※ワイドケア for nintendo switchは、2023年8月31日をもって終了します。
Nintendo Switchは、新規で購入すればメーカーの修理保証があります。
ただ、メーカーの保証期間が過ぎてしまったら、全額自己負担で修理しなければなりません。Switchの修理は高額になることが多く、特にJoy-Conは壊れやすいため、「いつ故障するか」と不安に思いながら、恐るおそるプレイしている方も少なくないでしょう。
そんな人におすすめなのが、修理費用を保証してくれる「ワイドケア for Nintendo Switch」というサービス。メーカー保証期間が切れたSwitchでも加入ができる定額制のサービスです。
この記事では、ワイドケア for Nintendo Switch の特徴や加入方法、加入時の注意点について詳しくご紹介しています。加入を検討している方は、ぜひご参考にしてください。
\ 動画でチェック /
ワイドケア for Nintendo Switchの解説動画
「ワイドケア for Nintendo Switch」とは
公式サイト:ワイドケア for Nintendo Switch
サービス名 | ワイドケア for Nintendo Switch |
保証内容 | 本サービス加入後に故障または破損した 登録ゲーム機に対する修理対応 |
加入条件 | 対象製品を所有している本人 または同一住所に住む家族が加入可 (すでに故障している機器は加入不可) |
保証の対象機器 | Nintendo Switch Nintendo Switch 有機ELモデル Nintendo Switch Lite 本体の付属品(一部対象外あり) |
保証の上限 | 年間10万円の範囲で最大6回まで保証 (本体交換を伴う修理は2回まで) |
修理時の自己負担金 | 0円(保証の上限の範囲内) |
料金 | 月額:200円 年額:2,000円 |
サービスの特徴
「ワイドケア for Nintendo Switch」は、Nintendo Switchの定額制の修理保証サービスです。
このサービスのすごいところは、メーカー保証期間が切れたSwitchでも加入ができること。通常、Switchが故障したら、メーカー保証期間内(新規購入から1年)であれば任天堂に無償で修理してもらえますが、その期間が過ぎてしまうと全額 自己負担となります。
ワイドケア for Nintendo Switch は、そういったメーカー保証期間が過ぎたSwitchの故障でも、年間合計10万円分までの修理費用が保証されます。また、メーカー保証の対象外となる「水濡れ」や「落下による故障」も保証してくれます。
もちろん、Joy-Conも保証対象となっているので、ドリフト問題(アナログスティックが勝手に動く現象)に悩まされる人には特にうれしいサービスと言えますね。
こんな人におすすめ
- メーカー保証期間が過ぎている
- メーカー保証期間内だけど、保証書がない
- メーカー保証期間内だけど、幅広くサポートしてほしい
メーカー保証(新規購入から1年)が過ぎたSwitchの修理は、すべて有償となります。また、メーカー保証期間内であっても、保証書がなければ有償での修理となります。
ワイドケア for Nintendo Switch は、こういったケースでも加入ができ、修理費用が保証されます。Switchの修理は高額になることが多いので、 「メーカー保証を受けられないから不安」と考えているなら、ワイドケア for Nintendo Switch への加入をおすすめします。
加入すれば、メーカー保証の対象外となる「水濡れ」や「落下による故障(画面の割れ)」なども保証してくれます。そのため、「メーカー保証期間内だけど、もっと幅広くサポートしてほしい」といった人にもおすすめです。
料金プラン
ワイドケア for Nintendo Switch の料金プランは次の2通り。
- 月額:200円(税込)
- 年額:2,000円(税込)
年間プランだと、月額プランで12ヶ月 加入するより 2ヵ月分お得になる計算です。
どちらのプランに加入できるかは、Switchの所有状況などによって変わってきます。メーカー保証期間内(新規購入から1年以内)かつ、保証書か購入証明書類(レシートなど)があれば、「月額プラン」「年額プラン」どちらでも加入できます。
メーカー保証期間が過ぎてしまった場合も加入できますが、この場合は「年額プラン」のみ加入できます。「月額プラン」は利用できません。また、メーカー保証期間内であっても、保証書か購入証明書類がない場合も「年額プラン」のみ加入可能となっています。
Switchの修理費用の目安
ワイドケア for Nintendo Switch への加入を検討している方は、「このサービスは安いのか」「元は取れるのか」といったことが気になるかと思います。加入したものの、ほとんどサービスを利用しないのであれば、お金をムダに支払い続けることになりますからね。
参考までにSwitchの修理費用の目安(以下)を記載しますので、「故障のたびに自己負担で修理する」のと「ワイドケア for Nintendo Switch へ加入して修理費用を全額負担してもらう」のはどっちがいいのか比較してみてください。
- 電源が入らない:13,200~15,400円
- 画面の割れ・ヒビ:8,800~11,000円
- スタンドの破損:1,100~4,950円
- TVへの出力ができない:3,300~3,960円
- Joy-Conの故障:2,200円 / 1本
参考リンク:修理の参考価格 Nintendo Switch
個人的には、Joy-Conは故障しやすいため、ヘビーユーザーなら加入すればすぐに元を取れると思っています。
Switchは、気をつけて使っていれば、スタンドが壊れたり画面にヒビが入るなどの故障はほぼ起こりません。実際、我が家は3台の Switchを 5年近くつかっていますが、今のところ大きな故障はなく、修理に出したことが一度もありません。ただ、Joy-Conのドリフト現象には悩まされています。
ワイドケア for Nintendo Switch は、年間プランだと2,000円ですので、念に1回 Joy-Conの修理を依頼するなら、すぐに元をとれる計算です。加入すれば、それ以外の故障も幅広くサポートしてくれます。すでに Joy-Conが故障している場合は修理できませんが、まだ壊れていないのなら、加入したほうが安心かもしれません。
加入方法
ワイドケア for Nintendo Switch の加入の流れは以下の通り。
- 新規加入登録ページへアクセス
- メールアドレス登録
- 料金プラン選択
- 保証書と購入証明書の撮影
- 名前とシリアルナンバーの登録
- 申込内容の確認とキャンペーンコードの入力、支払い
※ワイドケア for nintendo switchは、2023年8月31日をもって終了します。
1. 新規加入登録ページへアクセス
ワイドケア for Nintendo Switchサービスサイトに、スマホかタブレットでアクセスし、[新規加入登録]を選択(パソコンからは申し込みは不可)。
保証規約などを読み、[次へ]を選択。
2. メールアドレス登録
メールアドレスを登録して、ワンタイムパスワードを送信します。次の画面で、届いた数字を入力します。
3. 料金プラン選択
登録するSwitchの種類を選択し、プラン選択します。プランは「月額」「年額」があります。表示される質問に答えることで、選択できるプランが異なります。
4. 保証書と購入証明書の撮影
保証書と購入証明書がある場合、それらを撮影します。
※プラン選択の内容によって、この作業はありません。
保証書は、本体が梱包されていた外箱に印字されています。購入証明書は、レシートや納品書などが使用できます。通販サイトでSwitchを購入した場合は履歴が残っているかと思うので、その領収書などを撮影しましょう。
5. 名前とシリアルナンバーの登録
登録者の名前と生年月日、登録するSwitchの本体とそのシリアルナンバーの写真を登録します。
シリアルナンバーは、HOMEメニューの[設定]>[本体]>[シリアル情報]から表示できます。
Switch 本体と Joy-Con のシリアルナンバーを確認する 3 つの方法
今すぐ読む
6. 申込内容の確認とキャンペーンコードの入力、支払い
さいごに、申込内容を確認して、クレジットカードの登録を行います。申込内容の確認画面では、キャンペーンコードを入力する画面があります。キャンペーンコードを取得している方は、忘れずに入力しましょう。
クレジットカードでの支払ができたら、申し込み完了です。
加入時の注意点
ワイドケア for Nintendo Switch は、いつでも加入ができ、幅広くサポートしてくれるサービスですが、どんな場合でも無償で修理してくれるワケではありません。
次の場合は、ワイドケア for Nintendo Switch の保証の対象外となるので注意が必要です。
- 盗難・紛失
- 故意による故障
- すでに故障している
- 保証の上限を超える
- 別途購入したJoy-Conなどの周辺機器
- 付属品の「Joy-Conグリップ」「Joy-Conストラップ」「HDMIケーブル」の修理
- 登録したSwitch以外の機器
※上記は一例です。詳しくは公式サイトにてご確認ください。
すでに故障してると加入できない
ワイドケア for Nintendo Switch は、すでに故障したNintendo Switchでは加入できません。加入後に故障した場合のみ修理費用が保証されます。
なお、任天堂で修理完了後であれば加入可能となっていますが、任天堂以外で修理依頼した場合は、修理完了後であっても保証の対象とはならない可能性があります。
任天堂販売もしくは任天堂が指定する正規の修理拠点以外で分解もしくは修理されたものであると判断したとき
たとえば、自分で修理したり、メーカー以外の修理屋(元々 スマホの修理をしている修理店など)に修理依頼した事実があると、保証の対象とはならない可能性があります。そのため、修理歴が不明な中古品を購入した方は、加入しない方が良いかもしれません。
この他、保証の対象とはならない条件はさまざまあります。一度、「ワイドケア for Nintendo Switch 保証利用規約」の第14条を読んでおくと良いでしょう。
別売り周辺機器は対象外
保証の対象となるのは、「本体」と「その付属品(一部)」のみで、それ以外のサポートはありません。ですので、本体とは別に購入した周辺機器の保証は受けられません。
たとえば、Switch本体とは別に購入したJoy-Conが壊れても、その修理は保証が適用されません。プロコンも保証対象外です。全額自己負担で修理することとなります。
一部 付属品も対象外
保証対象となるのは「本体」と「その付属品」ですが、一部例外があります。
有機ELモデル・従来モデルの場合、「Joy-Conグリップ」「Joy-Conストラップ」「HDMIケーブル」といった周辺機器が付属されますが、これらは保証の対象外となっています。ちなみに、この付属品はSwitch Liteには付属されません。
1契約につき1台の保証
登録したSwitch以外の機器は保証されません。「1契約につき1台の保証」となっているので、複数台のSwitchをもっていて、すべて保証の対象にしたいなら、台数分 加入する必要があります。
また、サービスをほかのSwitchに引き継ぐこともできません。たとえば、新しくSwitchを買い替えた場合、古いSwitchから新しいSwitchへサービスを切替えるといったことはできません。新しいSwitchも保証してほしいなら、新たに契約をする必要があります。
なお、ワイドケア for Nintendo Switch の契約は自動更新となっています。「Switchを買い替えたから、保証は必要なくなった」といった場合は、解約を忘れないようにしましょう。
まとめ
ワイドケア for Nintendo Switch は、メーカー保証ではカバーできない故障まで幅広くサポートしてくれるサービスです。
料金も良心的で、年間プランだと年額2,000円となっており、年に1回、Joy-Conを修理してもらえれば元が取れる計算です。
Switchをほぼ毎日つかうヘビーユーザーには、心強い保険となりそうです。興味のある方は、ぜひ加入を検討してみてください。