新型 PS5 には縦置きスタンドが同梱されていません。純正の縦置きスタンド(型番:CFI-ZVS1P)は別売りなので、本体を縦に置きたいのなら、そちらを購入しなければなりません。
ただ、その縦置きスタンドが約 4,000 円(正確には税込み 3,980 円)もするので、なかなか手を出せない人も多いのではないでしょうか。とはいえ、スタンドを買わずに横置きすると、テレビボードの上で場所を取るので邪魔です。
筆者も悩みに悩みましたが、横置きが好きではなかったため、思い切って純正品の縦置きスタンドを購入することにしてみました。
この記事では、実際に純正スタンドを使ってみて、4,000 円の価値があったのかを中心にレビューしています。「純正スタンドを買うべきか、それともサードパーティ製のスタンドにするか」と悩んでいる方の判断材料になれば幸いです。
この記事で紹介するアイテム
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純正スタンドは高すぎるのが残念
旧型 PS5 にはタテヨコ兼用のスタンド(ベース)が同梱されていましたが、新型 PS5 は簡易的な横置きフットしか同梱されていません。
しかも、新型は小型化により本体価格が安くなるかと思いきや、旧型よりも大幅に値上げしています。
本体は値上げしたのに縦置きスタンドは同梱されず、別売り扱いになっているのです。加えて、定価 3,980 円(税込)とかなり強気な価格設定。実勢価格はそれよりも安く、Amazon や楽天市場であれば 3,700 円前後で購入できますが、それにしても高すぎます。
新型 PS5 の定価は、ディスクドライブ搭載モデルが 66,980 円(税込)、デジタル・エディションが 59,980 円(税込)ですから、これに縦置きスタンドの値段をあわせると、前者は 70,960 円、後者は 63,960 円になります。
消費者のことを考えるのならば、もう少し価格を安くするべきだと考えます。
たとえば、旧型 PS5 用のアタッチメントを省けば、製造費も輸送費も多少はカットできたので、価格も抑えられたはずです。むしろ、なぜ生産終了を発表している旧型 PS5 に対応させたのかが分かりません。旧型 PS5 には縦置きスタンドが同梱されているので、無理に対応させる必要はなかったはずです。
こういった無駄を省けば、定価 3,000 円台 前半、実勢価格 2,000 円台 後半も実現できたのではないでしょうか。これなら、今の価格設定よりは納得できますよね。
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品質やデザイン性の高さは好印象
購入前は価格設定に関しての不満しかありませんでしたが、諦め半分で購入し、実物に触れてみると、その印象がガラリと変わりました。
スタンドを箱から出してみると、まず、金属のずっしりとした重量感が手に伝わってきます。この時点で「高そう」と思わされました(この感触は写真で見てもなかなか伝わりません)。
袋から開けてみると、絶妙な細さに仕上がっているシルバーリングがキラリと光ります。かなりデザインや質感にこだわっているのが伝わります。
さすが、純正。これを取り付けて PS5 がダサくなるわけがありません。
実際に PS5 に取り付けてみると、高級感が引き立ったように感じました。
目立ち過ぎないようスタイリッシュに設計されているので、全体で見たときに完璧なバランスだと思います。値段が高いだけのことはありますね。
まとめ:約 4,000 円の価値はある?
購入前は、4,000 円という強気な価格設定に疑問を感じていましたが、実際に手に取って見ると、品質やデザインにかなりの拘りが感じられたので、高いだけの価値はあるなと思いました。
PS5 の開発元が設計したスタンドというだけあって、品質や互換性に関しての絶対の信頼性もあるので、取り付け後の安心感も違います。
それでも「4,000 円は高い」と思うのなら、サードパーティ製のスタンドを買ってください。純正品よりもずっと安く手に入りますよ。
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