マイニンテンドーストアの抽選で当たった Nintendo Switch2 が、発売日当日に手元に届きました。この記事では、本体の箱を開封し、その外観をSwitchと比較しながらレポートしていきます。
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外箱は思ったよりもコンパクト
こちらがSwitch2のパッケージです。
当選したのはマリオカートワールド同梱版。ソフトはパッケージで同梱されているのではなく、ユーザー自身でダウンロードする形になっています。
有機ELモデルの外箱と比較してみます。長方形だった箱が、真四角になっています。Switch2の方が大きいのに、箱は少し小さくなっていますね。
箱の両サイドには、携帯モードとテーブルモードの写真が掲載されています。
裏面は、「写真」と「ロゴ」というシンプルな組み合わせ。
底面には、シリアルナンバーが記載されています。本体でも確認できると思いますが、修理に出す際に必要になります。
このほか、同梱品などの情報が記載されています。
Switch では外箱に保証書が付いていましたが、Switch2 には見当たりませんね。調べてみると、Switch2に保証書はないようです。保証内で修理に出す際は、領収書や納品書を同梱するだけで良いそうです。
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新しくなった同梱品をチェック
それでは、フタを開けて中身を確認していきます。
まず見えたのが、「はじめかた」と書かれた接続方法。マリオカート同梱版は、ソフトのダウンロード方法が記載されています。
本体とJoy-Con2が見えました。本体は「縦」に収納されています。有機ELモデルは横向きだったので、少し意外でした。
画面は実物で見るとかなり大きいです。7.9インチあります。
本体に関しては、あとでじっくりチェックしていきます。
Joy-Con2 も大きくなっています。Joy-Con と比べると、Joy-Con がかなり小さく見えるのではないでしょうか?
大きさだけでなく、ボタンの配置も変わっています。
L / Rボタンは、手の小さい人でも指が届くよう横に長くなっています。角の丸みも大きくして握りやすくなっています。
「SL / SR」ボタンも大きくなっています。Joy-Conの「SL / SR」ボタンは小さくて大人だと押しにくかったのですが、Joy-Con2 では 2倍以上の大きさに改良され、押しやすくなっています。
中央にあるのは「マウスセンサー」。Joy-Conにはなかった、新しいセンサーです。
このセンサーを下にして机や床の上を滑らせることで、ゲーム内のカーソルやキャラクターを操作できます。左右のJoy-Con2に搭載されているので、両手を使ったマウス操作も可能です。
本体にセットしてみます。
Joy-Con2 の下側から本体に近づけると、カチッと音がしてセットできます。マグネットの力で吸いつくように装着できるのが気持ち良いです。ただ、結構 強い力で引き寄せられるので、子どもは指を挟まないように注意が必要です。挟むと地味に痛いです。
「磁石でくっ付いているだけ」と聞くと、外れないか心配ですよね。試しに、強めに引っ張って引きはがそうとしましたが、外れる気がまったくしません。これなら安心して使えそうです。
本体の下の内箱には、HDMIケーブルが収納されています。
長さは1.5m。ケーブルには「ULTRA HIGHSPEED」と記載されています。このケーブルをつかって、対応するテレビで4Kでゲームが楽しめます。
そのさらに下には、Joy-Con2ストラップが置いてありました。
このストラップの紐を手首に巻き付けることで、Joy-Conを落としたり吹っ飛ぶのを防げます。
実際に Joy-Con2 にセットしてみます。ストラップを付けるときは、まず下をあわせて、上をパチンとはめます。
左右どちらのJoy-Con2にも取り付けられます。
箱の底も見ていきましょう。
左端にあるのはSwitch2ドック。ゲーム画面をテレビに映すために必要となる周辺機器です。
Switch2ドック は、Switchの4倍のピクセル数にあたる「横 3840 × 縦 2160」ピクセル。「4K出力」に対応しているので、きめ細かく滑らかな映像が表示できます。
Switchドックと比べてみます。Switch2ドックは丸みが増していますね。大きさも違います。高さは1cm、横幅は3cmほど大きくなっています。
側面には、USB端子が2つ搭載されています。コントローラーなどの周辺機器を接続する際に使います。ここは、Switchドックと変更ありません。
背面のカバーを開けてみます。
端子が3つあります。上から、ACアダプター接続端子、HDMI端子、LAN端子。
LAN端子は、LANケーブルを挿し、ルーターとつなぐことで、インターネットの接続が安定します。初代Switchには搭載されていませんが、有機ELモデルには搭載されています。
見えないですが、ここには放熱ファンが搭載されています。使用するにつれて汚れてくるので、そうなったら分解して掃除をする必要が出てきそうです。
箱の右手前にあるのは、Joy-Con2グリップ。
左右のJoy-Con2をセットして、両手持ちのコントローラーとして使うためのもの。充電はできません。充電しながら使いたい場合は、別売りの充電グリップが必要です。
Joy-Conグリップと比べてみます。Joy-Con2グリップの方が、凹凸がない分、すっきりとした印象ですね。
Joy-Con2をセットしてみます。横からカチッとはめ込みます。
外すときは、背面にあるボタンを押しながら、Joy-Con2を外側に引きます。
箱の底には、まだ付属品が残っています。
「充電ケーブル」と「ACアダプター」です。
SwitchのACアダプターはケーブルと一体になっていました。Switch2は、ACアダプターと充電ケーブルが別々になっています。
ちなみに、SwitchのACアダプターは、Switch2の充電にのみ使用できます。TVモードでは使用できません。Switch2 を充電する場合は、本体の上下にあるUSB TypeC端子に直接接続します。
同梱品は以上です。
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Switch2本体の外観を隅々までチェック
さいごに、メインとなるSwitch2の本体部分をチェックしていきましょう。
まず大きさですが、Joy-Con2 を取り付けた状態だと、縦116mm × 横272mm。
厚さ13.9mmです。厚みは、Switch も Switch2 も 13.9mm で変わっていません。
有機ELモデルよりも横幅は3cm、縦は1cmほど大きくなっています。
Switch Lite と比べると、かなり大きく見えます。
重さを測ってみます。Joy-Con2 を取り付けた状態だと、534gありました。Switch Lite は275g、初代は398g、有機ELモデルは420gです。
上面を見てみます。ボタンや小さい穴がたくさん並んでいますね。
左から、電源ボタン、音量ボタン、明るさセンサー、USB TypeC端子、ヘッドホンマイク端子、ゲームカードスロット、マイクとなっています。
Switch2にはあって、Switchにはないものが2つあります。1つは、USB Type-C 端子です。Switch2は、底面だけでなく、上面にもType-C 端子があります。
この端子は、Switch2 カメラなどの周辺機器を接続したり、充電する際に使います。ただし、上面のUSB端子は映像出力には対応していません。このUSB端子を使って、テレビにゲーム画面を映すことはできません。
Switch2にだけある もう1つのものは、マイクです。自分の音声をオンラインプレイの相手に届けるときに使います。
このマイクには、ノイズキャンセリング機能が搭載されています。周囲の雑音をしっかりカットし、音声のみをクリアに相手に伝えます。
底面も見てみましょう。底面は、ほとんど変化がありません。Switchと同じで、USB TypeC 端子があるだけです。
裏返して背面をチェックしていきます。このフレームは背面スタンド。手前に引き出すことで、本体を支えられます。
有機ELモデルの背面スタンドと同じく、フリーストップ式で角度調整が自由です。
背面スタンドを開くと、右下にmicroSD Expressカードスロットが見えます。本体の容量が足りなくなったときは、ここに別売りのmicroSD Expressカードを差すことで、容量の拡張が行えます。
ちなみに、Switch2で使えるのは「microSD Expressカード」のみです。Switchでは、EX のマークのないmicroSDカードも使えましたが、Switch2では使えないので注意しましょう。購入する際は、EX のマークがあるか確認してくださいね。
電源を入れて、ホーム画面などを見ていきます。
初期設定やSwitchからのデータ移行に関しては、別の記事で詳しくお伝えします。
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データ移行を終えると、ホーム画面が表示されました。いつものホーム画面ですが、操作音やアイコンなどに微妙な違いがあります。
画面の大きさを有機ELモデルと比較してみます。有機ELモデルは7インチ。
Switch2は、それよりも一回り大きい、7.9インチです。
マリオカートワールドをダウンロードしたので、ちょっとだけプレイしてみます。
画面越しだと伝わりにくいかもしれませんが、実際の画面を見てみると、驚くほど鮮明でキレイです。
解像度は、横1920×縦1080ピクセル。きめ細かく滑らかな映像が表示できます。HDRにも対応しているので、明るさや暗さが豊かな印象を受けます。
Switch2は液晶です。これで有機ELになったら、さらにキレイに見えるのではないでしょうか。上位モデルで採用されることを期待しています。
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