【完全ガイド】PS5のリモプをスマホ・タブレット・PCでやる方法とおすすめ設定

本記事は広告を含みます

「PS5 のゲームをスマートフォンやタブレットで遊べるって聞いたけど、どうやって始めればいいか分からない…」とお困りではありませんか?

この記事では、 PS5 とスマートフォン、タブレットを接続して、コントローラー操作で遊ぶ流れを分かりやすく解説しています。さらに、iPhone、iPadユーザー向けに、快適に遊ぶためのおすすめ設定もご紹介しています。ぜひご参考にしてください。

スポンサーリンク

あわせて読みたい
PS Portal を買ったらやること|初期設定・おすすめ設定・使い方まとめ

今すぐ読む 

1. リモートプレイとは

「リモートプレイ」とは、ネットワークを利用して PS5 を遠隔操作する機能のこと。PS5 本体から出力された映像を、対応デバイスに転送して遊べるようにする機能です。

スマホでPS5を遠隔操作する

本来、PS5 でゲームをするには、HDMIケーブルを使って、ゲーム画面をテレビやモニターに映さなければなりませんよね。リモートプレイでは、ゲーム画面をテレビではなく、スマホやタブレットに転送し、デバイス側で操作できるようになります。リモートプレイを使えば、PS5 から離れた場所でもゲームができる、というわけです。

テレビの電源を切ってもリモートプレイができる

ちなみに、リモートプレイ中はテレビにゲーム画面を映しておく必要はありません。テレビの電源を切っていてもリモートプレイが楽しめます。

2. リモートプレイの準備

リモートプレイをするには、PS5の設定をいくつか確認し、場合によっては変更する必要があります。スマートフォンやタブレットを操作する前に、次の準備を済ませましょう。

2-1. インターネットに接続する

まず確認したいのが、PS5 がインターネットに接続されているか。リモートプレイでは、インターネットを介して PS5 の映像をスマホやタブレットに転送するので、インターネット接続は必須です。接続されているかチェックしましょう。

PS5のインターネット接続を確認する

PS5を起動し、ホーム画面右上の「設定」を開きます。[ネットワーク]>[設定]>[インターネット接続を設定]の順に操作。ここで、インターネットに接続されているかチェックできます。

PS5のインターネット接続設定

インターネットの接続方法は無線と有線がありますが、可能であれば有線で接続してください。無線に比べて通信速度が速く、安定するからです。

PS5 の背面に LAN ケーブルを挿す

有線で接続する場合、PS5 の背面に LAN ケーブルを挿します。

PS5の有線LANの接続設定

PS5の画面に戻って、[有線LANを設定]>[接続]を選択します。

無線で接続する場合は、この画面で自宅のネットワーク名を選択し、パスワードを入力して接続しましょう。

リモートプレイは同一ネットワークに接続する

インターネットの接続先は、リモートプレイで操作するデバイスと同じにしてください。同一ネットワークでないと、上手く接続できないことがあるからです。

2-2. サインインする

PS5とスマホでPSNにサインインする

次に確認したいのが、PS5 にサインインしているか。リモートプレイをするには、PS5 とデバイスの両方で、同じ PlayStation Network アカウントでサインインしておく必要があります。

PS5でPSNにサインインする

PlayStation Network アカウントを持っていない方は作成しましょう。ホーム画面右上のユーザーアイコンを選択し、[ユーザーを切替え]>[ユーザーを追加]>[作成を開始]。

使用許諾契約に同意し、次の画面で、アカウントを持っていない方は新しく作りましょう。アカウントを持っている方はサインインしてください。

2-3. システムソフトウェアをアップデートする

続いて、PS5 のシステムソフトウェアが最新になっているかを確認してください。バージョンが古いとリモートプレイができないことがあります。

PS5のシステムソフトウェアを確認する

設定を開き、[システム]>[システムソフトウェア]>[システムソフトウェアアップデートと設定]。

PS5のシステムソフトウェアを確認する

「すでに最新版がインストールされています」と表示されていれば問題ありません。

この下の「アップデートファイルを自動でダウンロード」「アップデートファイルを自動でインストール」を有効にしておくと、常に新しいシステムソフトウェアにできます。便利なのであわせて設定しておきましょう。

2-4. リモートプレイを有効にする

PS5でリモートプレイが有効になっているかを確認します。有効になっていないとリモートプレイができません。

PS5のリモートプレイを有効にする

設定を開き、[システム]>[リモートプレイ]>[リモートプレイを有効にする]。

PS5のリモートプレイを有効にする

次の画面で、リモートプレイを有効にするアカウントを選びます。

PS5のレストモード中に使う機能

画面を1つ前に戻して、[省電力]>[レストモード中に使う機能]。

[常にインターネットに接続]と[ネットワーク経由でPS5の電源を入れる]を有効にします。

外出先からリモートプレイでPS5を起動する

こうすることで、PS5 がレストモードのときにリモートプレイを開始すると、本体の電源を遠隔で起動できるようになります。外出先からリモートプレイをしたいときに便利なので、あわせて設定しておきましょう。

2-5. HDMI機器リンクを無効にする

PS5のHDMI機器リンクの設定

「HDMI機器リンク」とは、「PS5 本体の電源」と「テレビの電源」を連動させる PS5 の機能。

これが有効になっていると、PS5 本体の電源を入れたときに、テレビの電源が勝手に付くようになります。テレビで遊ぶときは便利な機能ですが、リモートプレイのときは不要なのでオフにしておきましょう。

PS5のHDMI機器リンクの設定

設定の中の[システム]>[HDMI]を選択。HDMI機器リンクが有効になっている方はオフにしましょう。

※「HDMI機器リンク」は、PS5だけでなくテレビ・モニターにも搭載されている可能性があります。そちらもあわせて確認してください

リモートプレイの準備は以上です。

スポンサーリンク

3. リモートプレイのやり方

ここからは、リモートプレイをはじめる手順を、「スマホ・タブレットの場合」と「Windows PC・Macの場合」に分けてご紹介していきます。PS5の電源は入れたままにするか、レストモードにしておいてください。

3-1. スマホ・タブレットでリモートプレイをする

スマートフォンやタブレットでリモートプレイをする手順を、 iPhone・iPadを例に説明していきます。

PS Remote Playアプリをインストールする

まず、スマートフォン・タブレットに、無料アプリ「PS Remote Play」をインストールします。「PS Remote Play」は、 iOS と Android の両方があります。アプリストアで検索してインストールしましょう。

PS Remote PlayアプリにPS5 と同じアカウントでサインイン

「PS Remote Play」をインストールしたらアプリを起動。サインイン画面が表示されるので、PS5 と同じアカウントでサインインします。

PS Remote Playアプリで接続する機器を選択

この画面まで進めて PS5を選択。すると、同じアカウントでサインインしたことがある PS5 を検索して、自動的に接続します。

PS5 が複数台 見つかった場合は、操作したい PS5 を選んでください。

PS Remote PlayアプリでPS5と手動でペアリングする

しばらく待っても接続ができないときは、手動でペアリングするよう促されます。

PS5の機器をペアリング設定

PS5の設定を開き、[システム]>[リモートプレイ]>[機器をペアリング]の順に操作します。

PS5のペアリング設定に表示される番号

8ケタの番号が表示されるので、デバイスに入力しましょう。

iPadに映るPS5のホーム画面

デバイスに PS5 のホーム画面が映ったら、無事にリモートプレイができました。

上手く接続ができないときは、このあとに紹介する「リモートプレイができないときの対処法」をチェックしてください。

PS Remote Playアプリのスマートフォンが横になっているアイコン

リモートプレイができた人は、ゲーム画面を大きく表示してみましょう。

スマホの場合、左下の歯車アイコンをタップして、スマートフォンが横になっているアイコンをタップ。これで、スマホ側で画面の回転をロックしていても、強制的に横表示にできます。スマホの画面の向きと連動させたいときは、矢印のアイコンをタップして有効にします。

タブレットの場合は、端末側で画面の回転ロックを解除してから横に傾けます。

スマホにDUALSHOCK4を接続してPS5のリモートプレイをする

続いて、スマホ・タブレットに コントローラー を接続します。

画面の仮想コントローラーでも操作できなくはないのですが、指で画面が隠れてしまったり、反応が悪かったりするので遊びにくいです。複雑な操作に対応するためにも、コントローラー操作に切替えましょう。

あわせて読みたい
PS5 で PS4 や Switch のコントローラーを使う裏ワザ|PS5 専用ゲームも遊べる

今すぐ読む 

PS5にコントローラーを接続するとリモートプレイが終了する

コントローラーを接続する際は、PS5 に接続しないように注意しましょう。PS5 に接続するとユーザー選択画面が表示され、リモートプレイと同じアカウントを選択すると、リモートプレイが強制終了してしまいます。

コントローラーをスマホに接続する

PS5 ではなく、スマホ・タブレットに接続してください。

コントローラーをペアリングモードにする

スマホ・タブレットに接続するには、先にコントローラーをペアリングモードにします。

DualSense は、クリエイトボタンと PS ボタンをライトバーが点滅するまで長押しするとペアリングモードにできます。

iPhoneのBluetooth接続画面

この状態で、スマホ・タブレットの Bluetooth 接続画面を開きます。iPhone・iPad の場合、「設定」>「Bluetooth」を選択。

iPhoneとコントローラーをBluetooth接続した状態

Bluetooth を有効にして、下の方に表示される「DualSense」をタップして接続。

「接続済み」と表示されれば、正常にペアリングができています。

iPadとコントローラーを有線接続

iPhone や iPad なら有線接続もできます。Bluetooth 接続が上手くいかなかったらケーブルで繋いでみてください。

DUALSHOCK4をペアリングモードにする

DUALSHOCK4 も同様の手順で接続できます。先に、シェアボタンと PS ボタンをライトバーが点滅するまで長押しします。

DUALSHOCK4とiPhoneをペアリングする

iPhone ・ iPad の Bluetooth 接続画面を開き、「DUALSHOCK4」をタップして接続します。

「接続済み」と表示されれば、正常にペアリングができています。

ちなみに、PS5 に DUALSHOCK4 を直接 接続すると PS5 ゲームは遊べなくなりますが、この方法なら、PS5 ゲームが遊べるようになります。ただし、Android 端末では上手くいかないようです。DualSense を接続してください。

Backbone Oneでスマホのリモートプレイをする

スマホにコントローラーを接続するのが面倒に感じたら、「Backbone One」というスマホ用コントローラーがおすすめ。装着するとすぐに操作できて便利です。別の記事で詳しく紹介しているので、興味のある人はぜひチェックしてみてください。

コントローラーを接続したら、あとはいつも通りゲームを楽しんでください。

リモートプレイアプリの歯車アイコンをタップ

リモートプレイを終了するときは、左下の歯車アイコンをタップして[接続解除]を選択します。

接続先の機器をレストモードにするにチェックを入れてアプリを終了する

「リモートプレイを接続解除します」というメッセージが表示されるので、「接続先の機器をレストモードにする」にチェックを入れたうえでアプリを終了しましょう。

スマホ・タブレットのリモートプレイの流れは以上です。

スポンサーリンク

3-2. PC・Mac でリモートプレイする

Windows PC や Mac は、専用のアプリケーション「PS Remote Play」をインストールすることでリモートプレイができます。

パソコンのPS Remote Playアプリのダウンロードページ

まずは、公式サイトからアプリをダウンロードしてください。

このページにアクセスしたら、ライセンス契約とプライバシーポリシーに同意するにチェックを入れて、ダウンロードします。

パソコンにPS Remote Playアプリをインストール

ダウンロードしたファイルを起動し、画面に従ってインストールします。

パソコンのPS Remote PlayアプリでPSNにサインインする

インストールが完了したらアプリを起動。

サインイン画面が表示されるので、PS5 と同じアカウントでサインインします。

パソコンのPS Remote Playアプリで接続する機器を選択

この画面まで進めて PS5 を選択。すると、同じアカウントでサインインしたことがある PS5 を検索して、自動的に接続します。

PS5 が複数台 見つかった場合は、操作したい PS5 を選んでください。

パソコンに表示されたPS5のホーム画面

デバイスに PS5 のホーム画面が映ったら、無事にリモートプレイができました。

上手く接続ができないときは、このあと紹介する「リモートプレイができないときの対処法」をチェックしてください。

パソコンにコントローラーを接続する

続いて、Windows PC・Mac に コントローラー を接続します。

コントローラーを接続する際は、PS5 に接続しないように注意しましょう。PS5 に接続するとユーザー選択画面が表示され、リモートプレイと同じアカウントを選択すると、リモートプレイが強制終了してしまいます。PS5 ではなく、パソコンに接続してください。

コントローラーをペアリングモードにする

Windows PC・Mac に接続するには、先にコントローラーをペアリングモードにします。

DualSense は、クリエイトボタンと PS ボタンをライトバーが点滅するまで長押しするとペアリングモードにできます。

パソコンの Bluetooth 接続画面

この状態で、パソコンの Bluetooth 接続画面を開きます。

「デバイスの追加」などの項目をクリックして、「DualSense」を選択して接続。

パソコンの Bluetooth 接続でDualSenseと接続

「接続済み」と表示されれば、正常にペアリングができています。

パソコンとDualSenseを有線接続

有線接続もできます。Bluetooth 接続が上手くいかなかったらケーブルで繋いでみてください。

「DUALSHOCK4」はデバイスによって使えることがあります。私の使っている Windows PC だと、Bluetooth での接続はできるものの、PS5 の操作はできませんでした。有線接続に切り替えると操作ができました。DUALSHOCK4 で操作したい方はお使いのデバイスで試してみてください。

バツボタンを押してリモートプレイを終了する

リモートプレイを終了するときは、ウィンドウの右上にあるバツボタンをクリック。

パソコンでリモートプレイを終了する

「リモートプレイを接続解除します」というメッセージが表示されるので、「接続先の機器をレストモードにする」にチェックを入れたうえで終了しましょう。

Windows PC ・ Mac のリモートプレイの流れは以上です。

スポンサーリンク

4. リモートプレイができないときの対処法

リモートプレイができない原因はさまざまです。私もよく、PS5とデバイスの接続が上手くいかず、悩まされることがあります。でも、いくつかの対処法を試すとリモートプレイができるようになります。私がいつも行う対処法をご紹介しますので、リモートプレイが出来なくて困っている方は、1つずつ実践してみてください。

4-1. PS5 の画面を確認する

リモートプレイができないときは、まずテレビやモニターに PS5 の画面を映し、表示されている内容を確認してください。

PS5 の画面を確認する

ホーム画面が表示されていれば問題ありませんが、アップデートの案内やコントローラーの接続画面、ユーザー切替え画面が表示されていると、リモートプレイができないことがあります。この画面が表示されるように操作しましょう。

4-2. PS5 のシステムソフトウェアを確認する

次に、PS5 のシステムソフトウェアが最新になっているかを確認してください。バージョンが古いとリモートプレイができないことがあります。

PS5のシステムソフトウェアを確認する

設定を開き、[システム]>[システムソフトウェア]>[システムソフトウェアアップデートと設定]の順に操作。「すでに最新版がインストールされています」と表示されていれば問題ありません。

4-3. リモートプレイが有効になっているか確認する

続いて、PS5でリモートプレイが有効になっているかを確認します。有効になっていないとリモートプレイができません。

PS5のリモートプレイを有効にする

設定を開き、[システム]>[リモートプレイ]>[リモートプレイを有効にする]。

次の画面で、リモートプレイを有効にするアカウントを選びます。複数のアカウントを持っている方はよく確認しましょう。

4-4. PS5とアプリを再起動する

PS5を再起動する

ここまでの設定を確認してもリモートプレイが出来なかったときは、PS5 を再起動してみます。PSボタンを押して[電源]>[PS5を再起動する]を実行します。

再起動している間に、デバイスのリモートプレイアプリも再起動します。再び PS5 との接続を試みれば、ほとんどの場合は成功します。

それでも接続できないのであれば、アプリの再インストールを試してください。リモートプレイアプリをアンインストールしたあとに再インストールして、再び PS5 と接続します。

4-5. ルーターを再起動する

ルーターを再起動する

ルーターや回線終端装置の再起動も試してみてください。

機器のコンセントを抜いて電源を切り、5分以上待ってから電源を入れ直してください。可能であれば、ルーターのファームウェアもアップデートしてください。

ルーターや回線終端装置の再起動をしている間、デバイス(スマホなど)の再起動も試してみてください。理由はよく分かりませんが、これで接続ができるようになることがあります。

その後、PS Remote Play アプリの設定(歯車アイコン)を開き、[NATタイプ]をタップ。ここに「NATタイプ2」などと表示されていれば、回線に問題は無いのでリモートプレイはできるはずです。もし「失敗」と表示されていれば、そのインターネット回線ではリモートプレイができません。回線を変えるなどしてください。

ここまでの対処法を試しても接続ができないときは、プレイステーションカスタマーサポートに問い合わせてください。

スポンサーリンク

5. リモートプレイのおすすめ設定7選(iPhone / iPad)

ここからは、iPhone・iPad でより快適にリモートプレイをするためのおすすめ設定を7つご紹介していきます。どれも簡単な操作で設定できるので、ぜひチェックしてください。

5-1. ゲームモードを有効にする

ゲームモードとは、バックグラウンドでの処理を制限して、iPhone・iPad のパフォーマンスを最適化する機能。

「PS Remote Play」をはじめとするゲームアプリを起動すると自動的に有効になり、画面上部に通知が現れます。ただし、過去に誤ってゲームモードをオフにしたことがあると、アプリを起動しただけでは有効になりません。

コントロールセンターを開く

ゲームモードが有効になっているかは、コントロールセンターで確認できます。

「PS Remote Play 」を起動した状態で、画面の右上の隅を下にスワイプ。

PS Remote Play ゲームモードを確認する

最上部の「PS Remote Play ゲームモード」をタップ。

ゲームモードをオンにする

オフになっていたらオンに切り替えましょう。

5-2. ゲーム集中モードを有効にする

ゲーム 集中モードとは、気を散らすものをできるだけ減らし、ゲームに没頭できるようにする、 iPhone・iPad の便利機能。「PS Remote Play」でゲームをしている間、LINE やメールなどの通知を、画面に表示させないようにできます。

先ほど紹介した「ゲームモード」と名前が似ていますが、まったく異なる機能です。

iPhoneの集中モードの編集画面

ゲーム集中モードを有効にするには、[設定]>[集中モード]>「ゲーム」を選択。この中に「ゲーム」が見当たらなければ、右上のプラスアイコンをタップ。

集中モードをカスタマイズ

「ゲーム」を選択して「集中モードをカスタマイズ」。

iPhoneのゲーム集中モードの編集画面

編集画面が表示されました。通知の項目では、特定の連絡先かアプリを指定できます。ここで指定したアプリ以外の通知は表示されなくなるので、重要度の高いアプリだけ選択しておきましょう。

iPhoneのゲーム集中モードのスケジュールを追加

続いて、下にスクロールして「スケジュールを追加」をタップ。

iPhoneのゲーム集中モードのスケジュールを追加

「アプリ」>「PS Remote Play」を選択。これで、リモートプレイを起動したら、自動的にゲーム集中モードが有効になり、指定したアプリ以外の通知は非表示になります。

iPhoneのゲーム集中モードのフィルタを追加

あわせて設定したいのが「フィルタ」。アプリとデバイスの動作をカスタマイズできます。

iPhoneのゲーム集中モードのフィルタを追加

たとえば、「低電力モード」のフィルタを追加すると、ゲーム集中モードが有効になっている間、消費電力を抑えてくれます。便利なので追加しておきましょう。

設定が終わったら、試しに「PS Remote Play」を起動してみてください。画面の端にゲーム 集中モードのアイコンが表示されれば有効になっています。

5-3. ホワイトポイントを下げる

ホワイトポイントとは、画面に表示される明るい部分のこと。iPhone、iPad では、画面の明るさとは別に、ホワイトポイントを調整してまぶしさを低減できます。

iPhoneのホワイトポイントを下げてリモートプレイをする

たとえば、暗い部屋でリモートプレイをしているとき、画面の明るさを最大まで下げても、まだ眩しいと感じることがありますよね。そういったときにホワイトポイントを調整することで、画面をさらに暗くすることができます。

iPhoneのホワイトポイントの設定

ホワイトポイントの調整は、[設定]>[アクセシビリティ]>[画面表示とテキストサイズ]>[ホワイトポイントを下げる]の順に操作。有効にしてスライダーを動かすと、明るい色の明度を調整できます。

5-4. コントローラーのライトバーの色を変える

iPhoneでコントローラーのライトバーの色を変える

iPhone・iPad では、DualSense や DUALSHOCK4 のライトバーを好きな色に変更できます。特に意味はありませんが、気分を変えたいときに試してみてください。

iPhoneのコントローラー設定画面

iPhone・iPad にコントローラーを接続した状態で設定を開き、[一般]>[ゲームコントローラ]の順に操作。

iPhoneのコントローラー設定でプロファイルを追加

「プロファイルを追加」をタップして、編集画面で「カラー」を選択。

iPhoneのコントローラー設定でライトバーに反映させたい色を選択

ライトバーに反映させたい色を選びます。プロファイル名は設定したカラーにしておくと分かりやすいです。「完了」をタップ。

iPhoneのコントローラー設定で接続中のコントローラー名をタップ

プロファイルを作成し終わったら、接続中のコントローラーをタップ。

iPhoneのコントローラー設定でPS Remote Playアプリを追加

「ゲームを追加」で「PS Remote Play」を追加してください。

iPhoneのコントローラー設定でプロファイルを使用

「PS Remote Play」を選択して、「プロファイルを使用」。

iPhoneのコントローラー設定でプロファイルを選択

先ほど作成したプロファイルを選択します。この状態で「PS Remote Play」を起動すると、コントローラーのライトバーの色が変わります。

5-5. モバイルデータを設定する

iPhoneのモバイルデータでリモートプレイをする

モバイルデータとは、携帯通信会社の回線を使ってインターネットに接続する方法のこと。
自宅の Wi-Fi が一時的に利用できなくなったとき、外出先で Wi-Fi に接続できないときは、モバイルデータでリモートプレイができます。

PS RemotePlayのモバイルデータ設定

モバイルデータの設定は、「PS Remote Play 」の画面右上の歯車のアイコンをタップし、「モバイルデータ」をタップするとあります。

PS RemotePlayのモバイルデータ設定

「モバイルデータを使用」を有効にすると、Wi-Fi がない場所でもリモートプレイができるようになります。逆に、毎月のモバイルデータのデータ通信量を抑えたい方は、この設定をオフにしておきましょう。オフにすると、Wi-Fi 接続時のみリモートプレイができます。

「モバイルデータを使用」を有効にした人は、あわせて「モバイルデータの使用時に通知」と「ストリーミングのビデオ品質」も設定しておきましょう。データ通信量を抑えたいのであれば、ビデオ品質を低く設定してください。

iPhoneのPS RemotePlayアプリのモバイルデータ設定

モバイルデータでリモートプレイをしたい人は、iPhoneの設定も変えておく必要があります。

設定を開き、[アプリ]>[PS Remote Play]。この画面で「モバイルデータ通信」を有効にしてください。オフになっているとリモートプレイができません。

5-6. バックグラウンドストリーミングを有効にする

PS Remote Play アプリには、「バックグラウンドストリーミング」という機能があります。

iPhoneのPS RemotePlayアプリのバックグラウンドストリーミング

バックグラウンドストリーミングとは、リモートプレイを続けたまま、一時的に他のアプリを使えるようにする機能のこと。

通常であれば、リモートプレイ中に別のアプリに切替えたり、ホーム画面に戻ったりすると、PS5 との接続が自動的に切れてリモートプレイが強制終了してしまいます。

iPhoneのPS RemotePlayアプリのバックグラウンドストリーミング

たとえば、リモートプレイ中に「Safari」に切替えて攻略サイトを見たあと、「PS Remote Play 」に画面を戻すとPS5との接続が切れてしまいます。これだと、アプリを切り替えるたびに再接続する手間がかかりますよね。

バックグラウンドストリーミングを有効にすると、アプリを切り替えたり、ホーム画面に戻ったりしても、PS5 との接続が切れなくなります。

iPhoneのPS RemotePlayアプリのバックグラウンドストリーミング設定

有効にするには、「PS Remote Play 」の歯車のアイコンをタップし、「バックグラウンドストリーミング」をオンにするだけ。

なお、バックグラウンドでリモートプレイを続けられるのは 5 分間です。5分経過すると自動的に接続が切れます。

5-7. レストモード中の自動ダウンロードを有効にする(PS5)

iPhone や iPad の設定ではなく、PS5 のおすすめ設定も 1 つ紹介しておきます。

PS5でゲームソフトの自動ダウンロードを有効にする

PS5 で設定を開き、[セーブデータとゲーム/アプリ設定]>[自動アップデート]。

この画面で、[自動ダウンロード]と[レストモード中の自動ダウンロード]を有効にしておきます。こうすることで、「リモートプレイを始めようと思ったら、ゲームのアップデートがはじまって遊べない」という事態を防げます。

[レストモード中の自動ダウンロード]を有効にする場合、[システム]>[省電力]>[レストモード中に使う機能]>「常にインターネットに接続」を有効にしてください。

スポンサーリンク

リモートプレイのよくある疑問

ここでは、リモートプレイにまつわるよくある疑問をQ&A形式でお答えします。

Q. PS5 の電源は付けてないとリモプできませんか?

A. はい。リモートプレイ中は PS5 を起動しておく必要があります

Q.リモプ中はテレビの電源を付けておく必要はありますか?

A. いいえ。テレビの電源は切っておいて大丈夫です

Q. 外出先からリモプはできますか?

A. はい。スマホのテザリングやフリー Wi-Fi を使えば、PS5 から離れた場所でリモプできます

Q. 外出先からリモプする場合、PS5 の電源はずっと付けておく必要がありますか?

A. いいえ。レストモードにしておき、外出先から遠隔操作で PS5 の電源を付けられるようにしておけば遊べます

Q. リモプの画面を別のテレビに映せますか?

A. はい。リモプで操作中のデバイスをテレビに映せば出来ます。テレビに映すには、ミラーリングや「Type-C to HDMIケーブル」を使います


- コメント -

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントは承認制となっています
承認後に公開されます

-PS5