【Switch 2】プロコン2の白い粉、エイムリングで対策できるか試してみた

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Nintendo Switch 2のプロコンを使い込んでいると、スティック周辺に「白い粉」が付着することがあります。

以前、実際にプロコン2を分解して調べたところ、この白い粉の正体は、スティック内部にあるシートが擦れて削れたものでした。

スティックを大きく倒すと、スティック下部の「傘」と呼ばれる部分が内部のシートに接触します。その状態でスティックを動かすことでシートが擦れ、徐々に削れていきます。

さらに、この摩耗が進むと、スティックを倒したときに引っかかるような違和感が出ることもあります。

対策として内部にグリスを塗る方法も考えられますが、コントローラーの分解が必要です。

そこで今回は、もっと手軽に試せる方法として、スティックに取り付ける「エイムリング」で接触や擦れを減らせるのかを検証しました。

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今回使用したエイムリング

今回使用したのは、ゲオの「Switch 2用アシストリング」です。

本来、スティックに適度な抵抗を加えることで、細かな操作をしやすくするためのアイテムです。

価格は850円で、硬さの異なる3種類がセットになっています。

  • ソフト
  • ノーマル
  • ハード

今回はエイム操作の補助ではなく、スティックを倒し切る際の衝撃や接触をリングで和らげ、内部シートの摩耗を抑えられるかという目的で使用します。

検証方法

今回は、実際に白い粉が発生していた左スティックを使って、3種類のリングを比較しました。

確認したのは主に次の3点です。

  • スティックをどこまで入力できるか
  • 内部でスティックとシートが接触するか
  • 実際のゲーム操作にどの程度影響するか

さらに、目視だけでは接触しているか判断しにくい場合があります。

そこで、スティック下部の傘に塗料を付けた状態で操作し、内部シートに塗料が移るかどうかも確認しました。

塗料が付けば、スティックとシートが実際に接触したことが分かります。

まずはエイムリングなしで確認

最初に、何も装着していない通常状態を確認します。

設定画面でスティックを倒すと、普段の力で抵抗なく最大まで入力できます。

一方、内部を確認すると、スティックを最大付近まで倒した際に、スティックの傘がシートにしっかり接触していました。

そのままスティックを回すと、傘がシート表面を擦るように動きます。この擦れによってシートが削れ、白い粉が発生していると考えられます。

スティックの傘に塗料を付け、最大まで倒した状態で動かしたところ、シート側にはっきりと塗料が移りました。

つまり、リングを装着していない状態では、スティックを大きく倒すと傘とシートが接触し、その状態で擦れていることが確認できます。

ソフト:操作感をほとんど変えずに擦れを軽減

まずは、もっとも柔らかい「ソフト」を試します。

指で触った感触は、食器用スポンジに近い柔らかさです。

リングを付けると若干の抵抗はありますが、普段と同じ程度の力で最大まで倒し切れました。

そのため、入力範囲についてはリングなしと大きく変わりません。

実際にゲームでも試しましたが、装着前との違いはかなり小さく、大きな違和感なく操作できました。

通常の移動操作を重視する左スティックでも、3種類の中では最も使いやすい硬さです。

ただし、内部を確認すると、普段の力でスティックを倒した場合でも、傘とシートは接触しているように見えます。

つまり、ソフトリングを付ければ接触そのものを防げるわけではありません。

一方で、リングなしの状態のように、傘がシートへ強く「コツコツ」と当たる感じは減っています。

スティックを回した際の擦れ方も、装着前より弱く見えました。

塗料を付けて同じように操作したところ、シート側には塗料が移りました。

ただし、リングなしの状態と比較すると、色移りは薄く見えます。

そのためソフトは、接触自体は残るものの、強い衝突や擦れを軽減するという結果になりました。

操作感をほとんど変えたくない人には、今回試した中で最も使いやすい選択肢だと思います。

ノーマル:接触はかなり抑えられるが操作が重くなる

続いて、中間の硬さとなる「ノーマル」です。

指で押すと、ソフトより明確に強い反発を感じます。

ゴムのような弾力があり、この時点でスティックの可動域にも影響しそうです。

設定画面で確認すると、普段の力でスティックを倒した場合、入力はおよそ7割程度で止まりました。

最大まで入力するには、意識してさらに強く倒し込む必要があります。

この違いは、実際のゲームでもかなり分かります。

普段と同じ感覚でスティックを倒すと、キャラクターの移動が明らかに遅くなりました。

素早く移動するには、毎回意識してスティックを強く倒す必要があります。

ソフトと比べると、操作感への影響はかなり大きめです。

一方、内部を見ると大きな違いがあります。

普段の力で倒した状態では、スティックの傘がシートに接触しているようには見えませんでした。

強めに倒すとかなり近づきますが、通常操作の範囲ではリングがストッパーのような役割を果たしています。

普段と同じ力で操作したあとに内部を確認すると、シートへの新たな色移りはありませんでした。

つまり、通常の力で操作する範囲では、実際に接触を防げていたと考えられます。

ただし、意識的に強く倒し込むと、シートにうっすらと塗料が移りました。

そのためノーマルは、通常操作では接触をかなり抑えられるが、強く倒せば接触するという結果です。

白い粉対策としてはソフトより効果を期待できますが、そのぶん操作は重くなります。

ハード:接触対策は強力。ただし左スティックには厳しい

最後は、もっとも硬い「ハード」です。

指で触っただけでは、ノーマルとの差はそれほど大きく感じませんでした。

ところが、実際にスティックへ装着すると違いは明確です。

スティックを最大まで入力するには、ノーマルよりもさらに強く倒し込む必要があります。

実際のゲームでは、キャラクターを思ったように移動するのが難しくなりました。

常に強い力をかける必要があるため、長時間プレイでは疲れやすくなります。

一方、摩耗対策としては非常に強力です。

普段より強い力でスティックを倒して内部を確認しましたが、シートに接触しているようには見えませんでした。

さらに塗料を使って確認しても、シートへの新たな色移りはありませんでした。

今回試した条件では、3種類の中で最も接触を抑えられています。

ただし、左スティックでは操作性への影響が大きすぎるため、個人的には実用的ではないと感じました。

むしろ右スティックで、エイムなどの細かな操作をしやすくする本来の用途の方が向いています。

結論:白い粉対策なら「ソフト」が最も使いやすい

今回の結果を整理すると、次のようになりました。

リング 操作感 最大入力 シートとの接触 白い粉対策として
なし 通常 容易 明確に接触 対策なし
ソフト ほぼ変わらない 容易 接触あり 強い擦れを軽減
ノーマル 重くなる 強い力が必要 普段の力では接触なし 接触をかなり抑えられる
ハード かなり重い かなり強い力が必要 今回の条件では接触なし 効果は高いが左スティックには不向き

今回の検証では、エイムリングを付けることで、白い粉の原因となるスティックとシートの接触や擦れを軽減できそうという結果になりました。

特に使いやすかったのが「ソフト」です。

ソフトは接触そのものを完全に防ぐことはできませんでしたが、リングなしの状態と比べて強い擦れを抑えられました。しかも、操作感への影響はほとんどありません。

そのため、普段の操作感をできるだけ維持しながら摩耗を抑えたいならソフトが一番バランスがいいと思います。

一方、多少操作が重くなっても、接触をさらに抑えたいならノーマルという選択肢もあります。

ハードは接触を抑える効果は高そうですが、左スティックでの通常操作には抵抗が強すぎました。

※今回の検証は、エイムリングを装着した際にスティックとシートの接触や擦れがどの程度変化するのかを確認したものです。長期間使用した場合の摩耗量や、実際に発生する白い粉の量を比較したものではありません。そのため、「エイムリングを付ければ白い粉が完全に発生しなくなる」と断定できる検証ではありません。

-Switch2