これからSwitchを買う人は、Joy-Conが付属されている通常のNintendo Switch(以下、Switch)と、携帯専用のNintendo Switch Lite(以下、Switch Lite)のどちらを買うべきなのか?それぞれにメリット・デメリットがあるので、比較しました。

結論から言うと、Switchを買うべきで、Switch Liteはおすすめしません。その理由も含めて、詳しく解説します。
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Switchのメリット・デメリット
Nintendo Switch 紹介映像
まずは、Switchを買うメリット・デメリットをご紹介します。
Switchは、Switch Liteに比べて少し値段が高くなりますが、機能制限がなくさまざまなスタイルで遊ぶことができます。
Switchのメリット
Switch Liteではなく、Switchを買うメリットは次の通り。
- 3つのプレイモードに対応(TV・テーブル・携帯)
- すべてのNintendo Switchソフトを遊べる
- Joy-Con(定価7,480円)がはじめから付いてる
- テレビ表示できる
- 画面が大きい
- バッテリー持続時間が長い(新モデル)
Switchの最大のメリットは、TVモード(テレビに表示して遊ぶ)・テーブルモード・携帯モードの3つのスタイルで遊べること。
あと、すべてのNintendo Switchソフトを遊べるため、今後どんなタイトルが発売されても安心です。Switch Liteを買ってしまうと、新作のゲームが発売されたとき「このゲーム、Switch Liteじゃ遊べないのかよ」と後悔するかもしれません。
Switchのデメリット
- 値段が高い(定価29,980円)
- 本体サイズが大きい
- 重い
Switchを買う最大のデメリットは、Switch Liteよりも1万円高いことです。ただ、中古の美品で25,000円くらいで売っていることもあるので、その場合、5,000円前後と差が縮みます。
1万円の差は、お金を持っている大人にとっては小さな差ですが、学生やお小遣いの少ない子どもには大きな差かもしれません。
Switch Liteのメリット・デメリット
Nintendo Switch Lite 初公開映像
次に、Switch Liteのメリット・デメリットをご紹介します。
Switch Liteは、携帯モードに特化したゲーム機で、Switchにあるさまざまな機能もそぎ落とされていますが、その分値段が安くなります。
Switch Liteのメリット
- 値段が安い(定価19,980円)
- 本体サイズが小さい
- 軽い
Switch LiteはSwitchより1万円安く買えます。本体のサイズも一回り小さく(縦は約1cm、横は約3cm)、軽いため、持ち運びには便利です。
重量については、約123g軽くなっています。100gと言うとゆで卵2つ分くらいなので、携帯モードで長時間プレイするなら、Switch Liteの方がほんの少し楽になるかと思います。
Switch Liteのデメリット
- 携帯モードしか遊べない
- 一部のNintendo Switchソフトが遊べない
- Joy-Conがはじめから付いてない
- テレビ表示できない
- 画面が小さい
- バッテリー持続時間が短い
Switch Liteの最大のデメリットは、携帯モードでしか遊べない点です。テレビ接続ができないため、家のテレビでみんなでわいわい遊ぶようなソフトが遊びたくなっても、絶対にできません。
また、携帯モードに特化しているのに、バッテリー持続時間が短い(新モデルは4.5~9時間、Switch Liteは3~7時間)のは矛盾しているかと思います。
SwitchとSwitch Lite、どっちを買う?
では、SwitchとSwitch Lite、どちらを買うべきなのでしょうか?先のメリット・デメリットを鑑みると、次のようなことが言えます。
Switchを買うべき人
- 家族と一緒にテレビでSwitchを楽しみたい
- 友達を家に招いて一緒にSwitchで遊ぶ機会がある
- 少し高くても、機能制限はされたくない
「マリオカート」や「マリオパーティ」のような、自宅のテレビでみんなでわいわい遊ぶようなゲームをしたいのなら、Switchを買うべきです。
今は遊びたいゲームがなくても、今後、買いたいソフトが発売されるかもしれません。こういった事態も考えると、Switchを買うべきだと思います。
Switch Liteを買うべき人
- テレビで遊ぶことがない
- 少しでも安くSwitchを買いたい
- 携帯モード非対応ソフトに興味がない
正直、Switch Liteを買うメリットはほとんどありません。1万円安く買えますが、そこまでして安いSwitchを買いたいのなら中古でSwitchを買えば良いと思います。
あと、「携帯モード」に対応していないソフトでも、別売りの「Joy-Con」と「Joy-Con充電グリップ」を買うことでプレイできるソフトもありますが、Joy-Conは定価7,480円で、Joy-Con充電グリップは定価2,480円もします。これらを後で買い足すと合計29,940円となり、結局、Switchを買うのと変わりありません。
だったら、ちょっと高いけど通常のSwitchを買った方が後悔はないのかと思います。
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まとめ
Switchと、Switch Liteのメリット・デメリットを比較したうえで、どっちを買うべきなのか?ご紹介しました。
個人的には、Switch Liteを買うメリットはほとんどないと感じないので、Switchを買うべきだと考えます。
Switch Liteが定価15,000円前後なら買う意味が少しはあります。でも定価19,980円という微妙な値段設定のうえ、Joy-Conと充電グリップを買い足すとSwitchと同じ値段になってしまうのなら、はじめからSwitchを買えば良いと思いました。
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