。実際、家にあるUSB充電器をいろいろ試してみたところ、充電できるものと、できないものがありました。たとえば、iPhone用のUSB充電器は使用出来ませんでした。ですので、コンセントから充電できない場合は、USB充電器を変えてみてください。
まとめ
PS5のコントローラーを充電する方法は次の3通りあります。
- PS5本体からUSBケーブルで充電する
- コンセントから充電する
- 充電スタンドで充電する
おすすめの充電方法は「充電スタンド」を使うこと。コントローラーを置くだけで充電でき、次に遊ぶときはフル充電の状態で遊べて便利です。
正しく充電できていれば、コントロールセンターの「周辺機器」のコントローラーのバッテリーアイコンが動きます。レストモード中なら、コントローラーのライトバーがオレンジ色にゆっくり点滅します。
うまくコントローラーへ充電できないときは、
- 本体の電源が入っていない
- レストモード中の充電がOFFになっている
- USBケーブルの接続不良
- 充電専用のケーブルを使用している
- USB充電器が合っていない
などが原因として考えられるので、1つずつチェックしてきましょう。
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