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PS5のダストキャッチャーを掃除機で吸って、内部のホコリを取る手順

2020年12月9日

PS5のダストキャッチャーを掃除機で吸って、内部のホコリを取る手順
著者

COUPLE GAME

ゲーム専門ライター|10年目ブロガー|PS5 歴3年|Switch 歴7年|ゲーム歴 25 年|YouTuber|詳しいプロフ

PS5を使い続けていると、内部にホコリが溜まっていきます。

ホコリを溜め続けると、パフォーマンスが低下するだけでなく、「電源が入らない」「勝手に切れる」といった症状を引き起こすことも。ですので、定期的に内部にたまったホコリを掃除する必要があるのです。

ゲーム機の掃除と聞くと大変そうですが、PS5はカバーが簡単に外せるようになっているので、PS4のような分解作業はありません。さらに、ダストキャッチャー」が設けられているので、簡単に内部のホコリを取り除けるように設計されています。

この記事では、ダストキャッチャーがPS5のどこに設置されているのか?どうやってホコリを掃除するのか?について、詳しくご紹介していきます。「そろそろ、PS5をお手入れしようかな」とお考えの方は、ぜひご参考にしてください。

ダストキャッチャーに溜まったホコリの吸い方をお教えします!

※ 新型 PS5(CFI-2000 model group - slim)にはダストキャッチャーが設けられていないようです。

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PS5の掃除方法の解説動画

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「ダストキャッチャー」とは

PS5のダストキャッチャー

「ダストキャッチャー」とは、PS5内部のホコリを意図的にためるパーツのこと。

PS5は本体に熱がこもると、外部の空気を取り込んで、内部の熱を冷やそうとします。そのため、空気を吸ったときに、一緒にホコリも吸い込んでしまいます。このホコリをあえて溜めておくのがダストキャッチャーです。

ダストキャッチャーに溜まったホコリを掃除機で吸うことで、内部のホコリを取り除くことができます。

掃除する必要性と頻度

PlayStationサポートのオンライン修理受付サービスでは、PS5の不具合に対する対処法を記載しています。その中の「電源が入らない / 勝手に切れる」という項目では、以下のような案内があります。

PlayStationサポートのオンライン修理受付サービス

電源が入らない / 勝手に切れる

本体内の埃を除去することで症状が改善する場合があります。

(中略)

ダストキャッチャー全体を、掃除機の吸い込み口で覆ってから吸い込むと効果的です。

出典:オンライン修理受付サービス|Playstationサポート 

PS5の電源が勝手に切れる不具合は、内部のホコリを取り除くことで解消するようです。

逆に言うと、PS5内部(ダストキャッチャー)に溜まったホコリを放置すると、パフォーマンスが低下するだけでなく、「電源が入らない」「勝手に切れる」といった不具合を引き起こすということです。

PS5のセーフティガイドにも、以下のように明記されています。

PS5のセーフティガイド

本体が過熱して、火災やけが、故障の原因となります。風通しを良くするために
次のことを守ってください。
• 壁などから10 cm以上離して設置する。
• 毛足の長いじゅうたんや布団の上に設置しない。
• 密閉された狭い場所に押し込まない。
• 布などで包まない。
ほこりをためない。

精密機器にとって、ホコリは大敵。PS5の不具合を引き起こさないように、定期的に掃除する必要があるのです。

PS5内部に溜まっていたホコリ

掃除する頻度は、ユーザーの環境によって異なります。

筆者のPS5は、ほぼ毎日 掃除機をかけた部屋で、週3日だけPS5を稼働していました。その環境でダストキャッチャーを掃除機で吸ったところ、半年で少しホコリがたまっていたのが分かります(上写真)。

最低でも、年に一度、年末の大掃除のときに、ダストキャッチャーを掃除機で吸うと良いかもしれません。

不具合を引き起こさないためにも、1年に1回は掃除しましょう。
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掃除の準備

電源コードを抜いたPS5

PS5を掃除する前に、以下の準備を済ませましょう。

  • 本体の電源を切る(スリープはNG)
  • 電源プラグをすべて抜く
  • ベースを取り外す(付けてる場合)
  • PS5の熱が冷めるまで待つ
  • やわらかい布を用意

本体の電源は切り、コード類はすべて抜いておきましょう。本体を支えるベースを取りつけている方は、取り外しておきます。

やわらかい布は、PS5本体を置くとき、本体を傷つけないために使用します。

念のため、身の回りの金属に触れて体の静電気を取り除いてください。

掃除の仕方(ダストキャッチャーの吸い方)

ダストキャッチャーは、PS5のカバーを外したところにあります。

カバーを外す

カバー交換方法の解説動画

まずは、PS5の上カバーを外しましょう(下カバー側にはダストキャッチャーはありません)。

上カバーを上にして床に置いたPS5

上カバーは、PlayStation Family Mark がある側です。PlayStation Family Mark が手前になるように置きましょう。

PS5上カバーの左下をつまむ手

この状態で、上カバーの左下(PS ロゴがあるカバーの端)を左手でつまみます。右手は、上カバーの右上をつまみます。

PS5の上カバーを横にスライド

そのまま持ち上げるようにしながら、右方向に軽くスライドさせて取り外します。

※はじめて本体からカバーを取り外すときは、かなり硬めです。力を入れすぎないように注意

詳しくは『PS5本体カバーを外して交換する方法と注意点』でも解説しています。うまく外せない方は、こちらの記事もご参考にしてください。

カバーを外したPS5

これで、カバーが外れました。

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ダストキャッチャーを吸う

PS5のダストキャッチャー

上カバーを外したら、ダストキャッチャーが2ヵ所 確認できるかと思います。

ちなみに、他にも無数の穴が確認できますが、これはカバーを取り付けるためのもので、ダストキャッチャーではありません。

PS5のダストキャッチャーを吸う掃除機

掃除機の先(吸引ノズル)をダストキャッチャーにあて、内部のホコリを吸引します。

PS5のダストキャッチャーを吸う掃除機

もう1ヵ所のダストキャッチャーも同様に、掃除機で吸います。

これで、PS5内部のホコリを取り除くことができました。

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冷却ファンやカバーも掃除する

PS5の冷却ファンを吸う掃除機

せっかくなので、ダストキャッチャーだけではなく、冷却ファンについたホコリも掃除機で吸ったり、布で拭き取っておきましょう。

なお、ホコリを吹き飛ばす「エアダスター」といった商品もありますが、これを使うと、ゴミがPS5の内部に入り込んで取り除けなくなってしまう危険があるので、使用はおすすめしません。

PS5のカバー内側を掃除

カバーの内側もホコリが付いているので、こちらも布で拭き取りましょう。

以上で、PS5内部のホコリをキレイに掃除できました。

床に置いたPS5

さいごに、上カバーを元に戻します。上カバーは、PS5本体のカバーの取付穴の位置を確認して、右から左にスライドさせて取り付けます。

カバーの取り付けが完了したら、お手入れ終了です。

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まとめ

PS5には「ダストキャッチャー」が設けられています。

ダストキャッチャーは、内部のホコリを意図的に溜めています。PS5の上カバーを外すとすぐに見えるので、定期的に掃除機で吸って、内部のホコリを取り除きましょう。

ついでに、冷却ファンやカバーの内側のホコリも取り除いておくと良いでしょう。

掃除機で吸うのが大変なら、ホコリ対策グッズを買うのもおすすめ。
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