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Switch Liteの違いは?できること、できないこと徹底比較

Switch Liteの違いは?できること、できないこと徹底比較

Nintendo Switch は、ディスプレイに有機ELを搭載した新型 Nintendo Switch(以下「有機ELモデル」)、通常の Nintendo Switch(以下「従来モデル」)、コンパクトで持ち運びに便利な Nintendo Switch Lite (以下「Switch Lite」)の3つのモデルが販売されています。

このうち、Switch Lite は他のモデルと仕様が大きく異なるため、できないこともいくつかあります。それを知らずに、価格が安いという理由だけで Switch Lite を選んでしまうと、「やっぱり、他の Switch にすれば良かった」と後悔します。

この記事では、Switch Lite と他のモデルとの違いや、Switch Lite では できないことについて詳しくご紹介しています。Switch Lite を買うべきか迷っている方は、ぜひさいごまでご覧ください。

Switch Liteの特徴は「軽くて小さい」だけではありません。違いが多いので漏れのないようチェックしましょう。

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Switch Liteの違い解説動画

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Switch Liteのスペック比較

Switch Liteと従来モデルと有機ELモデル

Switch Lite・有機ELモデル・従来モデルの主なスペックを比較したものを以下の表にまとめました。まずは、こちらで大まかな違いを把握してみてください。

※重要な違いは赤字でマークしてます

商品名ターコイズカラーのSwitch Lite
Nintendo Switch Lite
Switch従来モデル
Nintendo Switch
(従来モデル)
Switch有機ELモデル
Nintendo Switch
有機ELモデル
CPU/
GPU
NVIDIA社製
カスタマイズされた
Tegraプロセッサー
NVIDIA社製
カスタマイズされた
Tegraプロセッサー
NVIDIA社製
カスタマイズされた
Tegraプロセッサー
プレイ
モード
携帯モードのみTVモード
テーブルモード
携帯モード
TVモード
テーブルモード
携帯モード
映像
出力
・携帯モード
1280×720ピクセル
・テレビモード
1920×1080ピクセル/60fps
・テーブル / 携帯モード
1280×720ピクセル
・テレビモード
1920×1080ピクセル/60fps
・テーブル / 携帯モード
1280×720ピクセル
遊べる
ソフト
携帯モード
対応ソフトのみ
すべての
Nintendo Switchソフト
すべての
Nintendo Switchソフト
内蔵
バッテリー
リチウムイオン
バッテリー
(3570mAh)
リチウムイオン
バッテリー
(4310mAh)
リチウムイオン
バッテリー
(4310mAh)
バッテリー
持続時間
約3~7時間約4.5~9.0時間約4.5~9.0時間
充電
時間
約3時間約3時間約3時間
画面
サイズ
5.5インチ
(液晶)
6.2インチ
(液晶)
7.0インチ
(有機EL)
本体
サイズ
91.1×208×厚さ13.9
(mm)
102×239×厚さ13.9
(mm)
102×242×厚さ13.9
(mm)
重さ約275g約398g約420g
本体保存
メモリー
32GB32GB64GB
背面
スタンド
なし固定式スタンドフリーストップ式
ワイドスタンド
カラー・イエロー
・グレー
・ターコイズ
・コーラル
・ブルー
・ネオンブルー / レッド
・グレー
・ホワイト
・ネオンブルー / レッド
同梱品・本体
・ACアダプター
・セーフティーガイド
・本体
・Joy-Con
・Switchドック
・Joy-Conグリップ
・ACアダプター
・Joy-Conストラップ
・HDMIケーブル
・セーフティーガイド
・本体
・Joy-Con
・Switchドック
・Joy-Conグリップ
・ACアダプター
・Joy-Conストラップ
・HDMIケーブル
・セーフティーガイド
定価21,978円(税込)32,978円(税込)37,980円(税込)
発売日2019年9月20日2017年3月3日2021年10月8日

CPU/GPUに変更はありません。大きな違いは、本体・画面サイズやプレイモード、遊べるソフト、バッテリー持続時間です。これらがゲーム体験に大きく影響します。

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Switch Liteの違い

Switch Lite は、有機ELモデル・従来モデルのSwitchと比べて以下の10項目が大きく異なります。

  1. 画面が小さい
  2. ディスプレイが「液晶」
  3. 軽くてコンパクト
  4. コントローラーが一体型
  5. 十字キーになってる
  6. コントローラーの振動がない
  7. バッテリー持ちが短い
  8. 背面スタンドがない
  9. スピーカーが開放型
  10. 価格が安い

具体的にどのくらいの違いがあるのかご紹介していきます。

1. 画面が小さい

Switch有機ELモデルと従来モデルとLiteのサイズ比較表

Switch Liteは、画面がもっとも小さくなっています。

  • Switch Lite:5.5インチ
  • 従来モデル:6.2インチ
  • 有機ELモデル:7.0インチ

有機ELモデルと比べると 1.5インチ、従来モデルと比べると 0.7インチも小さいです。

Switch Liteの画面の大きさ

5.5インチ

Switch従来モデルの画面の大きさ

6.2インチ

Switch従来モデルの画面の大きさ

7.0インチ

すでに従来モデルや有機ELモデルを持っている方が実際に Switch Lite で遊んでみると、その小ささに驚くかと思います。

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2. ディスプレイが「液晶」

Switch Liteのゲーム画面

液晶ディスプレイ(Switch Lite)

Switch有機ELモデルのゲーム画面

有機ELディスプレイ(有機ELモデル)

  • Switch Lite:液晶ディスプレイ
  • 従来モデル:液晶ディスプレイ
  • 有機ELモデル:有機ELディスプレイ

Switch Lite と従来モデルは、ディスプレイが「液晶」となっています。液晶ディスプレイは、バックライトの光を利用し、カラーフィルターを通して色を表示しています。完全な黒の表現が難しく、コントラストは低くなってしまいます。

これに対して、有機ELモデルに搭載されているのは「有機ELディスプレイ」。ピクセル1つ1つが自ら発光する有機EL素子で構成されたディスプレイで、ピクセルの発光をオフにすることで深い黒色を表現でき、締まりのある黒とコントラストの高い鮮やかな映像が表現できます。

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3. 軽くてコンパクト

手に持ったSwitch Lite

Switch Liteは軽くて収まりも良い

手に持ったSwitch通常モデル

通常モデルは重く、片手で持つと窮屈に感じる大きさ

手に持ったSwitch有機ELモデル

有機ELモデルも重く、片手で持つと窮屈に感じる大きさ

Switch Lite は携帯モードに特化したモデルですので、軽くてコンパクトな作りになっています。

  • Switch Lite:約275g
  • 従来モデル:約398g
  • 有機ELモデル:約420g

重さについては、従来モデルと比べて 123g、有機ELモデルと比べると 145gも軽くなっています。iPhoneの重さが約 170gなので、「Switch Lite はスマホ 1台分 軽い」と考えて良いでしょう。

Switch LiteとSwitch通常モデル

従来モデルと比べて、Switch Liteはひと回り小さい

Switch LiteとSwitch有機ELモデル

有機ELモデルと比べて、Switch Liteはひと回り小さい

  • Switch Lite:縦91.1×横208×厚さ13.9mm
  • 従来モデル:縦102×横239×厚さ13.9mm
  • 有機ELモデル:縦102×横242×厚さ13.9mm

本体サイズについては、従来モデル・有機ELモデルがほぼ同じなのに対して、Switch Lite はそれらよりもひと回り小さくなっています。小さいので、バッグに入れたときにかさ張りません。棚に収納するときも、コンパクトに収納ができます。

4. コントローラーが一体型

Switch LiteのコントローラーとJoy-Con

  • Switch Lite:一体型
  • 従来モデル:Joy-Con(取り外し可能)
  • 有機ELモデル:Joy-Con(取り外し可能)

従来モデルと有機ELモデルのコントローラーは「Joy-Con(ジョイコン)」です。Joy-Con は、携帯モードで遊ぶときは本体に取り付け、テレビモードやテーブルモードで遊ぶときは取り外して使います。

一方、Switch Lite のコントローラーは一体型。本体から取り外すことができません。

5. 十字キーになってる

Switch Liteのコントローラーの十字キーとJoy-Conの方向ボタン

有機ELモデルは方向ボタン、Switch Liteは十字キー

  • Switch Lite:十字キー
  • 従来モデル:方向ボタン
  • 有機ELモデル:方向ボタン

Switch Lite は、キャラクターを前後左右に移動させるときなどに使う、左側のコントローラーボタンが十字キーになっています。十字キーは昔からゲーム機のコントローラーに採用されているボタンで、この感触に慣れている人も多いでしょう。

これに対して、従来モデル・有機ELモデルは「十字キー」の部分が「方向ボタン」となっています。Joy-Con は 2つに分けることができ、それぞれが横持ちしたときに、片方のコントローラーが「十字キー」だとボタン入力がしにくくなるため、方向ボタンとなっています。

6. コントローラーの振動がない

振動機能のあるJoy-Con

Joy-ConはHD振動がある

  • Switch Lite:振動なし
  • 従来モデル:振動あり
  • 有機ELモデル:振動あり

Joy-Con には、「HD振動」が搭載されています。HD振動とは、コントローラーの振動機能の一種で、非常に細かな振動を発生させ、ゲーム体験を向上させます。Switch Lite には Joy-Con が付属されていませんし、本体にも振動機能はありません。

また、Joy-Con には、カメラが捉えた「動き」をゲームの中に伝えることができる「モーションIRカメラ」が備わっていますが、Switch Lite にこの機能は搭載されていません。

これらの違いから、Switch Liteは、HD振動やモーションIRカメラといった Joy-Con の機能を利用するソフトは、一部遊び方が制限されます。

7. バッテリー持ちが短い

Switchのバッテリー持続時間の比較画像

  • Switch Lite:3.0 ~ 7.0 時間
  • 従来モデル:4.5 ~ 9.0 時間
  • 有機ELモデル:4.5 ~ 9.0 時間

ゲームや本体設定にもよりますが、Switch Lite のバッテリー持続時間はわずか 3時間。バッテリーの持ちが悪いと、すぐに充電しなければなりませんし、外出先で電池切れになったら遊べなくなります。

充電するSwitch Lite

Switch Liteは充電がすぐ切れる

それに比べて、従来モデルと有機ELモデルのバッテリー持続時間は 4.5時間あります。同じゲームを、同じ設定で遊んだ場合、Switch Lite よりも 1.5倍長持ちするのです。

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8. 背面スタンドがない

Switch Liteの背面

Switch Liteは背面スタンドがない

Switch従来モデルの背面

従来モデルは固定式スタンド

Switch有機モデルの背面

有機モデルの背面スタンドは幅広で角度調整が自由

  • Switch Lite:なし
  • 従来モデル:固定式スタンド
  • 有機ELモデル:フリーストップ式ワイドスタンド

有機ELモデルと従来モデルには、それぞれ本体背面に仕様が異なるスタンドが備わっています。この背面スタンドは、Switch をテーブルモードにして遊ぶときに、本体を支える役割を担います。

Switch Lite には、この背面スタンドが付いていません。そもそもコントローラーが一体型なので、ゲームを遊ぶときに背面スタンドがなくても支障はありません。ただ、Switch Lite で YouTube などの動画を視聴するときに、スタンドがないと不便に感じます。

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9. スピーカーが開放型

Switchのスピーカーの種類の比較画像

本体内蔵スピーカーは、Switch Lite・従来モデルは同じものが搭載されていますが、有機ELモデルとは異なります。

  • Switch Lite:開放型スピーカー
  • 従来モデル:開放型スピーカー
  • 有機ELモデル:密閉型スピーカー

有機ELモデルには、設計上の制約から、Switch Lite・従来モデルで使用されている「開放型スピーカー」ではなく、「密閉型スピーカー」が採用されています。密閉型スピーカーは、スピーカーの背面側を密閉させることで、前面と背面から出る音の衝突を防ぐことができます。結果的に、音質や音圧を上げられ、よりクリアな音が出せます。

スピーカーの質は携帯モードで遊ぶときに差が出ます。Switch Lite のスピーカーは開放型ですので、有機ELモデルに比べると音質が劣ります。

10. 価格が安い

Switchの価格の比較画像

  • Switch Lite:21,978円(税込)
  • 従来モデル:32,978円(税込)
  • 有機ELモデル:37,980円(税込)

Switch Lite には、Joy-Con や Switchドック、テレビ接続のためのケーブル類が同梱されていません。背面スタンドやコントローラーの振動といった機能も省かれています。これらを省くことで、従来モデルや有機ELモデルよりも 1万円以上 安くなっています。

これ以外だと「カラー」もあります。Switch Liteはかわいい本体カラーになってるのが特徴。

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Switch Liteでできないこと

Switch Liteだとできないことの解説動画

従来モデルや有機ELモデルではできるのに、Switch Lite ではできないことがいくつかあります。

その中でも特に知っておきたいのが次の項目。

買ってから「コレ、できないの?」と困らないよう、1つずつチェックしておきましょう。

一部のソフトが遊べない

Switch Liteのゲームスロットに差し込むゲームカード

Switch Lite は、「携帯モード」に対応したすべてのソフトが遊べます。逆に、携帯モード非対応のソフトは Switch Lite では遊べません。

携帯モード非対応の表示例

携帯モード非対応ソフトの表示例

携帯モードに対応しているかどうかは、ソフトのパッケージ裏面などにアイコンで表示されています。そこに「携帯モード非対応」と表示されていれば、Switch Lite では遊べないと言うことになります。

ちなみに、Switch Lite で遊べないソフトは 41作品あります(2023年4月時点)。

また、携帯モードに対応したソフトであっても、HD振動やモーションIRカメラといった Joy-Con の機能を利用するソフトは、一部 遊び方が制限されるものもあります。

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テレビモード・テーブルモードができない

テーブルモードで遊ぶSwitch有機ELモデル

テーブルモード

Switch には、以下の3つのプレイモードがあります。

  • テレビモード:ゲーム画面をテレビに映して遊ぶ
  • テーブルモード:本体ディスプレイをテレビの代わりにして遊ぶ
  • 携帯モード:本体を手に持って遊ぶ

このうち、Switch Lite は「携帯モード」しかできません。従来モデル・有機ELモデルのように、テレビに映して大画面でゲームを楽しむことはできません。なお、Switch Lite は映像出力をサポートしていないため、テレビ接続のための後付けの周辺機器は存在しません。

テーブルモードに関しても、別売りの Joy-Con を買えばできなくもないですが、Switch Lite は本体にスタンドが付いていないので、どうしても "遊びにくさ" を感じるでしょう。

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Switchドックに接続できない

Switch LiteとSwitchドック

Switch LiteはSwitchドックに差せない

従来モデル・有機ELモデルは、「Switchドック」に接続ができます。このドックに接続することで、ゲーム画面をテレビに映したり(テレビモードで遊んだり)、充電したりができます。

Switch Lite は、購入時に Switchドックが付属されていませんし、あとから買ったとしても接続ができません。そのため、ドックをつかってテレビモードで遊んだり、充電したりができません。

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「おすそわけ」ができない

テーブルモードでおすそわけプレイするSwitch有機ELモデル

おすそわけプレイ

従来モデル・有機ELモデルのコントローラーは Joy-Con です。Joy-Con は1つのコントローラーとしても使えますが、2つに分けることができます(「おすそわけ」と言う)。

Joy-Con は「おすそわけ」ができるため、オフラインで2人プレイしようと思ったとき、別売りのコントローラーを買わなくても済みます。

一方、Switch Lite のコントローラーは一体型になっているので、コントローラーを2つにわけることができません。

別売りの Joy-Con を用意すれば、Switch Lite でもオフライン 2人プレイができるようになりますが、それだと従来モデルと同じくらいの値段になってしまいますし、テレビに映せないので現実的ではありません。

あとは、画面の明るさの自動調整機能がなかったりします。
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Switch Liteでできること

携帯モードで遊ぶSwitch Lite

Switch Lite でできる基本的なことは次の通り。

  • 携帯モードで遊べる
  • 携帯モード対応ソフトが遊べる
  • ローカル通信で遊べる
  • オンラインで遊べる
  • Joy-Conを接続できる

Switch Lite は、携帯モードに対応したソフトを、携帯モードで遊べます。おすそわけプレイはできませんが、ローカル通信やオンラインプレイはできるので、人数分の Switch があれば、家族や友だちと遊ぶことができます。

また、Joy-Con やプロコンといったコントローラーも接続できます。Switch Lite には背面スタンドがないため、この場合、別途スタンドを用意する必要があります。

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Switch Liteは買うべき?

ここまで、Switch Lite の違いやできること、できないことをご紹介してきました。では、Switch Lite はどんな人に最適なゲーム機なのでしょうか?

ここからは、

をご紹介していきます。

自分がゲーム機に求める性能とマッチしているかどうかで判断してみましょう。

買うべき人

Switch Lite

次のような遊び方をするゲーマーは、Switch Lite を買っても後悔はしません。

  • 画面の大きさよりも持ちやすさ重視
  • オフラインで複数人で遊ばない
  • テレビモードで遊ばない
  • 有機ELモデル・従来モデルを持ってる

従来モデル・有機ELモデルと比べると、Switch Lite はできないことがいくつかあります。だからと言って、劣っているわけではありません。Switch Lite にしかない良いところもたくさんあります。

Switch Lite の最大の魅力は、「軽さ」と「コンパクトさ」です。手の小さい子どもや女性でも持ちやすく、長時間プレイしていても疲れにくいです。携帯モード中心で遊び、「画面の大きさよりも持ちやすさ重視」なら Switch Lite を選ぶと良いでしょう。

また、Switch Lite はおすそわけプレイができませんが、そもそもオフラインで友だちや家族と遊ぶ予定がないなら、わざわざ高価な従来モデル・有機ELモデルを買う必要はありません。Switch Lite で十分です。

携帯モード中心で 1人プレイしかしないならSwitch Lite がおすすめ。

すでに従来モデル・有機ELモデルを持っている方の「2台目」としても、Switch Lite は最適です。

家にドックが 2台あっても意味はありませんから、家族用や自分用のサブ(持ち運び専用など)として2台目の Switch の購入を検討しているなら、2台目には求めていない機能が削減され、1万円以上も安い Switch Lite がおすすめです。

買わない方がいい人

Switch有機ELモデル

次のような遊び方をするゲーマーは、Switch Lite を買うと後悔します。

  • 大画面でゲームを楽しみたい
  • 家族や友だちと集まってプレイしたい
  • 1台目のSwitchで、どのように遊ぶか分からない
  • フィットネス系のゲームが好き

Switch Lite はテレビに映すことができません。おすそわけプレイもできないので、友だちや家族が集まっても、1台の Switch だけでワイワイ遊ぶことはできません。「テレビに接続したい」「1台のSwitchで、家族や友だちと遊びたい」という方には、従来モデルか有機ELモデルがおすすめです。

そもそも Switch をまだ持っていなくて、「自分がどういう遊び方をするか分からない」という方にも、Switch Lite はおすすめしません。「テレビモードで遊ぶつもりはない」と思っても、実際にプレイしていくうちに「テレビの大画面で遊びたい」と思うことは十分にあり得ます。ですので、1台目の Switch なら、従来モデル・有機ELモデルを選んだ方が失敗はありません。

Switchにはフィットネス系のゲームが数多く発売されていますが、そのほとんどが「携帯モード非対応」、つまり Switch Lite では遊べません。たとえば、人気作だと「Nintendo Switch Sports」「リングフィット アドベンチャー」「Fit Boxing(フィットボクシング)」などが挙げられます。もし、フィットネスゲームに興味があるなら、Switch Lite は買わない方が良いでしょう。

すべてのゲーム・機能を制限なく遊びたいなら従来モデル・有機ELモデルがおすすめ。

まとめ

Switch Lite と従来モデル・有機ELモデルはそれぞれ、プレイモードや遊べるソフト、バッテリー持ちなど、さまざまな部分で違いがあります。

そのため、どちらが良いか悪いかではなく、求める性能が備わっているか、予算にマッチしているかどうかなどを基準にして選ばなくてはなりません。

この記事でご紹介した Switch Lite の違いや「できないこと」を参考に、自分の遊び方に合っているかどうかで判断すると失敗がありません。ぜひ熟考して、後悔のない選択をしてくださいね。

「この場合どうなの?」「ここが分からない」などコメントください!何でもお答えします。

-Switch Lite