2歳から遊べるボードゲームとして有名なのが、HABA(ハバ)の「マイファーストゲーム・果樹園」。
カラスに横取りされないように、全員で協力して、果樹園にある色とりどりのフルーツを狩り尽くすボードゲームです。
今回は、このボードゲームを遊んだことのない方に向けて、「マイファーストゲーム・果樹園」の遊び方・ルールのほか、実際に2歳児に遊ばせみてのレビューをご紹介します。
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「マイファーストゲーム・果樹園」とは
商品名 | マイファーストゲーム・果樹園 (Meine ersten Spiele - Erster Obstgarten) |
対象年齢 | 2~6歳 |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 10分 |
難易度 | ★☆☆ |
ブランド | HABA(ハバ) |
「マイファーストゲーム・果樹園(原題:Meine ersten Spiele - Erster Obstgarten)」は、ドイツ・ハバ社の定番幼児ゲーム「果樹園ゲーム」の低年齢版。
カラスに横取りされないように、全員で協力して、果樹園にある4色のフルーツを狩り尽くす協力型ボードゲームです。
対象年齢は2歳~6歳ごろまで。ルールはとっても簡単で、参加者同士の勝ち負けもないので幼児でも楽しく遊べます。
「果樹園ゲーム」との違い
「マイファーストゲーム・果樹園」と似ているボードゲームがもう1つあります。「果樹園ゲーム」というボードゲームで、これは3歳児以上が対象となっています。
主な違いは次の通り。
- 全員で摘み取らねばならない果実の総数
- カラスが果樹園まで到達するマス目の数
- 木製の果実の大きさ
「マイファーストゲーム・果樹園」は2歳児以上が対象となっているため、誤飲を防ぐ目的で木製の果実がかなり大きく、握りやすくつくられています。
果実の総数やカラスのマス目の数も少なく、短時間で終わるように工夫されています。そのため、低年齢でもさいごまで集中して遊べます。
「マイファーストゲーム・果樹園」のセット内容
- カラス:1匹
- バスケット:1個
- 果物:16個(赤リンゴ・緑リンゴ・洋ナシ・プラム各4個)
- 小道カード:5枚
- 果樹カード:4枚
- サイコロ:1個
日本語版は、日本語の説明もきちんと付属されます。
日本語でルール説明の記載があります。輸入版は日本語対応していないので注意。
「マイファーストゲーム・果樹園」で遊ぶ準備
4枚の果樹カードをテーブルに広げて、同じ色の果物を4つまとめてその上に置きます。
次に小道カード5枚を果樹カードの近くに一列に並べ、最初の小道カードの前にカラスを置きます。
バスケットとサイコロを用意したら、ゲームをはじめましょう。
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「マイファーストゲーム・果樹園」の遊び方
時計回りで順番を進めます。
一番最近リンゴを食べた人、もしくは最年少のプレイヤーからはじめます。自分の番になったらサイコロを振ります。
サイコロで「赤」「青」「黄」「緑」が出たら、出た色と同じ色の果物を果樹園から1つ取り、バスケットに入れます。
もし同じ色の果物が果樹園にない場合は、何も取ることができません。
サイコロでバスケットが出たら、好きな色の果物を1つ選んで、バスケットに入れます。
サイコロでカラスが出たら、カラスが果樹園に近づきます。カラスを小道カード1枚分だけ果樹園に向けて進みます。
サイコロを振ったら、次のプレイヤーにサイコロを渡しましょう。
ゲームは、
- 勝ち:カラスが果樹園にたどり着く前に、すべての果物を収穫
- 負け:すべての果物を収穫する前に、カラスが果樹園にたどり着く
のいずれかで終了です。
「マイファーストゲーム・果樹園」のレビュー
「マイファーストゲーム・果樹園」を2歳4か月の息子と遊んでみました。
このボードゲームはとにかくルールが簡単。
購入前は「2歳児でもホントに遊べるの?」とやや疑っていましたが、数字や文字を知らなくても遊べるので、2歳児でも数回 遊べば、なんとなくルールを覚えてくれます。
子どもの手でもしっかりとつかめる、ゴロッとした大きな果物も魅力的。
木製でできているので、安っぽくありません。子どものおもちゃにはプラスチックが多いですが、木製ということで好感が持てます。
今ではすごく気に入ってくれて、遊び終わったあとも「もっかい(もう1回 遊ぼう!)」とねだってきます。
どんな子どもにおすすめ?
「マイファーストゲーム・果樹園」で遊ぶことによって、
- 順番を守る
- サイコロを振る
- 色の認識
- 色と果物の対応関係を覚える
といった力が楽しく身につきます。
遊ぶときは、「○○(子どもの名前)の順番ね」と言いながらサイコロを渡すと、「ゲームで遊ぶときは順番が回ってくる」といった基本的なルールが理解できるようになります。
ルールが簡単で安全に配慮されて作られているので、はじめてボードゲームに触れる2歳児におすすめです。
まとめ
「マイファーストゲーム・果樹園」は、その名の通り、幼児のはじめてのボードゲームに最適です。
順番にサイコロを振って、サイコロが示した色や形を認識し、対応するコマを選ぶことで、さまざまな力が身につきます。
ウチの2歳の息子も楽しく遊び、このボードゲームのおかげで色を覚えることができました。知育系の幼児向けボードゲームを探している方は、ぜひ一緒に遊んであげてくださいね。
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