新型 PS5 には縦置き用のスタンドが同梱されてません。そのため、縦に置きたい場合は専用のスタンドが必要です。
縦置きスタンドは、純正品のほか、機能性やコストパフォーマンスに優れたサードパーティ製のものがあります。
そこでこの記事では、純正品とサードパーティ製(国内メーカーに限る)の縦置きスタンドをご紹介。選び方やおすすめも紹介するので、新型 PS5 を買った人はぜひチェックしてください。
この記事で紹介するスタンド
縦置きスタンドの必要性
新型 PS5 には縦置き用のスタンドは付属されてません。スタンドなしでも自立はしますが、不安定なので縦置きするときは別売りのスタンドを用意しましょう。
新型には縦置きスタンドは同梱されていない
旧型 PS5 には、本体を横でも縦でも置けるベースが付属されていましたが、新型 PS5 には、本体を支えるためのスタンドが同梱されていません。付属されているのは、横置き用の簡易的なフットのみ。本体を縦に置きたい場合は、別売りのスタンドを用意しなければなりません。
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スタンドなしでも自立はするが不安定
新型 PS5 は、縦置きスタンドを取り付けなくても自立はします。
ただ、PS5 は縦に置いたときに高さが出るため、少し揺らすだけで本体が倒れそうになります。底面に滑り止めも付いていないので、大きな地震がくると滑るように動きます。転倒したりテレビ台から落ちてしまうと、その衝撃で本体カバーにキズが付いてしまったり、内部部品が故障する可能性が高いです。

PS5 にはメーカー保証が付いていますが、保証が利くのは「正常な使用状態での故障」に限ります。スタンドを取り付けなかったときの転倒による故障は、正常な使用状態とは言えないので、この場合の修理は保証の対象外となる可能性が高いです。
不慮の故障を防ぐためにも、縦置きをするならスタンドを取り付けることを強く推奨します。
縦置きスタンドの選び方
新型 PS5 の縦置きスタンドを選ぶときのポイントは次の 4 つ。
「メーカー」で選ぶ
新型 PS5 用の縦置きスタンドは、大きく分けて「純正品」と「サードパーティ製」があります。
製品としての信頼性がもっとも高いのは「純正品」です。サードパーティ製に比べて値は張りますが、PS5 の発売元が設計しているわけですから、品質が高く、互換性も保証されています。迷ったら純正品を買えば間違いがありません。
サードパーティ製とは、(PS5 の場合)SIE 以外が開発した製品のことを言います。発売前に製品テストを行っているはずですが、互換性が十分でない、万が一の故障時の補償の対象外となる、といったケースがあります。こういったリスクがある一方で、純正品よりもリーズナブルであったり、純正品にはない機能が備わっているなどがサードパーティ製のメリット。
サードパーティ製の製品もいろいろありますが、なるべく国内メーカーを選ぶようにしましょう。海外メーカーだと、製品の不具合があった場合の対応が十分でないことがあるからです。
「価格」で選ぶ
各メーカーから多種多様な新型 PS5 の縦置きスタンドが発売されていますが、一般的に、純正品がもっとも高く、サードパーティ製(非純正品)はそれよりも安くなっています。
サードパーティ製でも、LED ライトや USB ハブといった機能が付いているスタンドは、純正品と同じくらいか、それよりも高くなっています。
この記事で紹介している縦置きスタンドの価格は次の通りです。
商品名 | メーカー | 参考価格 |
![]() 新型 PS5 用 ゲーミング多機能ステーション |
アンサー | 5,478円 |
![]() CYBER・縦置きスタンド(PS5 slim専用) |
サイバーガジェット | 3,981円 |
![]() 縦置きスタンド(CFI-ZVS1P) |
SIE(純正品) | 3,980円 |
![]() PS5用ゲーミング縦置きスタンド |
アンサー | 2,720円 |
![]() PS5 用 縦置きスタンド |
アクラス | 2,060円 |
![]() PS5 S 用 縦置きスタンド 5S |
ゲームテック | 1,840円 |
※価格の高い順
サードパーティ製を検討しているなら、純正品の価格(3,980円)を基準に、それよりも安いスタンドを選ぶか、高くても欲しい機能が備わったスタンドにするか、といった感じで選ぶと良いでしょう。
「形状」で選ぶ
新型 PS5 の縦置きスタンドの形状は、大きく分けて「円形」と「長方形」があります。
円形スタンドはスタイリッシュなのが特徴。長方形のスタンドに比べ、取り付けた際の見た目が軽やかです。純正品もこのカタチですね。
長方形スタンドは本体の底面に沿った形状のものが多く、円形スタンドに比べると少し大きめ。取り付けた際の見た目はどっしりとした印象があります。前後に出っ張りが出てしまうため、円形に比べて幅を取ってしまう点に注意が必要です。
このように、スタンドの形状によって見た目や必要なスペースが異なるので、自分に合った方を選ぶと良いでしょう。
「機能」で選ぶ
サードパーティ製の縦置きスタンドは、単に PS5 を支えるだけではなく、LED ライトや USB 端子を搭載したものもあります。LED でライトアップできるスタンドであれば、PS5 を鮮やかに彩るアクセントとして大活躍しますね。こういった機能は、純正品にはありません。
もし、スタンドに本体を支える以外の役割も持たせたいなら、サードパーティ製のスタンドが良いでしょう。逆に、いろんな機能は必要ないのであれば、純正品かシンプル機能のサードパーティ製のスタンドを選ぶと良いでしょう。
国内メーカーの縦置きスタンド 6 選
ここでは、純正品を含め、国内のメーカーが発売している新型 PS5 の縦置きスタンドを 6 つご紹介しています。それぞれの特徴を簡単に掲載してありますので、予算や機能、デザインなどを比較しながら自分にあったスタンドを選ぶと良いでしょう。
1. 純正品|縦置きスタンド
商品名 | 縦置きスタンド |
対応モデル | CFI-1000 A / B シリーズ CFI-2000 A / B シリーズ (通常版 / デジタル・エディション 両対応) |
サイズ | 直径 15.5 cm × 高さ 1.1 cm / アタッチメント無し 直径 15.5 cm × 高さ 1.4 cm / アタッチメント付き |
重さ | アタッチメント無し:約140 g アタッチメント付き:約157 g |
価格 | 3,980円 |
発売日 | 2023年11月10日 |
販売元 | SIE |
備考 | 旧型 PS5 への互換性あり |
公式サイト | ソニーストア |
新型 PS5 純正の縦置きスタンド。サードパーティ製のスタンドに比べて価格は高めですが、品質が高く、互換性も保証されています。本体への取り付けは、付属のネジを使ってしっかり固定させるタイプ。付属のアタッチメントを使用することで、旧型 PS5 への取り付けも可能。
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2. アンサー|ゲーミング縦置きスタンド
商品名 | 新型PS5用 ゲーミング縦置きスタンド |
対応モデル | CFI-2000 A / B シリーズ (通常版 / デジタル・エディション 両対応) |
サイズ | 直径 16.5 cm × 高さ 2.5 cm |
重さ | - |
価格 | 2,720円 |
発売日 | 2024年1月下旬 |
販売元 | アンサー |
備考 | LED ライト搭載 |
公式サイト | アンサー株式会社 |
ゲーム周辺機器メーカー「アンサー」の縦置きスタンド。純正品と同じ円形デザインですが、厚みはこちらのスタンドの方があるので、取り付けた際にやや高さが出ます。
14 種類(単色 9 種、多色の点灯パターン 5 種)に光る LED ライトを搭載しているので、光の演出を楽しめます。価格も比較的リーズナブルと言えます。
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3. アンサー|ゲーミング多機能ステーション
商品名 | PS5用 ゲーミング多機能ステーション |
対応モデル | CFI-2000 A / B シリーズ (通常版 / デジタル・エディション 両対応) |
サイズ | - |
重さ | - |
価格 | 5,478円 |
発売日 | 2023年12月中旬 |
販売元 | アンサー |
備考 | コントローラー充電・排熱用ファン・USBポート・LEDライト搭載 |
公式サイト | アンサー株式会社 |
ゲーム周辺機器メーカー「アンサー」の縦置きスタンド。同社は LED ライトを搭載した円形スタンド も販売していますが、こちらは「コントローラー 2 台 同時充電」「排熱用ファン」「USB Type-A 端子×3」など便利な機能が多数 搭載されています。
4. アクラス|縦置きスタンド
商品名 | PS5用縦置きスタンド |
対応モデル | CFI-2000 A / B シリーズ (通常版 / デジタル・エディション 両対応) |
サイズ | - |
重さ | - |
価格 | 2,060円 |
発売日 | 2024年02月下旬 |
販売元 | アクラス |
備考 | なし |
公式サイト | 株式会社アクラス |
大阪に本社を置くゲーム周辺機器メーカー「アクラス」の縦置きスタンド。純正品と同じ円形デザインですが、正円ではなくやや楕円形なのが特徴的。LED ライトなどの機能がない分、手ごろな値段になっています。
5. ゲームテック|縦置きスタンド 5S
商品名 | PS5 S 用 縦置きスタンド 5S |
対応モデル | CFI-2000 A / B シリーズ (通常版 / デジタル・エディション 両対応) |
サイズ | - |
重さ | - |
価格 | 1,840円 |
発売日 | 2024年2月上旬 |
販売元 | ゲームテック |
備考 | なし |
公式サイト | 株式会社ゲームテック |
福岡に本社を置くゲーム周辺機器メーカー「ゲームテック」の縦置きスタンド。本体の底面に沿った長方形のスタンドなので、円形に比べて取り付けた際に重量感のある見た目になります。
LED ライトなどの機能がない分、手ごろな値段になっています。この記事で紹介する中では最安値なので、余計な機能はいらないという人にはピッタリ。
6. サイバーガジェット|CYBER・縦置きスタンド
商品名 | CYBER・縦置きスタンド(PS5 slim専用) |
対応モデル | CFI-2000 A / B シリーズ (通常版 / デジタル・エディション 両対応) |
サイズ | 幅 16.3 × 長さ 29 × 高さ 3.6 cm |
重さ | - |
価格 | 3,981円 |
発売日 | 2023年12月21日 |
販売元 | サイバーガジェット |
備考 | LED ライト搭載 |
公式サイト | 株式会社サイバーガジェット |
東京に本社を置くゲーム周辺機器メーカー「サイバーガジェット」の縦置きスタンド。
PS5 本体と統一感のあるデザインを採用した長方形のスタンド。全 8 種類(単色 7 種、全色ローテーション 1 種)に光る LED ライトを搭載。
LED ライトが搭載されているものの、サードパーティ製のスタンドとしては価格設定がやや高めの印象。純正品とほぼ同じ値段です。
注意点は、本体とスタンドをネジで固定するタイプではないこと。本体を上から差し込むだけなので、安定性にはやや不安が残ります。
おすすめの縦置きスタンドは?
新型 PS5 の縦置きスタンドを買うなら、やはり「純正品」がおすすめです。サードパーティ製なら、アンサーの「ゲーミング縦置きスタンド」がおすすめです。
デザインで選ぶなら「純正品」
デザイン重視なら、純正品の縦置きスタンドがおすすめ。
純正品のスタンドは絶妙な細さのシルバーリングで作られており、PS5 に取り付けた際に高級感を引き立ててくれます。
サードパーティ製のスタンドも悪くはありませんが、実際に取り付けてみると、どこか「野暮ったさ」というか「安っぽさ」が感じられてしまうので、デザイン性の高さに関しては「さすが純正品」と思わずにはいられません。
目立ち過ぎないようスタイリッシュに設計されているので、全体で見たときに完璧なバランスだと思います。値段が高いだけのことはありますね。
品質が高く、安全性や互換性が保証されている点でも安心だと言えます。「価格の高さ」は「品質やデザイン性の高さ」だと思えば、納得ができるでしょう。

コスパで選ぶなら「アンサー」
コストパフォーマンスの高さで選ぶなら、アンサーの「新型PS5用 ゲーミング縦置きスタンド」がおすすめです。
※ PS5 Pro には非対応です
この縦置きスタンドは、純正品よりも 1,000 円以上も安いうえ、LED でライトアップできる機能も付いています。
LED ライトの色はワンパターンではなく、単色だけで 9 色、多色の点灯パターンを含めると 14 色も用意されています。LED が付いているスタンドはいくつかありますが、ここまでバラエティに富んではいません。
部屋のインテリアとあわせて色を変えたり、そのときの気分や遊んでいるゲームで変えてみたりができるので、飽きずに使い続けられます。
電気代が気になるなら、消灯させておくことも可能。
もちろん、スタンドとしての機能も申し分ありません。純正スタンドと同じでネジで PS5 本体に固定させるタイプなので、左右に揺らしても転倒する気配がありません。
純正品と比べてしまうと どうしても質感の安っぽさが気になりますが、この価格の安さなら文句はないのではないでしょうか。

まとめ
新型 PS5 を縦に置くなら、転倒による故障を防ぐためにも専用のスタンドが必須。スタンドは、純正品とサードパーティ製があります。
純正品は高価ですが、確かな品質と高いデザイン性が特徴。取り付け後はきっと満足できるでしょう。
サードパーティ製は、純正スタンドにはない便利な機能を搭載した製品と、無駄な機能を省いてリーズナブルな価格で提供するものの二極化しています。「必要な機能が備わっているか」「予算に合っているか」をよく吟味し、自分の用途に合ったスタンドを選んでみてください。