iPhone でゲームをしているとき、「画面が小さくて見にくい」「タッチ操作がしにくい」とストレスに感じた経験はありませんか?
Switch や PS5 のように、大きな画面で、しかもコントローラー操作で快適にゲームをプレイしたいですよね。
そこでこの記事では、iPhone ゲームをテレビの大画面に映して、コントローラー操作で快適に遊ぶ方法をご紹介します。
この記事の通りに準備を進めれば、Switch や PS5 などの家庭用ゲーム機で遊ぶのと変わらないゲーム体験ができます。iPhone でゲームをしていて、遊びにくいなと感じた方はぜひご参考にしてください。
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テレビに映して遊ぶために必要な物
iPhone ゲームをテレビ画面に映して遊ぶために必要な物を、次の 3 つのパターン別に解説します。
AirPlay 対応テレビがある iPhone ユーザーは、HDMI ケーブルなしでテレビに映せます。
テレビが AirPlay に対応していない場合、HDMI ケーブルが必要となります。具体的に何を揃えるべきなのかを「USB Type-C 端子の iPhone の場合」と「Lightning 端子の iPhone の場合」に分けて詳しく説明します。
AirPlay 対応テレビの場合
iPhone ゲームの画面は、「AirPlay」か「HDMI ケーブル」でテレビに映すことができます。
自宅にあるテレビが「AirPlay」機能に対応しているのであれば、HDMI ケーブルを用意することなく、直接 ゲーム画面をテレビに転送できます。
テレビが「AirPlay」に対応しているかどうかは、iPhone のコントローラーセンターを開くと確認ができます。テレビの電源をつけた状態で iPhone のコントローラーセンターを開き、四角いアイコンの[画面ミラーリング]アイコンをタップ。
ここにテレビの機器名が表示されていれば AirPlay に対応している、ということになります。
何も表示されていなければ、HDMI ケーブルで接続する必要があります。必要な機器は、「USB Type-C 端子の iPhone の場合」と「Lightning 端子の iPhone の場合」で異なります。後述しているので該当する方をチェックしましょう。
テレビが AirPlay に対応しているのであれば、必要な物は「コントローラー」のみです。iPhone は DualSense や Joy-Con などを Bluetooth で接続できます。ただし、遊ぶゲームによっては対応しているコントローラーの種類が限られていることがあります。どのコントローラーが使えるのか、個別に調べてください。
AirPlay 非対応テレビの場合(USB Type-C 端子の iPhone)
USB Type-C 端子の iPhone(iPhone 15 以降のモデル)の場合、以下を用意すれば画面をテレビに映して遊べます。
- 「USB-C - HDMI ケーブル」または「HDMI 出力できるハブ」
- コントローラー
USB-C - HDMI ケーブルとは、片方が HDMI 端子、もう片方が USB Type-C 端子となっているケーブルです。
USB-C - HDMI ケーブルはさまざまなメーカーが販売しています。用意する際は、公式サイトの対応表で、お使いの iPhone が使えるかをチェックしましょう。
この記事では、エレコム社の USB-C - HDMI ケーブルを使用して iPhone の画面をテレビに映します。こちらのケーブルは、公式サイトの対応表 に iPhone 15 Pro に対応していると明記されています。
「USB-C - HDMI ケーブル」が用意できない場合は、「HDMI 出力できるハブ」を使います。たとえば、ダイソーの「TYPE-C 3in1ハブ」が HDMI 出力できます。
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このほかに必要な物はコントローラーです。iPhone は DualSense や Joy-Con などを Bluetooth で接続できます。ただし、遊ぶゲームによっては対応しているコントローラーの種類が限られていることがあります。どのコントローラーが使えるのか、個別に調べてください。
AirPlay 非対応テレビの場合(Lightning 端子の iPhone)
Lightning 端子の iPhone(iPhone 14 以前のモデル)の場合、次の 3 点を用意すれば画面をテレビに映して遊べます。
- Lightning - Digital AVアダプタ
- HDMI ケーブル
- コントローラー
Lightning - Digital AVアダプタとは、Lightning 端子の iPhone に HDMI ケーブルを挿せるように変換する機器のこと。
iPhone に Lightning - Digital AVアダプタを挿し、Lightning - Digital AVアダプタとテレビを HDMI ケーブルでつなげれば、iPhone の画面をテレビに映せます。
HDMIケーブルは、Switch や PS5 などの付属品を代用して構いません。
このほかに必要な物はコントローラーです。iPhone は DualSense や Joy-Con などを Bluetooth で接続できます。ただし、遊ぶゲームによっては対応しているコントローラーの種類が限られていることがあります。どのコントローラーが使えるのか、個別に調べてください。
テレビに映して遊ぶ手順
iPhone ゲームをテレビの大画面に映して、コントローラー操作で快適に遊ぶ手順は次の通り。
1. ゲーム(アプリ)を起動しよう
まずは、いつも通りアプリを起動し、ゲームをはじめてください。
2. コントローラーを接続しよう
コントローラーと iPhone を Bluetooth で接続します。
※アプリによってコントローラー操作ができないものもあります。対応しているかどうかは個別に調べてください。
先に、iPhone をペアリング待機状態にします。iPhone を[設定]>[Bluetooth]の順に操作し、Bluetooth を ON にします。
コントローラーもペアリング待機状態にします。
DualSense の場合、「PS ボタン」と「クリエイトボタン」を、ライトバーが点滅するまで同時に長押しするとペアリング待機状態になります。
Joy-Con の場合、レール部分 中央にある「シンクロボタン(黒い丸の小さなボタン)」を長押しするとペアリング待機状態になります。左右のコントローラーを片方ずつペアリングしましょう。
iPhone の Bluetooth 設定画面を見ると、コントローラー名が表示されています。これをタップすると Bluetooth 接続が完了です。
ゲームによっては、コントローラーを接続するだけで自動的に操作可能になることもあれば、手動で切り替えなければならないこともあります。
自動でコントローラー操作にならない場合、設定から「操作」や「コントローラー」などの項目を開き、タッチスクリーンからコントローラー操作に切り替えましょう。設定が不明な場合は、アプリの公式サイトなどで確認してください。
3. ケーブルを接続しよう
テレビに iPhone の画面を映します。
テレビに映す方法は、「AirPlay」か「HDMI ケーブル」のいずれか。
AirPlay は、テレビの電源をつけた状態で iPhone のコントローラーセンターを開き、[画面ミラーリング]をタップすると実行できます。
ケーブルで接続する場合、iPhone15 以降のモデルであれば USB-C - HDMI ケーブルを使います。
ケーブルの出力元の USB-C(メス)を iPhone の USB Type-C に挿し、出力先の HDMI Type-A(オス)は、テレビの HDMI 端子に挿します。
自宅にあるHDMIケーブルを使って、USB-TypeC 端子の iPhone とテレビを繋げたい場合は、HDMI 端子を搭載した USB ハブを使います。上写真はダイソーの USB ハブです。
iPhone14 以前のモデルであれば Lightning - Digital AVアダプタと HDMI ケーブルを使います。iPhone に Lightning - Digital AVアダプタを挿し、Lightning - Digital AVアダプタとテレビを HDMI ケーブルでつなぎます。
リモコンでテレビの入力切替を操作すると、iPhone の画面が映し出されます。
4. 画質を変えよう
以上で、iPhone ゲームがテレビ画面に映し出されました。
テレビに映したときに画質が粗いと感じたら、ゲームの画質設定を上げてみましょう。
画質を変えられるかどうかは、ゲームによって異なります。変えられる場合、設定の「グラフィック」や「画質」から調整できます。
画質やフレームレートを上げたほうがキレイで滑らかな映像になりますが、上げ過ぎると iPhone に負荷がかかります。適宜、調整しましょう。
まとめ
iPhone ゲームの画面をテレビに映す作業自体はそれほど難しくはありません。分かりにくいのは用意する機器で、お使いのテレビや iPhone によって変わります。ここさえ間違わなければ、スムーズにテレビに映せます。
テレビが AirPlay に対応していれば、ケーブルなどを用意する必要がないので準備も転送も簡単です。ただ、AirPlay に対応しているスマートテレビはまだ数が少ないのが現状です。一般的には、ケーブルでの接続になります。
ケーブルで接続する場合、iPhone15 以降のモデルであれば USB-C - HDMI ケーブルを、iPhone14 以前のモデルであれば Lightning - Digital AVアダプタと HDMI ケーブルが必要です。いずれも、お使いの iPhone に対応しているものを用意しましょう。
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