買い替えや譲渡などでPS5を手放すとき、あらかじめ次の4つの作業をやっておきましょう。
引き続きプレイステーションで遊ぶ方はバックアップを取っておいたほうが良いです。そのあと、初期化をしておきましょう。初期化をしないと個人情報が残ったままになってしまい、第三者に悪用される危険があります。
また、ディスクが入ったままになっていないか?同梱物がすべてあるか?の確認も忘れずに。売却する場合は、同梱物がすべて揃っていないと査定額が下がる可能性があるからです。
この記事では、上記の「PS5を売る前にやるべき4つの作業」を1つずつ解説していきます。作業はカンタンですが、バックアップや初期化には相当の時間がかかります。売却するなら、前日にはすべて済ませておきましょう。
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やること1:バックアップをとる
初期化する前にやっておきたいのが「バックアップ」。PS5では、本体ストレージのデータをまとめてUSBドライブにバックアップできるようになっています。
バックアップでは、PS5本体に保存されている「ゲームとアプリ」「セーブデータ」「スクリーンショットとビデオクリップ」「設定」をUSBドライブに移せます。逆に、これらのデータがすべて不要であるならこの作業は不要ですので、次の作業「初期化する」に進んでください。
バックアップに必要な物
バックアップに必要な物は、「USBドライブ」のみです。このUSBにデータを移します。
使用するUSBは、バックアップに必要な容量を満たすものを使用してください。PS5に保存されているデータが多いと、必然的に容量も増えます。どのくらいの容量になるか?は、バックアップ設定を進めれば分かります。
バックアップのとり方
まず、USBドライブをPS5に接続します。
「ホーム画面」から「設定」>「システム」を選びます。
「システムソフトウェア」>「バックアップと復元」>「PS5をバックアップ」を選びます。
バックアップするデータを選びます。ここでUSBの空き容量が足りないと表示ができたら、不要なデータのチェックを外します。
バックアップデータの名前は、保存した日付と順番で自動的に設定されます。「説明」に任意でコメントを記入しましょう。
「バックアップ」を選びます。
再起動後、バックアップがはじまります。
やること2:初期化する
バックアップが終わったら、初期化をしていきます。
第三者による不正利用を防ぐため初期化は必須。本体ストレージをすべて削除しましょう。
ゲームショップで売るのなら、査定前に必ず「初期化しましたか?」と聞かれます。初期化しないと受け付けてくれないことがあります。
初期化をすることで、PS5が購入時の状態に戻ります。
まず、ホーム画面から「設定」>「システム」>「システムソフトウェア」>「初期化」の順に進めます。
初期化の種類は3つあります。
学習辞書を消去 | PS5で入力した単語の履歴を消去します。 |
設定を初期化 | すべての設定をお買い上げの状態に戻します。 |
PS5を初期化 | すべての設定をお買い上げ時の状態に戻し、本体ストレージのデータをすべて消去します。 |
PS5を売るときは、「PS5を初期化」を選びましょう。「学習辞書を消去」「設定を初期化」では、データが残ったままになります。
初期化をしようとすると、以下のような確認がでます。「はい」を選び、PS5を初期化しましょう。
以上で初期化は終わりですが、売る前にやる作業があと2つあります。
やること3:ディスクを抜き取る
意外と忘れがちなのが、ディスクの抜き取り忘れ。
売る前に、ゲームのディスクや映画のブルーレイディスクがPS5に入ったままになっていないかの確認を忘れずに。
やること4:同梱物の確認
付属品がすべて揃っていないと査定額が下がります。
PS5の同梱物は次の通りです。
- PS5またはPS5デジタル・エディションの本体
- DualSense ワイヤレスコントローラー1台
- DualSense ワイヤレスコントローラー用の充電ケーブル(USB Type-C to Type A)
- HDMI ケーブル(HDMI v2.1規格によるUltra High Speed互換)
- 電源コード
- ベース(縦置き・横置き時に使用)
- クイックスタートガイド/セーフティガイド
本体とベース、コントローラー、ケーブル類が3本です。あとはガイドが2冊。
これらの付属品がすべてあるかを確認し、なければ家のなかを探しましょう。
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PS5本体に同梱の付属品(内容物)を「新型」と「旧型」に分けて解説
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まとめ
PS5を売る前にやっておくべき作業は次の4つ。
バックアップや初期化には時間を要します。売りに行く日の前日に済ませておくと良いでしょう。