テレビ裏にゲームコントローラー類を隠す100均の収納ラック

普段は使うことのないテレビ裏ですが、ゲーム機のコントローラー類やヘッドフォンなどの小物を収納するのにはピッタリな場所。テレビ裏のデッドスペースを上手く活用すれば、乱雑に見えてしまうゲームのコントローラーやヘッドフォンをすっきりと隠すことができます。

テレビ裏の収納ラックといえば「山崎実業」の商品が人気です。収納 好きな方は知っているでしょう。でも実は、100均にもテレビ裏の収納ラックは手に入ります。

この記事では、テレビ裏のデッドスペースを収納スペースに変える、便利な100均アイテムをご紹介します。ゲーム機のコントローラーやヘッドフォンの収納場所に悩んでいる方は、ぜひご参考にしてください。

商品の基本情報

テレビ裏の「VESA規格」のネジ穴を有効活用した収納ラック。

VESA 規格とは、テレビやモニターの裏面にある壁掛け用のネジ穴の間隔について定められた国際標準規格のこと。この100均グッズは、VESA 規格のネジ穴を利用して、テレビ裏に収納ラックを取り付けます。

こちらは収納トレーが広めになっているタイプ。

こちらはフックタイプの収納ラック。

M6 のネジは 1 本付属されており、ドライバーではなく手でネジを締めていきます。

テレビ裏のネジ穴が M6 ではない場合、市販の M4 のネジを用意する必要があります。また、そもそもテレビ裏に「VESA規格」のネジ穴がない場合は、この100均トレーは取り付けられません。この点にだけ注意しましょう。

収納できるもの

「VESA ワイドトレー」で収納できるのは、Nintendo Switch の Joy-Con や PS5 の DualSense といったゲーム機のコントローラー類です。粘着クリーナー（コロコロ）といったお掃除グッズやリモコン類も収納できます。

「VESA フック付きトレー」は、ゲームコントローラーのほか、ヘッドフォンなどを収納できます。配線をひっかけるフックもついています。

耐荷重は、ワイドトレーが 400g まで、フック付きトレーが 600g まで。

Joy-Con は 195g なので余裕です。

DualSense は 282g なので、こちらも余裕があります。

ワイドトレーは、サイズ的に Switch ドックも乗せられるのですが、重量オーバーなのでおすすめはしません。

実際に Switch ドックをワイドトレーに乗せてみましたが、かなり不安定で心配です。コントローラー類の収納には向いていますが、ゲーム機本体は乗せない方が良いでしょう。

取り付け方法

取り付けは簡単。「トレーのネジ穴」と「テレビ裏のネジ穴」をあわせて、付属のネジをつかって手で絞めていくだけ。

※付属のネジは M6 です。テレビ裏のネジ穴が M6 ではなく M4 の場合、市販のネジを用意する必要があります。

以上で取り付けができました。

繰り返しになりますが、そもそもテレビ裏に「VESA規格」のネジ穴がない場合は、この100均トレーは取り付けられないので注意してください。

使った感想

100均にはコントローラーをキレイにディスプレイできるスタンドが売っていますが、これで収納しても、やはり生活感が出てしまいます。

このラックは、テレビ裏にコントローラー類を隠すことができるので、生活感を消すことができます。テレビ周りが乱雑に見えません。

取り付けも驚くほど簡単でした。工具不要なのも手軽で良いです。

ただ、1 点で固定するタイプなので、どうしても不安定になるのが気になりました。耐荷重を超えなければ問題はないでしょうが、それでも高価なコントローラーを乗せるのには若干の不安があります。定期的にネジが緩んでいないかのチェックをした方が良さそうです。

Switch ドックや Wi-Fi ルーターなどの精密機器をテレビ裏に収納したいということであれば、100均の収納ラックではなく、山崎実業の収納ラックを使用した方が安心ですね。

山崎実業 テレビ裏収納ラック

山崎実業(Yamazaki)

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まとめ

セリアやダイソー、キャンドゥといった100均には、テレビ裏のネジ穴に取り付ける収納ラックが売られています。テレビ裏に収納すれば、デッドスペースを有効活用しつつ、生活感が出てしまうコントローラー類を隠すことができます。1点で支えるタイプなので安定性に不安が残りますが、ちょっとした小物を置く分なら問題ないでしょう。テレビ裏に収納スペースを確保したいと考える方は、ぜひご紹介した100均グッズをチェックしてみてくださいね。