新型 PS Link USB アダプターは買う価値ある?付属品との違い・Switch 2 での動作を実機検証

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USB Type-C と Type-A を切り替えられる、新しい「PS Link USB アダプター」。価格は 3,480 円です。

PULSE Explore や PULSE Elite には、PS Link 用の USB アダプターが最初から 1 つ付属しています。それでも、わざわざ新型を単品で購入する意味はあるのでしょうか。

この記事では、新型と付属アダプターの違いや 2 台運用の方法、さらに Switch 2 や旧 Switch、iPhone、PlayStation 純正モニターなどでも使えるのかを、実機で確認した結果をまとめます。

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PS Link USB アダプターとは

PS Link USB アダプターは、PULSE Explore などの PS Link 対応機器を、PS5 や PC などとワイヤレス接続するためのアダプターです。

接続先の USB 端子に差すことで、PS Link による低遅延・高音質なワイヤレス接続を利用できます。

現時点で利用できる主な対応機器は、PULSE Explore と PULSE Elite。今後発売される PULSE Elevate なども PS Link に対応しています。

なお、一般的な Bluetooth イヤホンや Bluetooth ヘッドホンを PS Link 接続するためのアダプターではありません。

新型と付属アダプターの違いは 4 つ

PULSE Explore や PULSE Elite を購入すると、PS Link USB アダプターが 1 つ付属します。新型と見た目は似ていますが、実際に比較すると大きく 4 つの違いがありました。

比較項目 付属アダプター 新型アダプター
端子 USB Type-A 固定 USB Type-C / Type-A を交換可能
サイズ 短い Type-A 使用時は約 7 mm 長い
PS Link ボタン 本体全体を押し込む 背面に独立したボタン
ステータスランプ 背面・白色 側面・青色

1.USB Type-C と Type-A を切り替えられる

付属の USB アダプターは USB Type-A 固定です。

新型は、同梱されている交換用端子を付け替えることで、USB Type-C と Type-A の両方に対応します。

交換用端子は引き抜いて付け替えます。本体側の端子周辺はゴムのような素材で保護されており、取り外すにはかなり力が必要でした。

そのぶん装着後はしっかり固定されます。PS5 からアダプターを抜いた際に、本体と交換用端子だけが分離してしまうような不安定さはありませんでした。

2.Type-A 使用時は約 7 mm 長い

新型を USB Type-A にした状態では、付属アダプターより約 7 mm 長くなります。

そのため、PS5 に接続した際の飛び出しも、付属アダプターより少し大きくなります。

3.PS Link ボタンが分かりやすくなった

付属アダプターは、本体全体がボタンになっています。押すとアダプター本体が前後に動く仕組みですが、見た目からはボタンだと分かりにくいデザインでした。

新型は背面部分だけがボタンになっており、どこを押せばいいのか直感的に分かりやすくなっています。

4.ステータスランプが見やすくなった

付属アダプターのステータスランプは背面にあり、色は白です。明るい部屋では、点灯しているのか確認しにくいことがありました。

新型はランプが側面に移動し、色も青になっています。接続状態を以前より確認しやすくなりました。

なお、実際に比較した限りでは、音質や遅延といった通信品質そのものに明確な違いは感じられませんでした。

新型は通信性能を向上させたモデルというより、接続端子やボタン、ステータスランプなど、使い勝手を改善したモデルと考えるのが分かりやすいです。

PS5 と PULSE Explore を接続する方法

まず、USB アダプター本体に接続先の機器に合った端子を取り付けます。

PS5 の電源を入れ、PS Link USB アダプターを接続する

両方のイヤホンを充電ケースに入れ、ケースの PS Link ボタンを約 8 秒間長押しする

ランプが青色に点滅したら、USB アダプターの PS Link ボタンを短く押す

ケースとアダプターのランプが青色に点灯すれば接続完了

新型は USB Type-C に対応したことで、PS5 前面の USB Type-C 端子にも直接接続できます。

PS5 背面ではなく前面に設置できるため、周囲の障害物や電波干渉を避け、PS Link の接続状態を安定させやすくなるのもメリットです。

USB アダプターを 2 台使って接続先を切り替える

新型を PS5 に接続した状態で、PULSE Explore に付属していた USB アダプターを PC など別の機器に接続することもできます。

PC に接続する場合は、PC に付属アダプターを差したあと、PULSE Explore 本体の PS Link ボタンを約 2 秒間押します。続けて PC 側の USB アダプターの背面ボタンを短く押すと、PC に接続されます。

これで、PS5 と PC のそれぞれに USB アダプターを用意できます。

充電ケースからイヤホンを取り出した際は、最後に接続した機器へ自動的に接続されます。

別の機器へ切り替える場合は、次の 2 ステップです。

  1. PULSE Explore 本体の PS Link ボタンを約 2 秒間押す
  2. 切り替えたい側の USB アダプターのボタンを短く押す

実際に計測したところ、USB アダプター側のボタンを押してから約 3 秒で切り替わりました。

USB アダプターが 2 台あれば、機器を変更するたびにアダプターを抜き差しする必要がなくなります。複数の機器で PULSE Explore や PULSE Elite を使う人にとっては、大きなメリットです。

PS5 以外でも使える?

ここからは、PS5 や PC 以外の機器でも PS Link USB アダプターを利用できるのか確認していきます。

Switch 2 の携帯モード

まず、Switch 2 の底面にある USB Type-C 端子へ直接接続しました。

問題なく認識され、PULSE Explore から音声が聞こえました。

音声が出力されない場合は、Switch 2 のオーディオ出力先を「PlayStation Link Adapter」に変更してみてください。

Switch 2 の「ヘッドホンのサラウンド」も確認しました。出力テストでは、前後左右から正常に音が聞こえています。

音量については、Switch 2 側だけでなく、PULSE Explore 本体の音量調整ボタンも利用できました。

Switch 2 上部の USB Type-C 端子でも問題なく使用できます。

以前、PULSE Explore を Bluetooth で Switch 2 に接続した際は、特に音声の遅延が目立ちました。

スプラトゥーン 3 のようなシューティングゲームでは、操作と音のズレが大きく、実用的とは感じられませんでした。

PS Link で接続すると、遅延はほぼ気にならなくなり、音質もクリアになりました。Switch 2 でのワイヤレス接続品質は大きく改善されます。

PULSE Explore に搭載されているマイクも認識され、問題なく使用できました。

Switch 2 の TV モードでも使用可能

TV モードでは、新型アダプターを USB Type-A にして Switch 2 ドックの USB 端子へ接続しました。

音声、マイクともに問題なく使用できています。

USB Type-C に切り替え、Switch 2 本体上面の USB 端子へ接続した場合も、音声を正常に出力できました。

Switch 2 をスリープした場合の注意

ドックにアダプターを接続した状態で Switch 2 をスリープにすると、アダプターへの給電は続きます。

その状態で PULSE Explore を再起動すると、Switch 2 側のアダプターへ再接続されることがあります。

別の機器へ切り替えたい場合は、PULSE Explore の PS Link ボタンを約 2 秒押したあと、切り替えたい側の USB アダプターのボタンを短く押してください。Switch 2 を完全に電源 OFF にする必要はありません。

USB ケーブルを使った延長も可能

Switch 2 本体へ直接接続した場合、USB アダプターが本体から大きく突き出します。

この状態でアダプターに強い力が加わると、USB 端子へ負荷がかかる点は気になりました。

こうした場合は、USB ケーブルを使ってアダプターを延長できます。PS5 に付属していた USB ケーブルでも正常に動作しました。

PlayStation の公式ヘルプでも、USB ケーブルなどを利用してアダプターを障害物や電波干渉から離す方法が案内されています。

端子への負荷が気になる場合や、通信が不安定な場合にも有効です。

旧 Switch でも使用できた

旧 Switch でも確認しました。

本体底面の USB Type-C 端子へ接続すると、問題なく認識され、音声も聞こえました。

Switch 2 のようにオーディオ出力先を手動で変更することはできませんが、接続すると自動的に PS Link 側へ音声が切り替わります。

TV モードでも確認したところ、こちらも問題なく音声を出力できました。

USB Type-C 端子の iPhone でも使える

USB Type-C 端子を搭載した iPhone にも直接接続できます。

ただし、厚みのあるケースを装着していると、USB アダプターを奥まで差し込めないことがあります。その場合は、接続時にケースを外す必要があります。

アダプターを接続して PS Link の接続先を切り替えると、正常に音声が聞こえました。

USB Type-C 端子の iPhone や iPad に直接接続できるため、PS5 のリモートプレイやスマホゲームでも、遅延の少ない PS Link 接続を利用できます。

ただし、今回確認した環境では iPhone 側から音量を調整できませんでした。音量は PULSE Explore 本体で調整します。

Switch 2・旧 Switch・iPhone は公式対応機器ではない

今回確認した範囲では、Switch 2、旧 Switch、iPhone でも大きな問題なく使用できました。

ただし、これらは PS Link USB アダプターの公式対応機器として案内されているわけではありません。

今回と同じ動作が今後も保証されているわけではない点には注意してください。

PlayStation 純正モニターでも使える?

PlayStation 純正モニターでも確認しました。

PS Link USB アダプターを PS5 側へ直接接続しても動作しますが、今回はモニター側の USB 端子へ接続しています。

この場合は、あらかじめ PS5 とモニターを USB-B ケーブルで接続しておく必要があります。

USB Type-A で接続したところ、問題なく使用できました。

新型はステータスランプが背面ではなく側面にあるため、モニターへ接続した状態でも接続状態を確認しやすくなっています。

USB Type-C でも問題なく動作しました。

ただし、私の環境では、モニターから約 1.2 m 離れると接続が不安定になり、切れることがありました。

この場合は、PS Link USB アダプターを PS5 前面の USB 端子へ接続し直すことで改善しました。

こうした注意点はありますが、USB Type-C に対応したことで、付属アダプターよりさまざまな機器へ接続しやすくなっています。

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新型 PS Link USB アダプターは追加購入するべき?

向いている人

実際に使った結果、新型を追加購入するメリットが大きいのは、次のような人です。

  • PS5 や PC など、複数のデバイスを頻繁に切り替える人
  • Switch 2 や iPhone など、USB Type-C 端子の機器で PS Link を使いたい人
  • PS5 前面の USB Type-C 端子を利用したい人
  • USB ケーブルで延長して、アダプターの位置を調整したい人

特に、複数の機器で PS Link を使っている場合は、2 台目のアダプターがあることで、付属アダプターを毎回抜き差しする手間を省けます。

必要性が低い人

逆に、PULSE Explore や PULSE Elite を PS5 だけで使っている人には、新型を追加購入する必要性は低いです。

また、Switch 2 や iPhone は Bluetooth でも接続できます。PS Link による低遅延・高音質な接続にこだわらないのであれば、3,480 円を追加で支払うメリットは小さくなります。

実際に使った感想

実際に使ってみると、2 台目の USB アダプターがあることの利便性は思っていた以上でした。

特に、PS5 と別の機器を行き来する際にアダプターを抜き差ししなくて済むのは便利です。

また、携帯モードの Switch 2 でも PS Link を利用できるようになった点は、個人的に嬉しいポイントでした。

一方で、価格は 3,480 円です。すでに付属アダプターを 1 つ持っていることを考えると、誰にでも必要な製品ではありません。

複数のデバイスを頻繁に切り替える人や、USB Type-C 機器でも PS Link を活用したい人にとっては、追加購入する価値のあるアダプターだと思います。

-PS5