「謎解き」といっても、その種類はさまざま。Switch で発売中の謎解きゲームにも、「推理系」「アドベンチャー系」「アクション系」「脱出系」「パズル系」などのジャンルがあります。
「推理系」「脱出系」は 1人プレイ専用タイトルが多いため、この記事では「アドベンチャー系」「アクション系」「パズル系」の謎解きゲームの中から、オフライン 2人プレイに対応しているおすすめソフトを計 10 作品ご紹介しています。
2人で一緒に謎解きができるソフトを探している方はぜひご参考にしてください。

※更新:「Aliisha」を追加(2022.11.30)
-
Switchおすそわけプレイ対応おすすめソフト20選
今すぐ読む
アドベンチャー系謎解きゲーム
ステージ上のギミックを解くだけの単純なアクションゲームではなく、しっかりとしたストーリーがあり、謎解きをしながら探索や冒険を楽しむアドベンチャー系のゲームをご紹介します。
アドベンチャー系謎解きゲームのおすすめは次の 4つ。

1. It Takes Two
タイトル | it takes two |
ジャンル | アクション アドベンチャー |
難易度※ | |
クリア時間※ | 約12時間 |
プレイ人数 | 2人(オフライン) |
発売日 | 2022年11月5日(ダウンロード版) 2022年12月8日(パッケージ版) |
CERO | B(12才以上対象) |
※難易度:謎解きを含めたクリアするための総合的な難しさ。クリア時間:クリアまでのプレイ時間の目安。
主夫の「コーディ」と仕事熱心な妻「メイ」の2人が主人公のアクションアドベンチャー。
離婚寸前だった夫婦が、その関係を修復したいと願う娘の "おまじない" によって、人形に変えられてしまいます。人形になった夫婦は、人間に戻るために数々のミッションをクリアしていき、協力していく中で関係性がだんだんと改善していく、といったストーリー。
本作は、はじめからさいごまで全編Co-opのみ(2人プレイ専用)で進行させます。ストーリーを進行させるには、数多くのギミックを解いていく必要があります。謎解きの内容はそこまで難しくはありません。どちらかと言えば、息を合わせながらのアクションが求められます。
なお、本作をプレイするには、1人1組のコントローラーが必要です。Joy-Conのおすそわけには対応していないので注意(詳しくはコチラで解説)。

2. Aliisha
タイトル | Aliisha |
ジャンル | アクション アドベンチャー |
難易度 | |
クリア時間 | 約8時間 |
プレイ人数 | 1~2人(オフライン) |
発売日 | 2022年11月24日 |
CERO | 3才以上対象 |
双子が協力して神殿を探索していく謎解きアドベンチャー。プレイヤーは、身軽な妹の「アイーシャ」と、姉の「リーシャ」が扱うAIロボット「AMBU」を操作し、神殿に描かれている文明の謎をひも解いていきます。
双子の姉妹はそれぞれ個性を持っており、アイーシャは優れた洞察力で探索や謎解きのヒントを得ることができ、リーシャ(AMBU)は空を飛べることができます。この異なる個性で連携をとることで、神殿の奥へと進むことができます。
ちなみに、本作はマルチエンディングが実装されています。1度クリアしても、操作キャラを交代してプレイすることで、異なるエンディングを迎えられるかもしれません。

3. ルイージマンション3
タイトル | ルイージマンション3 |
ジャンル | アクション アドベンチャー |
難易度 | |
クリア時間 | 約15時間 |
プレイ人数 | ストーリー:1~2人(オフライン) ミニゲーム:1~8人(オフライン) |
発売日 | 2019年10月31日 |
CERO | A(全年齢対象) |
臆病なルイージが、仲間を助けるためにお化けホテルを探索するアクションアドベンチャー。
2人プレイでは、1Pは「ルイージ」を、2Pは途中で登場する「グーイージ」を操作。フロア探索には豊富なギミックが待ち構えており、グーイージと力を合わせて解いていかなければ先に進めない仕様になっています。
コミカルなホラーテイストなので子ども向けだと思うかもしれませんが、大人でも頭を抱える謎解きも少なくありません。やり込み要素も満載で、本編以上に難解な謎解きがあります。

4. トライン4:ザ・ナイトメア プリンス
タイトル | トライン4:ザ・ナイトメア プリンス |
ジャンル | アクション アドベンチャー |
難易度 | |
クリア時間 | 約15時間 |
プレイ人数 | 1〜4人(オフライン) |
発売日 | 2019年10月10日 |
CERO | B(12才以上対象) |
ファンタジックな世界観が美しい、横スクロール型アクションアドベンチャー。謎の失踪を遂げたセリウス王子の探索の旅に出る、といったストーリーです。
プレイヤーは、「魔導士」「盗賊」「騎士」の3つのキャラクターを自由に入れ替えることができます。魔導士はボックスやボールを召喚したり、浮遊させるスキルを持ちます。盗賊はロープをつかって高所にジャンプしたり、物体を引っ張たりを得意とします。騎士は戦闘に長けているだけでなく、盾で敵の攻撃や水を跳ね返します。
このように、それぞれが固有のスキルを持っているので、これらを組み合わせながらステージ上のギミックを解いて先へ進みます。ギミックは難解なものが多く、正解は1つではありません。

※ダウンロード版の販売は終了
アクション系謎解きゲーム
ストーリーがあるわけではなく、移動やジャンプ、攻撃といった単純操作のみで気軽に遊べるアクション系の謎解きゲームをご紹介します。
アクション系謎解きゲームのおすすめは次の3つ。

5. Unravel Two
タイトル | Unravel Two |
ジャンル | アクション パズル |
難易度 | |
クリア時間 | 約6時間 |
プレイ人数 | 1〜2人(オフライン) |
発売日 | 2019年3月22日 |
CERO | A(全年齢対象) |
毛糸でできた小さな生き物「ヤーニー」が主人公の横スクロールアクションパズル。美しいグラフィックで描かれる壮大な自然、どこか物悲しい雰囲気はプレイヤーを引き込むものがあります。
本作には「赤」と「青」のヤーニーが登場し、2人プレイのときは1Pが赤、2Pが青を操作します。赤と青のヤーニーは1本の糸でつながれているため、つながれた糸の範囲内でしか動けないという制限があり、息をあわせた協力プレイが求められます。
ステージ数は少ないものの、謎解きが多く用意されており、アクションも難しめ。そのため、「謎は(頭の中で)解けたけど、なかなか実現できない」という場面が多く、足止めを食らいました。

6. 犬 犬
タイトル | 犬 犬 |
ジャンル | アクション アドベンチャー |
難易度 | |
クリア時間 | 約8時間 |
プレイ人数 | 1〜2人(オフライン) |
発売日 | 2020年12月3日 |
CERO | A(全年齢対象) |
蛇のような体の両端に犬の顔が2つある、なんとも奇妙な生き物「犬犬」を操作するアクションパズルゲーム。
このゲーム最大の特徴は、2人のプレイヤーがそれぞれの頭を操り、協力して1匹の「犬犬」を操作すること。カラフルでポップなステージには、立体的なギミックが数多く存在します。操作は移動や噛むといった基本的なことしかありませんが、息を合わさなければ仕掛けを解くことはおろか、思いどおりの方向に進むことすらできません。でも、息が合わないからこそ爆笑が生まれる、そんなゲームです。

7. ibb&obb
タイトル | ibb&obb |
ジャンル | アクション |
難易度 | |
クリア時間 | 約7時間 |
プレイ人数 | 2人(オフライン) |
発売日 | 2020年3月5日 |
CERO | A(全年齢対象) |
協力必須の横スクロールアクションパズル。
2人のプレイヤーは、それぞれ「ibb(イッブ)」と「obb(オッブ)」を操り、重力の反転する「上」と「下」のステージを行き来しながら、ステージ上のパズルを解き、ときには敵を倒しながらゴールを目指します。
パズルのバリエーションが多く、難易度も高め。2人のタイミングを正確に合わせないと先に進めないパズルもあります。行けそうで行けない場面が多々あり、もどかしさを感じます。そのぶん、クリアしたときの達成感はひとしお。中盤から「ibb」または「obb」しか進めない箇所が出てくるため、一気に難易度が増します。

パズル系謎解きゲーム
「アクションゲームが苦手」という方に向けて、頭をつかってお題を解くパズル系の謎解きゲームをご紹介します。パズルゲームはアクション要素がない分、出されたお題に集中して取り組むことができます。また、柔軟な考えが求められるパズルゲームは、難しいほどクリアしたときの達成感があります。
パズル系謎解きゲームのおすすめは次の3つ。

8. ことばのパズル もじぴったんアンコール
タイトル | ことばのパズル もじぴったんアンコール |
ジャンル | パズル |
難易度 | |
クリア時間 | 約3時間(対戦モード) |
プレイ人数 | 1〜2人(オフライン) |
発売日 | 2020年4月2日 |
CERO | A(全年齢対象) |
文字を組み合わせて言葉をつくるパズルゲーム。
プレイヤーは、提示された「もじブロック」を盤面の空いてるマスに置いていき、言葉をつくってすべてのマスを埋めていきます。2人プレイのときは、協力ではなく対戦します。対戦モードは、相手より先に指定のマス数を取ったほうが勝ちというルールになっています。対戦モードだけでも100以上のステージがあるため、かなりのボリュームです。

9. いっしょにチョキッと スニッパーズ プラス
タイトル | いっしょにチョキッと スニッパーズ プラス |
ジャンル | パズル アクション |
難易度 | |
クリア時間 | 約6時間 |
プレイ人数 | 1〜4人(オフライン) |
発売日 | 2017年11月10日 |
CERO | A(全年齢対象) |
お互いの体をチョキチョキと切り合って、さまざまなお題に挑戦するパズルアクション。
各ステージにはさまざまなお題やギミックが用意されており、指示は一切ありません。どうすればクリアになるのか?から考えて、用意されたギミックを活かしつつ、お互いの体を切り合いながらクリアを目指します。
本作にはアクション要素が少しあるものの、移動やジャンプ、体を切るといった単純な操作のみ。アクション系パズルゲームによく見られる「2人でタイミングを合わせることの難しさ」というより、「テクニックを要求される難しさ」があります。ただ、多少なら強引にクリアまで持っていくことができ、このアバウトさが程よい難易度を生み、遊びやすいゲームとなっています。

10. 完全爆弾解除マニュアル
タイトル | 完全爆弾解除マニュアル |
ジャンル | パズル シミュレーション |
難易度 | |
クリア時間 | 約3時間 |
プレイ人数 | 2〜4人(オフライン) |
発売日 | 2019年2月28日 |
CERO | A(全年齢対象) |
爆弾処理をする協力必須のシミュレーションゲーム。
プレイヤーは、「処理担当者」と「分析担当者」に分かれて、制限時間内に爆弾を処理します。「処理担当者」は、画面を見ながら爆弾の状況を伝えます。「分析担当者」は、画面を見ずに爆弾の解除方法を説明します(画面を見ると意味がない)。解除方法は、実際の紙に書かれており、事前に印刷する必要があります。
このゲームは会話が重要で、「処理担当者」は、いかに自分の状況をうまく使えられるかがカギになります。「分析担当者」は、相手から受け取った情報をもとに、紙に書かれた解除方法から答えを導き出します(読解力が求められます)。そのため、「謎解きの難しさ」というより、「相手に情報を伝えることの難しさ」が本作の特徴となっています。

まとめ
オフライン2人プレイできるおすすめ謎解きゲームを、「アドベンチャー系」「アクション系」「パズル系」の3つのカテゴリーに分けて計10作品ご紹介しました。もう一度、まとめてご紹介します。
謎解きは2人でじっくり話し合いながらのプレイが求められるので、自然とコミュニケーションが生まれるのが他のジャンルと大きく違うところ。気になるゲームソフトがあったら、ぜひ2人でプレイしてみてください。
-
Switchオフライン2~4人プレイ(おすそわけプレイ)対応ソフトまとめ【毎週更新】
今すぐ読む