任天堂ライセンス品のmicroSD Expressが、8,980円に値上げされました。
これまで任天堂ライセンス品は、「価格の安さ」と「ライセンス品という安心感」の両方を備えていることが大きな魅力でした。しかし、2026年8月17日に2,000円値上げされ、価格面でのお得感はかなり薄れています。
そこで今回は、256GB・512GB・1TBの現在の価格を比較しながら、Switch 2で使うならどの容量を選ぶべきなのか、さらに現時点で有力なmicroSD Expressを整理します。
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任天堂ライセンス品が8,980円に値上げ
今回値上げされたのは、任天堂ライセンスを取得している以下の256GBモデルです。
- SanDisk製 microSD Express 256GB
- Samsung製 microSD Express 256GB
どちらもSwitch 2の発売時は6,980円でしたが、2026年8月17日に2,000円値上げされ、現在はNintendo Storeで8,980円となっています。ほかの通販サイトでも新価格へ切り替わっています。
これまでこの2製品は、Switch 2向けのライセンス品という安心感だけでなく、ほかの256GBのmicroSD Expressと比べて価格が安いこともメリットでした。
ところが8,980円まで値上がりしたことで、ほかの256GBモデルとの価格差はかなり縮まっています。
256GB・512GB・1TBの価格を比較
現在の価格差を確認するため、Amazonで購入できる製品の中から、価格だけでなくメーカーの実績や保証内容も考慮して比較しました。
なお、microSD Expressは価格変動が大きいため、以下は執筆時点の価格をもとにした比較です。購入する際は最新価格も確認してください。
256GB:ライセンス品の価格優位性は薄れた
| 製品 | 価格 | 1GB単価 | 最大読み込み速度 | 保証 |
|---|---|---|---|---|
| SanDisk 任天堂ライセンス品 | 8,980円 | 35.1円/GB | 880MB/s | 無期限 |
| Samsung 任天堂ライセンス品 | 8,980円 | 35.1円/GB | 800MB/s | 3年 |
| Lexar PLAY PRO | 8,480円 | 33.1円/GB | 900MB/s | 無期限 |
| TEAMGROUP APEX | 8,880円 | 34.7円/GB | 800MB/s | 5年 |
値上げ後の任天堂ライセンス品は、SanDisk製・Samsung製ともに8,980円です。
値上げ前は1GBあたり約27円でしたが、現在は約35円まで上昇しています。
一方、LexarやTEAMGROUPには8,000円台で購入できる256GBモデルがあります。いずれもメーカー側でSwitch 2での動作確認が行われており、最大読み込み速度も800~900MB/sクラスです。
ライセンス品ならではの安心感はありますが、「ライセンス品なのに他社製品より安い」という以前の強みはかなり薄れました。
512GB:価格と容量のバランスが取りやすい
| 製品 | 価格 | 1GB単価 | 最大読み込み速度 | 保証 |
|---|---|---|---|---|
| Media Monster | 15,480円 | 30.2円/GB | 880MB/s | 1年 |
| TEAMGROUP APEX | 16,880円 | 33.0円/GB | 800MB/s | 5年 |
| Lexar PLAY PRO | 17,096円 | 33.4円/GB | 900MB/s | 無期限 |
| Samsung P9 Express | 19,980円 | 39.0円/GB | 800MB/s | 3年 |
512GBでは、安い製品なら1万5,000円台から購入できます。
たとえばMedia Monsterの512GBは15,480円で、8,980円のライセンス品256GBとの差額は6,500円です。6,500円追加することで容量を2倍にできます。
容量単価を見ると、Media Monsterは1GBあたり約30円、TEAMGROUPやLexarも約33円です。
値上げ後のライセンス品256GBは1GBあたり約35円なので、512GBだからといって容量単価が高くなるとは限りません。製品によっては、むしろライセンス品256GBより安くなります。
1TB:容量には余裕があるが、3万円台が中心
| 製品 | 価格 | 1GB単価 | 最大読み込み速度 | 保証 |
|---|---|---|---|---|
| Media Monster | 33,980円 | 34.0円/GB | 880MB/s | 1年 |
| Princeton PSD-EXM-1T | 34,800円 | 34.8円/GB | 880MB/s | 1年 |
| Biwin Amber ME300 | 34,980円 | 35.0円/GB | 900MB/s | 無期限 |
| TEAMGROUP APEX | 37,880円 | 37.9円/GB | 800MB/s | 5年 |
1TBになると、安い製品でも3万4,000円前後です。
容量単価は1GBあたり約34~35円の製品が多く、値上げ後のライセンス品256GBと大きくは変わりません。
ただし、512GBの安い製品と比べると容量単価はやや高く、購入価格そのものも3万円台になります。
容量不足の心配をできるだけ減らしたい場合には魅力的ですが、価格とのバランスを考えると、万人におすすめしやすい容量ではありません。
今選ぶなら何GBがおすすめ?
価格だけでなく、実際にどのくらいゲームを保存できるのかも考えながら、それぞれの容量を整理します。
256GBがおすすめな人
256GBなら、20GBクラスの中規模ソフトを目安として約10本保存できます。
購入費用を抑えやすく、保存するゲームがそれほど多くない人には十分な容量です。任天堂ライセンス品を選べば、ライセンス品ならではの安心感もあります。
一方で、ゲームを追加していくと将来的に容量不足となり、より容量の大きいmicroSD Expressへ買い替える可能性があります。
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512GBがおすすめな人
容量不足が心配な人には、512GBが最も選びやすいと考えています。
20GBクラスのゲームなら20本前後を保存でき、256GBより余裕があります。それでいて、製品によっては1GBあたりの価格が256GBのライセンス品と同程度、またはそれ以下です。
価格と容量の両方を重視するなら、現状では最もバランスを取りやすい容量です。
1TBがおすすめな人
1TBなら、20GBクラスのゲームを40本以上保存できます。
ゲームをできるだけ多く保存しておきたい人や、価格よりも容量の余裕を優先したい人には向いています。
ただし3万円台の製品が中心で、512GBより容量単価が安くなるわけでもありません。購入時の負担を考えると、現状では積極的にはおすすめしにくい容量です。
現時点では512GBがおすすめ
以上を踏まえると、現在は価格と容量のバランスが取れている512GBをおすすめします。
製品では、TEAMGROUPとLexarが有力です。
最安クラスのMedia Monsterも選択肢にはなりますが、メーカーの実績や保証期間まで考慮すると、多少の価格差であればTEAMGROUPやLexarを選ぶメリットは大きいと考えています。
- TEAMGROUP:価格と5年保証のバランスが取りやすい
- Lexar:メーカー実績に加え、長期保証も魅力
- Media Monster:購入価格をできるだけ抑えたい場合の候補
以前紹介したNextorageの512GBについては、現在2万円台中盤まで値上がりしているため、今回は候補から外しました。
microSD Expressは製品によって価格が変動するため、過去におすすめだった製品が現在も最適とは限りません。購入する際は、その時点の価格を比較することが大切です。
まとめ
任天堂ライセンス品の256GB microSD Expressは、6,980円から8,980円へ値上げされました。
これまでのような価格面での強みが薄れたことで、現在は256GBだけでなく、512GBまで含めて比較する価値が高くなっています。
- 保存するゲームが少なく、購入費用を抑えたいなら256GB
- 価格と容量のバランスを重視するなら512GB
- 価格より容量の余裕を優先するなら1TB
現時点で私が選ぶなら512GBです。特にTEAMGROUPやLexarは、価格・メーカー実績・保証内容を含めて有力な選択肢だと考えています。
ただし、microSD Expressの価格は変動します。購入を検討している場合は、最新価格を確認したうえで、自分の使い方に合った容量を選んでみてください。













