Nintendo Switch では、子どもに大人気のテレビアニメ「パウ・パトロール」のゲームが数タイトル発売されています。お子さんがパウパト好きなら、「子どもと一緒に遊んでみたい」と考える親御さんも少なくないでしょう。
そこでこの記事では、Switchで遊べる「パウパト」シリーズのうち、オフラインで 2 人プレイできるタイトルをご紹介します。「パウパトが好き」「Switch で子どもと 2 人プレイできるソフトを探している」といった方はぜひご参考にしてください。
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2人プレイできるタイトル
Nintendo Switch で発売中のパウパトシリーズは次の 3 作品。
- パウ・パトロール ワールド
- パウ・パトロール グランプリ
- パウ・パトロール:ザ・ムービー アドベンチャー・シティがよんでいる
すべてオフラインで 2 人協力プレイができます。
1. パウ・パトロール ワールド
タイトル | パウ・パトロール ワールド |
ジャンル | アクション |
プレイ人数 | 1〜2人(オフライン) |
プレイスタイル | 協力プレイ |
発売日 | 2023年10月26日 |
CERO | A(全年齢対象) |
遊べる年齢 | 4歳(年中)~ |
パウパトのオープンワールド型のアクションアドベンチャー。テレビアニメで登場するアドベンチャー・ベイ、ジェイクの山、ジャングル、ロイヤル王国を舞台に、いろんなトラブルで困っている街のひとたちをレスキューします。
パウパトの 3D アクションゲームといえば、すでに「パウ・パトロール:ザ・ムービー アドベンチャー・シティがよんでいる」が発売されています。前作との違いは、アドベンチャー・ベイを中心としたアニメでおなじみとなっているシーンが舞台であること(前作は「アドベンチャー・シティ」が舞台)。
オープンワールドになっているのも大きな違いです。前作のように 1 本道を進む単調なステージではなく、自分の行きたいところを自由に探索ができます。
また、フルボイスにも対応しています。前作はケントしかしゃべりませんでしたが、本作は「パウ・パトロール グランプリ」のように、パウのみんなが日本語ボイスでしゃべります。
2. パウ・パトロール グランプリ
タイトル | パウ・パトロール グランプリ |
ジャンル | レース |
プレイ人数 | 1〜4人(オフライン) |
プレイスタイル | 対戦プレイ |
発売日 | 2022年10月27日 |
CERO | A(全年齢対象) |
遊べる年齢 | 3歳(年少)~ |
パウパトの人気キャラクターたちがドライバーとして登場するレーシングゲーム。原作のロケーションを舞台に、パウパトの人気キャラがそれぞれのビーグルに乗ってレースを繰り広げます。
Switch の子ども向けレーシングゲームと言えば「マリオカート」が人気ですが、「パウ・パトロール グランプリ」は、それと比べると走行スピードがかなりゆっくりで、演出も控えめ。音楽も静かで、目がチカチカするようなステージもないので、小さい子どもに安心して遊ばせられます。また、「自動アクセル」「逆走防止」といった機能もついているので、ゲームに慣れていない子どもでも楽しく遊べます。
3. パウ・パトロール:ザ・ムービー アドベンチャー・シティがよんでいる
タイトル | パウ・パトロール:ザ・ムービー アドベンチャー・シティがよんでいる |
ジャンル | アクション |
プレイ人数 | 1〜2人(オフライン) |
プレイスタイル | 協力プレイ |
発売日 | 2021年10月28日 |
CERO | A(全年齢対象) |
遊べる年齢 | 4歳(年中)~ |
パウパトの人気キャラクターたちを操作する 3D アクションゲーム。
舞台は、2021年に日本で公開された映画「パウ・パトロール ザ・ムービー」(2023年公開の「ザ・マイティ・ムービー」ではありません)。映画で登場するシーンが出てきますが、ストーリーは映画にそったものではありません。アドベンチャー・シティを舞台に、パウパトの人気キャラクターたちがレスキュー活動をしていくだけです。
操作はやや難しめ。基本的には、奥行きのある 3D ステージを方向キーで操作しながら、ジャンプといったアクションをこなしていきます。ステージの途中、ビーグルに乗る場面があるのですが、ここでゲーム画面と操作方法が切り替わります。そのため、年少さん(3歳)には難しいかもしれません。年中さん(4歳)、もしくは年長さん(5歳)くらいにならないと、操作に戸惑うことがあるでしょう(上手く操作できないと、ぐずったりします)。
操作方法はさておき、個人的には、本作をおすすめできません。その理由は、「パウパトのメンバーがまったくしゃべらない」「ロードが長い」「バグがある」からです。ケントはフルボイスでしゃべってくれるのですが、子犬たちは一切しゃべらないので、盛り上がりに欠けます。また、グラフィックがやや古臭いのも気になります。3Dアクションを遊びたいなら、新作の「パウ・パトロール ワールド」がおすすめです。
子どもと遊ぶならどれがおすすめ?
Switch でパウパトのゲームを 2 人プレイするときは、お子さんの年齢にあわせたタイトルを選びましょう。年少さんには、簡単操作の「グランプリ」、年中さんにはストーリーを楽しめる「ワールド」がおすすめです。
年少さんには「グランプリ」
ゲームにまだ慣れていない年少さんには、「パウ・パトロール グランプリ」がおすすめ。原作のロケーションを舞台に、パウパトの人気キャラがそれぞれのビーグルに乗ってレースを繰り広げます。
他の 2 作品だと、自分で考えて何か行動を起こさなければならなかったり、ストーリーを理解しなければなりませんが、本作は好きなキャラクターを選んで、方向キーでちょっと操作するだけ。ストーリーを理解したり、「何すればいいか分からない」といった状態が生まれないのがレーシングゲームの良いところ。そのため、年少さん(3歳)でも難なく遊べます。
マリオカートに比べると、演出はかなり控えめで、走行スピードがゆっくり。大人だと物足りなさを感じるかもしれませんが、小さい子どもには安心して遊ばせられます。
ちなみに、フルボイスに対応しており、すべてのキャラクターがステージ選択やレース中によく喋ります。なので、遊んでいて子どもが退屈することがありません。
年中・年長さんには「ワールド」
コントローラー操作がある程度できる年中・年長さんには「パウ・パトロール ワールド」がおすすめ。テレビでよく見るアドベンチャー・ベイを舞台に、ケントの指示を聞きながらストーリーを進行させていくアクションアドベンチャーゲームです。
ゲームの序盤では、ケントによる丁寧なチュートリアルがあります。しかもフルボイス対応で、わかりやすく操作方法や遊び方を解説してくれます(パウパトのメンバーもしゃべります)。
操作はやや難しめ。奥行きのある 3D ステージを方向キーで操作しながら、ジャンプや人に話しかけるといったアクションを実行して、ストーリーを進行させていきます。チュートリアルはあるものの、「次に何をするのか」「この場面ではどういうアクションをとるのか」などを考えなければならないので、年少さんには難しいかもしれません。ゲームの内容をある程度 理解でき、コントローラー操作も上手くできる年中さん、もしくは年長さんにおすすめです。もし、ゲームそのものが初めてということなら、より操作の簡単な「パウ・パトロール グランプリ」がおすすめです。
ストーリー進行に関してはアニメの内容に忠実で、「ライバール市長の悪さによって困っている街の人たちを助ける」といったもの。アニメを普段から見ているお子さんなら、すんなりと理解できるはずです。こういったストーリーがあるものの、オープンワールド内をビーグルに乗ったりしながら自由に探索できるので、ストーリー進行を無視してアドベンチャー・ベイ内を自由に探索することも可能。お気に入りのキャラクターを選んで、アニメの舞台を親子で探索するだけでも十分に楽しめます。
まとめ
Switchのパウパトのゲームは 3 作品あり、すべてのタイトルでオフライン 2 人プレイができます。
パウパトのゲームは派手な演出がなく、見た目は地味ですが、だからこそ小さい子どもでも安心して遊ばせられます。それだけでなく、アニメのお馴染みの場所が登場したり、アニメと同じ声優さんを起用したりと、かなりのこだわりが感じられます。
パウパトファンの子どもも納得して遊べると思うので、気になるタイトルがあったら、ぜひ親子で一緒に遊んでみてくださいね。
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