DualSense Edge は、左右アナログスティックを、コントローラ内部のスイッチを含めたスティックモジュール自体を引き抜いて交換可能です。
経年劣化で動きが悪くなったり、ゴミが入り込んだり、ドリフトを起こすなど不調をきたした場合、交換用モジュールを購入すれば、コントローラ全体を修理に出すことなく、ユーザーの手で素早く交換ができるのです。
この記事では、DualSense Edge のスティックモジュールの交換方法や注意点、処分方法について詳しく解説しています。スティックモジュールを新しく変えようと思っている方は、ぜひご参考にしてください。
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交換前の準備
DualSense Edge のスティックモジュールを交換する前に、以下の準備を済ませておきましょう。
- DualSense Edge の電源を切っておく
- USBケーブルを取り外しておく
- 身体の静電気を取り除く
- 新しいスティックモジュールを用意する
スティックモジュールの交換時、電源を切っておく必要があります。DualSense Edge の電源は、PSボタンを 15秒ほど長押しすることで切れます。充電用の USBケーブルを接続している場合は外しておきましょう。
また、静電気を帯びた状態で作業するとスティックモジュールやコントローラー本体が故障する原因になります。身の回りの金属に触れて、身体の静電気を取り除いておきましょう。
交換方法
DualSense Edge の背面、「RELEASEラッチ」をスライドさせて、フロントカバーを取り外します。RELEASEラッチ は めり込んでいるため、指ではスライドさせにくくなっています。そんなときは、爪楊枝などをつかってスライドさせましょう。
RELEASEラッチをスライドさせると、アナログスティック周囲のパネルが跳ね上がり、外せる状態になります。
この状態で、アナログスティックの脇にある銀色のリリースレバーを引き上げます。
スティックモジュールを手前にスライドさせると取り外せます。
新しいスティックモジュールの向きを確認して、左右の溝に合わせて奥にスライドさせます。
リリースレバーを下げて固定します。
さいごに、フロントカバーを取り付けます。カバーの突起をコントローラーに合わせて押し込みましょう。
以上で、交換作業は完了です。
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交換時・交換後の注意点
スティックモジュールの交換時・交換後は、以下の点に注意しましょう。
- 端子部や内部に触れない
- スティックキャップを取り外す
スティックモジュールの端子部や、コントローラー内部に手を触れると故障の原因になります。余計な部分に触れないように注意しながら作業しましょう。
交換したスティックモジュールには、スティックキャップが取り付けられていると思います。このスティックキャップは取り外すことができるので、まだ使えるようであれば、忘れずに取っておきましょう。
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スティックモジュールの処分方法
交換して不要になったスティックモジュールの処分方法は以下の通り。
- 小型家電回収ボックスを利用する
- 自治体のゴミとして回収してもらう
- ジャンク品として販売する
各自治体で回収内容は異なりますが、使用済小型家電は自治体が回収し、リサイクルを行っています。決められた場所に小型家電回収ボックスが設置されているので、そこに不要になったスティックモジュールを投函できます。
自治体によっては、可燃ごみ・不燃ごみとして出すこともできます。お住いの地域のゴミ分別方法を調べて、適切に廃棄しましょう。
メルカリといったフリマアプリに「ジャンク品」として出品する手段もあります。ジャンク品を欲しがるユーザーは一定数います。高額な値段はつかないですが、捨てるよりは再利用してもらった方が良いので、フリマアプリに出品してみるのも良いでしょう。
まとめ
DualSense Edge のスティックモジュールは、ツールレスで交換が可能です。
取り外しは、裏面のリリーススイッチをスライドさせ、リリースレバーを起こしてまっすぐに引き抜くだけ。その後、交換用モジュールを挿入してリリースレバーを倒し、フロントカバーを被せれば取り付けが完了。
交換作業は、身体の静電気を取り除いてから作業しましょう。また、端子部に触らないように注意してください。
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