Switch2 を手に入れたら、今まで使っていた Switch はどうしますか?
ほとんどの人は売ってしまうと思いますが、ちょっと待ってください。Switch を売るのはまだ早いかもしれません。
この記事では、Switch を売らずに残しておく 3 つのメリットと、具体的な活用方法を紹介します。Switch の活用方法を探している方、売ろうか迷っている方はぜひご参考に。
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メリット1. サブ機として使える
Switch2 を購入したあとも Switch を残しておけば、サブ機として使うことができます。
たとえば、自宅では Switch2 を使い、外出先では Switch を使う、といった使い分けができます。
Switch は Switch2 よりも軽量でコンパクト、バッテリー持ちも良いので、外出先では Switch2 よりも使いやすかったりします。Switch2 を外に持って行くことに抵抗がある人は Switch を活用しましょう。
Switch をサブ機として使用するときにやっておきたいのが「本体のペアリング」と「セーブデータの共有」。これをやることで、Switch2で遊んでいたゲームの続きをSwitchで遊べるようになります。
ここでは、本体のペアリング方法とセーブデータの共有方法を簡潔に解説していきます。
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サブ機として使うための STEP 1. 本体をペアリングする
まずは本体のペアリングをしていきます。
ペアリングをすることで、Switch2 から Switch にバーチャルゲームカードを差し変えることができます。ダウンロードソフトを持っている人はやっておきましょう。
ペアリングをするには、Switch と Switch2 で同じニンテンドーアカウントでログインしておく必要があります。
「設定」→「ユーザー」→「ユーザーの追加」の順に操作し、画面の案内にそってログインしてください。
ユーザーの追加ができたら、Switch と Switch2 をペアリングして、バーチャルゲームカードを差し変えていきます。
まずは Switch を操作。 HOME メニューの「バーチャルゲームカード」→対象ユーザーを選択→バーチャルゲームカードを選択→「この本体にセットする」→「つぎへ」→「近くに持ってきた」の順に操作。
次に Switch2 を操作。HOMEメニューの「バーチャルゲームカード」→対象ユーザーを選択→「ペアリングをはじめる」の順に操作。
Switch の画面を見ると「ほかの本体から取り外して、この本体にセットします」と表示されるので、「この本体にセットする」を選択。
以上で、Switch2 から Switch にバーチャルゲームカードを差し変えられました。
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サブ機として使うための STEP 2. セーブデータを共有する
本体をペアリングができたら、Switch と Switch2 でセーブデータを共有していきます。
セーブデータの共有方法は「セーブデータお預かり」と「セーブデータの引っ越し」の2通りあります。この記事では、「セーブデータの引っ越し」をつかった方法を説明していきます。
それぞれの本体の HOME 画面で「ソフトにカーソルをあわる」→「プラスボタンを押す」→「データ管理」→「セーブデータの引っ越し」の順に操作。
Switch2 は「ほかの本体へ送る」。Switch は「受け取る」を選択。
あとは、画面の案内にそって進めるとデータの移行ができます。Switch を外出先で使う前、使った後にデータを移しておきましょう。
なお、この方法でセーブデータを移すと、元の本体からはデータが消えてしまいます。両方の本体にデータを残しておきたい人は、オンラインに加入して「セーブデータお預かり」を利用するのがおすすめです。
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メリット2. おすそわけ通信の子機として使える
Switch と Switch2 の両方を持っていれば「おすそわけ通信 」ができます。
おすそわけ通信とは、1つのソフトをほかの本体に送って、それぞれの本体で同じソフトを一緒に遊べるようにする機能のこと。Switch2 が対応ソフトを持っていれば、ソフトを持ってない Switch と一緒に遊ぶことができるのです。
おすそわけ通信の通信方法は 2 種類。1つは、近くの人と通信する「ローカル通信」。もう1つは、ゲームチャット中のメンバーと通信する「インターネット通信」です。Switch はゲームチャットを利用できないので、ローカル通信をつかったおすそわけ通信に子機として参加します。
ここでは、ローカル通信をつかったおすそわけ通信のはじめ方を説明していきます。ソフトは「スーパーマリオ 3Dワールド」を例にします。他のソフトでも同様の手順ではじめられるので参考にしてください。
まずは、親機である Switch2 を操作していきます。Switchはソフトを受け取ることしかできないのでSwitch2 を操作してください。
おすそわけ通信に対応したソフトを起動します。ソフトがおすそわけ通信に対応しているかどうかは公式サイトなどで確認してください。
ゲーム内の通信メニューを開き、「近くの人とおすそわけ通信」を選びます。他のソフトでもタイトルメニューやポーズメニューに同じような項目があるので探してみてください。
参加するメンバーの待機画面が表示されます。メンバーの参加を待ちます。
続いて、子機となる Switch を操作していきます。
本体を親機の近くまで持って行き、HOMEメニューの「おすそわけ通信」を選択します。
ユーザーを選択→「受け取る」。
親機が見つかったら「受け取る」を選びます。
親機で参加メンバーがそろったことを確認し、「はじめる」を選ぶとおすそわけ通信がはじまります。
「スーパーマリオ 3Dワールド」以外にも、おすそわけ通信に対応したソフトはたくさんあります。遊んでみたいソフトがあれば、ぜひおすそわけ通信でプレイしてみてくださいね。ちなみに、Switch2 専用ソフトでも、Switch でソフトを受け取ることができますよ。
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メリット3. Switch でしか遊べないソフトが遊べる
Switch2 は、ほぼすべての Switch ソフトとの互換性があります。基本的に、Switch で遊んでいたソフトは Switch2 でも引き続きプレイ可能です。
ただし、一部のソフトやアプリは Switch2 に対応していません。
現在、Switch2 に対応していないタイトルは次の 6 つ。
- Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit
- ニコニコ
- ABEMA(アベマ)
- Hulu(フールー)
- Crunchyroll
- InkyPen
このほか、動作検証で問題を確認したタイトルが162タイトルあります。その中には「YouTube」も含まれています。
参考:https://www.nintendo.com/jp/hardware/switch2/compatibility/index.html
Switch2 では正常に動作しないソフトを遊びたい場合は、Switchを残しておいた方が良いでしょう。
また、Switch2 でソフトの起動はできるものの、ゲームプレイには Joy-Con が必要なタイトルもあります。
Switch2 では Joy-Con の充電ができないので、これらのソフトを遊ぶ場合は Switch 本体を売らずに残しておいた方が良いでしょう。
まとめ
Switch2 を買ったあとに Switch を残しておくメリットは3つ。
1. サブ機として使える
メインで使う Switch2 は自宅用として、外出先では Switch を使う、といった使い方ができます。
2. おすそわけ通信の子機として使える
対応ソフトが 1 本あれば、ソフトを持ってない Switch におすそわけして一緒に遊ぶことができます。
3. Switch でしか遊べないソフトが遊べる
Switch2 に対応していないソフトや、ゲームプレイに Joy-Con が必要なソフトを遊ぶことができます。
このように、Switch の利用価値はまだあると思います。
それでも Switch を売りたいという人は、別の記事で紹介している「売る前にやること」をチェックしてくださいね。
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