「読み込み速度が一番速いのは本体、次にSDカード、最後がパッケージ版」
これは「Switch 2 のひみつ展」でも明言されていた事実です。
つまり、読み込み速度を優先するなら、本体に保存できるダウンロード版を買うのが正解ということになります。では、実際のところどのくらいの時間差があるのでしょうか?気にならない程度なのか、それともストレスを感じるレベルなのでしょうか。
そこでこの記事では、あらゆるパターンで実際の読み込み速度を比較・検証しました。納得してソフトを選べるよう、ぜひ参考にしてください。
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【Switch2】ロード時間変わる?microSD Express を比較してみた
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マリカ検証:通常ゲームカード vs ダウンロード版
まずは『マリオカート ワールド』を使って、基本的な性能差を見ていきます。
ダウンロード版は「本体保存メモリー」か「microSDカード」のどちらに保存するかでロード時間が変わります。さらにSwitch 2で新しく採用された「microSD Express」も、メーカーによって実効速度が異なるためカード選びが重要です。
今回は以下の4つの環境で検証しました。空き容量は最大にし、機内モード適用などブレを排除した状態で計測しています。
計測結果はご覧の通り。
| 保存先・メディア | ロード時間 | 評価 |
| 本体保存メモリー | 16.56 秒 | 最速 |
| パッケージ版(通常ゲームカード) | 24.07 秒 | 最も遅い |
| SD Express(SanDisk) | 18.84 秒 | 優秀 |
| SD Express(Lexar) | 19.45 秒 | 優秀 |
もっとも速かったのは本体保存メモリー(16.56秒)でした。他を寄せ付けない圧倒的な速さです。次いで、最新規格のmicroSD Express2枚も20秒を切る好成績(わずかにSanDiskがリード)。
一方で、もっとも時間がかかったのはパッケージ版です。最速の本体と比較して7.5秒もの差が開きました。少しでも早く遊びたい人にとって、この差は無視できない大きさと言えそうです。
追加検証:空き容量で DL 版は遅くなるのか?
ここまでは空き容量が十分にある理想的な状態での話です。実際に長く使っていて本体やSDカードの容量がパンパンになったとき、読み込み速度に影響は出るのでしょうか?
あえて容量を限界(空き容量ほぼ0%)まで追い込んだ環境で再検証しました。
計測結果はご覧の通り。
| 保存先・メディア | ロード時間 | 評価 |
| 本体保存メモリー | 16.54 秒 | 変わらない(最速) |
| パッケージ版(通常ゲームカード) | 24.30 秒 | 変わらない(最も遅い) |
| SD Express(SanDisk) | 19.15 秒 | ほぼ変わらない(優秀) |
| SD Express(Lexar) | 20.11 秒 | ほぼ変わらない(優秀) |
極限状態でも、本体保存メモリーのタイムは「16.54秒」と、その速さは全く揺らぎませんでした。microSDカード2枚についても実用上の影響は皆無です。
結論、保存先のコンディションによる速度低下を心配する必要はありません。 どれだけゲームを詰め込んでも、ダウンロード版が常に圧倒的な速さでリードし続けることが証明されました。
ぽこあ検証:キーカード vs ダウンロード版
Switch 2で新しく登場した「キーカード」のロード時間もチェックしていきます。
キーカードは、カード内にゲームデータが入っているのではなく、データを保存先にダウンロードし、カードは「起動の鍵」として機能する仕組みです。
つまり、パッケージ版でありながら、読み込み速度は100%データの保存先に依存するはずです。本当なのか、『ぽこ あ ポケモン』を使って検証しました。
計測結果はご覧の通り。
| 保存先・メディア | ロード時間 | 評価 |
| 本体保存メモリー(キーカード) | 26.08 秒 | 最速 |
| 本体保存メモリー(ダウンロード版) | 26.00 秒 | 最速 |
| SD Express(キーカード) | 27.48 秒 | 優秀 |
| SD Express(ダウンロード版) | 27.56 秒 | 優秀 |
本体保存(キーカード/ダウンロード版)と、SDカード保存(キーカード/ダウンロード版)で比較したところ、メディアごとのタイムがほぼ完全に一致しました。
手元に残したいならキーカード版、手軽さ優先ならダウンロード版。どちらを選んでも、性能差によるストレスを感じることはありません。
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あつ森検証:旧ソフト vs Switch2 Edition
最後に、旧Switchで発売されたソフトに新要素を加えた「Switch 2 Edition」のロード時間をチェックします。
グラフィック向上などが図られていますが、ロード時間にも違いはあるのでしょうか?
旧Switch版とSwitch 2 Editionの『あつまれ どうぶつの森』を、パッケージ版とダウンロード版(初期状態)でそれぞれ比較しました。
計測結果はご覧の通り。
| 保存先・メディア | ロード時間 | 評価 |
| 旧Switch版(パッケージ版) | 22.43 秒 | 最も遅い |
| Switch 2 Edition(パッケージ版) | 20.34 秒 | 遅い |
| 旧Switch版(ダウンロード版) | 19.70 秒 | 最速 |
| Switch 2 Edition(ダウンロード版) | 19.77 秒 | 最速 |
Switch 2 のひみつ展で「新しいゲームカードは読み込み速度が約5倍に向上している」と解説されていた通り、パッケージ版の物理的な性能向上が結果に現れました。これにより、最速であるダウンロード版との差がわずか0.6秒まで縮まっています。
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まとめ:結局どっちを買うのが正解?
ここまで複数のタイトルで検証してきましたが、最後に、今回のデータから導き出されるベストな買い方をまとめます。
1. ロード優先ならダウンロード版
ロード時間によるストレスを最小限にしたいなら、迷わずダウンロード版を買ってください。今回の検証で、本体保存のダウンロード版は、どんなに容量を使い切った状態でも常に最速であることが証明されました。ですので、ダウンロード版を買って本体に保存する。これが、もっともストレスのない正解です。
2. カードの抜き差しが気にならないならキーカード版
ただし、キーカード形式のソフトであれば、ロード時間はダウンロード版と同じになります。中古で売買したい、あるいはコレクションとして手元に置きたいといった、パッケージならではのメリットで選んで大丈夫ですよ。ただし、カードの入替の手間はあります。
3. Switch 2 Edition はパケ版なら「アップグレード版」を推奨
Switch 2 Editionの場合、旧Switchソフトも遊べるので迷いがちですが、基準はシンプルです。まず、ロード時間を最優先するなら、やはりダウンロード版です。アップグレード前後でロード時間に差はないので、純粋に新しい要素に興味があるかどうかで判断してくださいね。
一方で、手元に残したいならパッケージ版が基準になりますが、ここではロード時間に差があります。少しでも快適に遊びたいならSwitch 2 Editionを。価格を抑えてまずは手軽に遊びたい方は、旧Switch版という選択肢も十分アリですよ。
※旧 Switch ソフトのパケ版を Switch2 Edition にアップグレードしても、ロード時間に差はありません。
今回の検証で分かったことは、「どんなにストレージを使い込んでも速度が落ちない」というダウンロード版の安定感は抜群だということ。迷ったら本体保存のDL版、これがSwitch 2における最適解と言えそうです。













