スリーコインズから、Nintendo Switch 用のミニワイヤレスコントローラーが発売されました。デザインは、2023年に発売されたコントローラーに似ていますが、サイズは一回り小さくなっています。
この記事では、ミニワイヤレスコントローラーの機能や接続方法、使った感想を詳しく紹介しています。「子どもや手の小さい人でも握りやすいコントローラーを探している」という人は、ぜひご参考にしてください。
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スリコのSwitch用 透明コントローラーの使い心地をレビュー
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ミニワイヤレスコントローラーの特徴
まずは、スリコのミニワイヤレスコントローラーの機能や価格などをご紹介します。
価格・カラー
今回紹介するのはコチラ。スリーコインズが販売している、Nintendo Switch 対応のワイヤレスコントローラーです。
価格は税込3300円。2023年に販売されたワイヤレスコントローラーは2750円なので、それよりも少し高くなっています。
ちなみに、スリコはスケルトンカラーのコントローラーも販売しています。こちらは3300円なので、ミニワイヤレスコントローラーと同じ値段。別の記事で紹介しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
ミニワイヤレスコントローラーのカラーは、「アイボリー」「ブルー」「グリーン」「ピンク」の4色。店頭に展示があるかと思うので、実際の色味を確認してみてください。
同梱品・機能
同梱品は、「コントローラー本体」「USBケーブル」「取扱説明書 兼 保証書」の 3 点。
コントローラーのサイズは、縦8.5cm × 横13cm × 厚み5cm。詳しいサイズ感はあとでお伝えします。
重さは139g。ワイヤレスコントローラーが210g前後だったので、それよりも遥かに軽くなっています。
連続動作時間は、ワイヤレスコントローラーと同じく8時間から12時間。小型化されてもバッテリー持ちは変わらないので、安心して遊べますね。
コントローラーには Bluetooth が搭載されています。Switch と無線で接続できます。付属のUSBケーブルをつかえば、有線接続で操作することもできます。
他のコントローラーと同様に、ジャイロセンサーとターボ連射機能も搭載しています。
ジャイロセンサーとは、コントローラー本体を傾けたときの角度や速度を、センサーで検知する機能のこと。コントローラーを傾けることでゲーム内の視点や照準を操作できます。
ターボ連射機能とは、特定のボタンを一度 押しただけで自動で連打してくれる機能のこと。ターボボタンを1 回押せば手動で連射、2 回押せば自動で連射、3 回押すと機能オフとなります。
付属のUSBケーブルは、コントローラーに挿す方が TypeC、電源に接続する方がTypeAとなっています。このケーブルをSwitchドックのUSBポートに挿してコントローラーとつなげることで充電ができます。長さは1mあります。
説明書には、各ボタンの名称、接続方法、機能説明があります。保証は購入日より6ヵ月間。初期不良などの交換・返金時に必要となるので、レシートと一緒に保管しておきましょう。
ミニワイヤレスコントローラーのサイズ
コントローラーのサイズは、縦8.5cm × 横13cm × 厚み5cm。
Joy-Conと比べるとこんな感じ。
プロコンだとこのくらい違います。
スリコのクリアコントローラーと比べるとこんな感じ。
サイズ感で言えば、スリコのグリップホルダーにJoy-Conをセットしたときと同じくらいです。
成人男性が握ると、かなり小さく感じるかもしれません。私の場合だと、小さすぎて操作しにくかったです。
5歳の息子に握ってもらいました。手の収まりがちょうど良く見えますね。本人も「握りやすい」と言っていました。
妻にも持たせてみました。「ちょっと小さいかな」と違和感があったようですが、慣れれば操作しやすいと言っていました。店頭に展示があると思うので、購入前に握り心地をチェックしてみてください。
「ワイヤレスコントローラー」との違いは?
ミニワイヤレスコントローラーの基本性能は、「ワイヤレスゲームコントローラー」「クリアゲームコントローラー」と同じです。どちらも、無線接続と有線接続の両方に対応していますし、ジャイロセンサーとターボ連射機能を搭載しています。バッテリーの持続時間も同じです。
サイズ感
大きな違いはサイズ感です。ワイヤレスゲームコントローラーは、縦11cm×横16cm×厚み7cm。ミニワイヤレスコントローラーは、縦8.5cm × 横13cm × 厚み5cm。一回り小さくなっています。
ボタン配置
ボタン配置も違います。ワイヤレスゲームコントローラーは、「十字キーが上」で「左スティックが下」になっています。ミニワイヤレスコントローラーは Joy-Conやプロコンと同じ配置なので、持ち替えたときに違和感がありません。
価格
価格は、ワイヤレスゲームコントローラーが2750円。クリアゲームコントローラーとミニワイヤレスコントローラーが3300円。ワイヤレスゲームコントローラーの方が550円 安いです。
ミニワイヤレスコントローラーの接続方法
スリコのミニワイヤレスコントローラーをSwitch・iPhoneと接続する手順を解説します。
Switchと接続する
Joy-Con などを使って、Switch 本体のHOME から[コントローラー]>[持ち方 / 順番を変える]の順に操作。
コントローラーの「HOMEボタン」を 3 秒間押します。ランプが点灯し、Bluetooth検索をはじめます。
Switchの画面にコントローラーが表示されたら接続完了。Switch Liteも同じ手順で接続できます。
コントローラーを 1 度 Switch 本体に登録すると、Switch 本体の電源が ON の時、またはスリープ状態のときに「HOMEボタン」を押すことで、自動的に再接続されます。
コントローラーの電源を切りたいときは、ホームボタンを長押しします。
有線接続するときは、Switch 本体の[設定]>[コントローラーとセンサー]>[Proコントローラーの有線通信]の設定を有効にします。
コントローラーとSwitch本体を付属のUSBケーブルでつなげると、有線で操作ができます。
Switch Lite は付属のUSBケーブルでは接続できないので、両端ともTypeCになっているケーブルが必要です。
なお、任天堂は、2025年内に「Nintendo Switch2」を発売予定です。このコントローラーが Switch2 に使えるかは、実機で検証したいと思います。
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iPhoneと接続する
ミニワイヤレスコントローラーはiPhone との接続もできます。
コントローラーの「HOMEボタン」を 3 秒間押します。ランプが点灯し、Bluetooth検索をはじめます。
この状態で、iPhone のホームから「設定」を開き、Bluetooth接続画面を表示。
下の方に「Pro Controller」と表示されるので、タップしてペアリングします。「接続済み」と表示されればペアリングが完了。
接続後、iPhoneに「このアクセサリを使用すると、Wi-Fi および Bluetooth 接続に影響する場合があります」という警告メッセージが表示されます。
実際、この状態で PS5 のリモートプレイをやってみると、いつもより不安定になった感じがしました。
ちなみに、iPhoneでは、コントローラーのボタン割り当てを変更できます。
[設定]>[一般]>[ゲームコントローラ]。
下の方の「プロファイルを追加」。
ここで、バツボタンで決定にするなど、操作しやすいようにボタンを割り当てていきます。
ボタンを入れ替えたら、接続中のコントローラーをタップ。
「ゲームを追加」で、ボタン割り当てを変更したいアプリを選択。
アプリを選択し、「プロファイルを使用」で、先ほど作成したプロファイルを選択します。
iPhoneやiPadでコントローラーのボタンを入れ替えたいときは、この方法を試してみてください。
ミニワイヤレスコントローラーのレビュー
手の小さい子どもにはちょうど良いサイズ感でした。
5歳の息子は、両手ですっぽりと包み込むように握れています。ボタンも押しやすそうです。今まで通常サイズのコントローラーでゲームをしていましたが、今度からはこのコントローラーにしようと思います。
気になったのは、コントローラーに搭載されている振動です。
HD振動のような繊細な揺れ方ではなく、昔のゲーム機のコントローラーにあったような単純な動きで、ゲームをしていると気を散らすほど強いです。振動の強さは「ワイヤレスゲームコントローラー」「クリアゲームコントローラー」から改良されていません。
ちなみに、振動の強さは「ターボボタン(Tボタン)」を押しながら「左スティック」を上下に動かすことで調整することができます。説明書には載っていない隠しコマンドです。
振動の強さは「強」「中」「弱」の3段階で、デフォルトでは「強」に設定されています。強すぎると感じたら「弱」にしてみてください。
私はこの振動が嫌いなのでオフにしています。Switch本体の設定を開き、[コントローラーとセンサー]>[コントローラーの振動]で OFF にできます。
ターボボタンを押しながら左スティックを下に3回 入力するだけでも、振動オフにできます。
ボタン配置は、 Joy-Conやプロコンと同じなので操作しやすいです。ワイヤレスゲームコントローラーは、十字キーと左スティックの位置が逆で違和感があったので、この点が改良されたのは良いと思います。
ボタンを押したときの音は、比較的静かです。クリアゲームコントローラーは、押したときにカチャカチャと音が鳴っていました。
ボタンの感度は良かったのですが、十字キーの反応の悪さは気になりました。強めに押すと「左」と「下」の同時入力と判定されることが多いです。純正のプロコンでも同様の現象が起こりますが、それと同様かそれ以上にひどいです。十字キーで操作するゲームだとストレスかもしれません。十字キー以外は大丈夫です。
まとめ
この記事では、スリーコインズのミニワイヤレスコントローラーをご紹介しました。
小型のコントローラーは、デザインが子供向け過ぎたり、欲しい機能がなかったり、有線接続のみだったりと、何かしら「惜しい」と感じる部分がありました。
スリコのコントローラーは、落ち着いたデザインで、機能も一通りそろっています。無線接続にも対応しています。価格もリーズナブルなので、子どもに安心して持たせられます。
子ども用のコントローラーを探している人にはおすすめです。気になった方はぜひ使ってみてください。
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