協力プレイのレビュー
※PSストアから無料DL可能ですが、ネット環境・アカウント必須
「いただきストリート DQ&FF 30周年」ってどんなゲーム?
発売日 | 2017年10月19日(木) |
価格 | PS4 パッケージ版 7,800円 PS4 ダウンロード版 8,424円 PS Vita パッケージ版 5,980円 PS Vita ダウンロード版 6,458円 |
プレイ人数 | 1〜4人(オフライン時) |
ゲーム概要
「いただきストリート」は、ゲームボード上を周回しながら物件や株を購入し、総資産を競うボード(スゴロク)ゲームです。

2017年で30周年を迎える本作では、2大RPG「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」の夢のコラボ作品に。豪華声優陣も特徴の1つ。
協力プレイ(2人プレイ)の特徴
いたストは、オフラインでも最大4人までの協力(対戦)プレイが可能です。コントローラが1つあれば、2人以上の対戦ができます。
ゲームのルール
ゲームのルールはシンプルです。
- サイコロを振る
- ボードのマスを進む
- マス上の店を買う
- 他のプレイヤーがそのお店に止まったらお金をもらう
この繰り返しです。

簡単ですが、これに「株」が絡むのでかなり頭を使うゲームです。以前は株の「あり」「なし」が選べましたが、本作から設定ができなくなりました。
オフライン協力プレイの評価
良かった点
- アニメーションがきれい
- キャラがカワイイ
- 懐かしさが味わえる
- フルボイスがすごい
- 安定したゲーム性
- ハイライト機能が面白い
過去作からの大きな仕様変更がないため、今まで「いたスト」をプレイしたことがある人なら、違和感なく楽しめます。未プレイの方は、新鮮味のあるゲームだと思います。
今作での大きな特徴である「ドラクエ」と「FF」のコラボですが、どちらも未プレイであっても置いてけぼりにされません。プレイしたことがある人なら、「懐かしい」と思える演出になっています。

悪かった点
- 前作とマップがかぶってる
- はじめに遊べるマップが少ない
- 操作キャラがしゃべらない
- キャラが少ない
- 「帳尻合わせ感」が強い
マップが同じ
協力プレイでマップを見た瞬間の感想は、「え?これって前作と同じマップじゃん!」です。
新しいマップももちろんたくさん用意されているものの、ちょっと新鮮味に欠けました。30周年記念作品なので過去作を意識したのは分かりますが、もうちょっと工夫してほしかった。
はじめに遊べるマップが少ない
初期状態では、協力プレイで遊べるマップがかなり少ないです。
マップを増やすには、「ストーリー(1人プレイ専用)を進める」か「PSストアから無料ダウンロードする」必要があります。この仕様はかなりストレスでした。
自分のキャラがしゃべらない
プレイヤーは好きなキャラクターを選べますが、そのキャラクターが一切、しゃべりません。対戦相手(コンピューター)はしゃべってくれますが、これでは「フルボイス」の意味がないような気がします。キャラも超少ないので飽きました。
「帳尻合わせ感」が強い
ステージの後半になると、弱いプレイヤーに「良い出目」や「チャンスカード」が出現するのが目立ち、強いプレイヤーには「悪い出目」が目立ちます。
どうしても「ダイスの目を操作しているのでは?」と疑いたくなるような場面が何度もあり、ストレスでした。


まとめ:いたスト30thの評価
豪華声優陣によるフルボイスはすごいけど、だんだん聞かなくなる(飛ばす)ようになるため、不要な仕様でした。また、フルボイスは要らないので、マップや遊べるキャラを増やしてほしかったです。
全体的な完成度は高かったように思います。